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酸無水物を使ったFriedel-Craftsアシル化について

Friedel-Crafts反応のアシル化について質問させて下さい。 教科書にも出てくる塩化アルミニウムを使った酸塩化物での反応機構は理解できるのですが、酸触媒を使った酸無水物でのアシル化の反応機構が分かりません。 例えば、過塩素酸を触媒とした反応でベンゼンを無水酢酸でアシル化した場合、アセトフェノンが出来ると思いますが、これらの反応機構はどのように進むのか また、副生成物等の有無や化学等量の関係など、もしご存知の方がいらっしゃいましたらご教授願います。 詳しく解説されているサイト等もございましたら是非教えていただければと思います。 どうぞ宜しくお願い致します。

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noname#62864
noname#62864
回答No.1

いずれにしても、アシルカチオンが生じることにかわりはありません。 無水酢酸とH+が反応することによって、酢酸とアセチルカチオンが生じます。 そこから先は、通常のFriedel-Crafts反応と同じです。 通常のFriedel-Crafts反応では、HClが生じますが、酸無水物を使うとその代わりにカルボン酸が生じます。

ichi23
質問者

お礼

ありがとうございます。 よくわかりました。

その他の回答 (1)

  • smpm
  • ベストアンサー率33% (2/6)
回答No.2

No1さんが回答されているのでほとんど蛇足ですが・・。 塩化アルミニウムを用いた時の反応機構を理解されているのなら話は簡単です。 塩化アルミニウムもプロトンもどちらもルイスの定義による酸ですから電子対を受け取ることができます。だから、反応機構で塩化アルミニウムが電子対を受け取ったところを、プロトンに置き換えてみればいいだけです。 特定の反応について詳しく知りたい時は、マーチの有機化学をご覧になってはいかがでしょうか。リファレンスも充実していますし、最近では日本語訳も出版されています。

ichi23
質問者

お礼

ありがとうございます。 反応自体は塩化アルミニウムを使ったアシル化と変わらないんですね。 マーチもじかんがあれば読んでみたいと思います。

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