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レーダの送信周波数と探知距離の関係は?
現在、学校で地中レーダを用いた研究をしています。 レーダの専門ではありませんので、 ほとんどレーダや電磁波について無知です。 現在、送信周波数1.2GHzと420MHzの2種類のレーダを用いているのですが レーダの送信周波数が低いと探知距離は長くなると言われているらしいの ですが、具体的に周波数と距離の関係(周波数が2倍になると距離は・・・なる) を教えて下さい。 また、分解能は落ちると言われてますが、これも具体的には何の分解能が 落ちるのでしょうか? よろしくお願いします。
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- myeyesonly
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回答No.1
地中レーダでは電波は地面の中を通らなければいけません。個体は成分によって違いますが、ある程度電波を吸収する上に、地中は水分もあり、ある程度電気も通すので電波の損失が多くなります。周波数が高くなる程、この損失が多くなるので、到達距離は短くなります。 ですから、潜水艦などは電波で通信する時は、VLFなどの低い周波数帯を使います。 この周波数と吸収損失の関係は、電波が通過する場所にある物質の種類で吸収する波長が違うので一概にいう事はできません。 何もない空間では、電波は距離の2乗に反比例して減衰しますが、周波数には関係ないです。 また電波はその波長以下のサイズのものでは反射しません。 ですから、1.2GHzでおよそ25cm、420MHzなら、70cm以下の物や構造は見られません。
お礼
myeyesonlyさん。ありがとうございました。 大変参考になりました。 現在私はレーダを木材内部の空洞を検出するために使用しています。今、現在行っている実験の結果50mm×50mm程度の大きさの空洞は検出できています。 また、何かわからないことがあればこの場で質問させていただきます。ありがとうございました。