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トリニダード・トバゴの英語表記にandが入っていて...

トリニダード・トバゴが英語ではTrinidad and Tobagoであることをサッカーのワールドカップで初めて知りました。かつてチェコとスロバキアがひとつの国であったときの英語名はCzechoslovakiaという国がありましたがこの名前にはandは入っていませんでした。 このように日本語では表現されないけれども正式な英語表記ではandがその名前に入っている国名は他にもあるんでしょうか?

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  • azuki24
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回答No.4

 『世界の国一覧表 2006年版』   (外務省編集協力、財団法人世界の動き社、2006年4月15日、500円) この本に掲載されている世界の国と地域の正式名称(英語・日本語)をざっと見た範囲では、「and」が付くのは以下の諸国です。 ------------------------------------------ 【独立国】 ○ Antigua and Barbuda(アンティグア・バーブーダ) ○ Saint Kitts and Navis(セントキッツ・ネービス)  または、Saint Christopher and Nevis(セントクリストファー・ネービス) ○ Saint Vincent and the Grenadines(セントビンセント・グレナディーン諸島) ○ Republic of Trinidad and Tobago(トリニダード・トバゴ共和国) ○ United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(グレートブリテン・北アイルランド連合王国(英国)) ○ Bosnia and Herzegovina(ボスニア・ヘルツェゴビナ) ○ Democratic Republic of Sao Tome and Principe(サントメ・プリンシペ民主共和国) 【その他の地域】 ○ The West Bank and Gaza Strip(西岸・ガザ;パレスチナ自治区) ○ Saint Pierre and Miquelon(サンピエール島・ミクロン島) ------------------------------------------ これらの日本語表記は、外務省「国名表」で規定された、日本国政府としての公式表記ということになっています。 ちなみに、英国の日本語表記は、同書2002年度版までは、   「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国(英国)」 でした。 2003年度版から、前記表記に変わっています。 しかし、外務省公式サイトの「各国・地域情勢」のページでは、 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/uk/index.html   「英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)」 となっていて、それぞれ微妙に違っています。 同じく、下記も相違があります。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/svg/index.html   「セントビンセントおよびグレナディーン諸島」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ つなぎ符号の「・」「=」に関して。 昭和21年3月に文部省が作成した『外国の地名・人名の書き方』で、公用文や教科書での表記法の統一案を作成しています。検定教科書の地図帳に使用する外国の国名や地名の表記は、これに基づいています。 最新版は下記。   『新 地名表記の手引』    (財団法人研究センター編著、(株)ぎょうせい、平成6年4月10日) この中に、つなぎ符号の使い方に関して以下のような説明があります。 ------------------------------------------  2語以上で成り立つ地名を表わすときは一続きに書くこととし、つなぎ符号を入れたり、語間を開けたりしない。ただし、一語として著しく長くて、一気に呼びにくいとき、又は原語に and があって、同類の語を並べる複合名であることを強調しようとするときは、短いつなぎ符号として「=」を用いる。  (注意) つなぎ符号として「・」(なかてん)は用いない。なかてんは、「横浜・神戸」のように、同じ種類の言葉を幾つか並べる場合に用いられており、これらと紛らわしい場合があるためである。 ------------------------------------------ このように、教科書では「=」を使うことになっているようですが、新聞や一般世間では概ね「・」が使われています。 いずれにしても、“and”を「・」「=」で表記している場合もありますが、「・」「=」がすべて“and”であるとは限らないということです。

fwkk8769
質問者

お礼

詳しい情報を根拠まで示して頂きまして、ありがとうございます。 特に「原語に and があって、同類の語を並べる複合名であることを強調しようとするときは、短いつなぎ符号として「=」を用いる」という部分はまさに私の「補足」の疑問に対するご回答です。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • azuki24
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回答No.5

No.4の回答者です。誤記訂正します。   『新 地名表記の手引』 ×  (財団法人研究センター編著、(株)ぎょうせい、平成6年4月10日)          ↓ ○  (財団法人教科書研究センター編著、(株)ぎょうせい、平成6年4月10日) ついでに旧版は下記。   『地名表記の手引』    (財団法人教科書研究センター編著、(株)ぎょうせい、昭和53年11月30日) 『地名表記の手引』が改版されたのは、平成3年内閣告示第二号『外来語の表記』を反映したものです。

  • john_john
  • ベストアンサー率30% (75/245)
回答No.3

こんばんは。No.1です。 書物によっては、ハイフン(-)で繋いでいるもの、 或いは全く繋ぎを入れずに、 カタカナを並べて書いてあるものもありますね。 あと、andを付ける理由は「島」ではないでしょうか。 私が以前挙げた国々は皆島国です。 イギリスの場合も、and以下のNorthern Irelandは ブリテン島とは違う島です。 トリニダード・トバゴも、トリニダード、トバゴ両島 及び付属の小島から成りますよね。

fwkk8769
質問者

お礼

英語のandのところを 1.イコール記号(=)で表記するだけでなく、 2.「ハイフン(-)で繋いでいるもの」、或いは 3.「全く繋ぎを入れずに、カタカナを並べて書いてあるもの」 もあるというわけですね。 ご回答ありがとうございました。

  • kaduno
  • ベストアンサー率21% (130/592)
回答No.2

List of country name etymologies として国名が出ているサイトです。 http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_country_name_etymologies

fwkk8769
質問者

お礼

楽しいサイトを紹介していたっだき、ありがとうございます。 トバゴはタバコだったんですね。勉強になります。

  • john_john
  • ベストアンサー率30% (75/245)
回答No.1

おはようございます。 United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland なんかが代表的だと思います。 England、 Scotland、 Wales、 Northern Ireland から成りますもんね。 英語で書くと長ったらしいけど、 要するにイギリスの正式名称ですよね。 他にもSao Tome and Principe(サントメプリンシペ) という国もあります。 こちらは、西アフリカ大西洋上の二島からなる国。 トリニダード・トバゴ付近の国でいくと、 St.Christopher and Nevis(セントクリストファーネヴィス)、 St.Vincent and the Grenadines(セントヴィンセント・グレナディン)、 Antigua and Barbuda(アンティグア・バーブーダ) なんかがあります。 それぞれ複数の島からなる国です。

fwkk8769
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 随分あるんですね。

fwkk8769
質問者

補足

関連して、andの部分を日本語としてどう表記するかについてお尋ねします。 今、たまたま手近の高校生が持つ地図帳を見てみましたら、 トリニダード=トバゴ、セントクリストファー=ネーヴィス、セントヴィンセント=グレナディーン諸島、アンティグア=バーブーダ というふうに英語のandのところをイコール記号(=)で表記してありました。これは日本語の国名の表記としては慣行として確立しているのでしょうか? 手元には地図帳が他にないのですがふと疑問に思いました。

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