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達磨の縄鉢巻

  正岡子規の『病床六尺』の最後の記事に、芳菲山人からの見舞状が紹介されてゐて、そこに「達磨儀も盆頃より引籠り縄鉢巻にて筧の瀧に荒行中」とありますが、「達磨の縄鉢巻」は、何を意味するのかわかりません。達磨大師は縄で鉢巻をして、荒行をしたのでせうか。縄鉢巻の達磨をどこかで見たやうな氣もするのですが、鉢巻をしない達磨と、何か意味の違ひがあるのでせうか。なほ、芳菲山人は達磨の蒐集家でしたので、「自分が瀧に打たれて行をしてゐる」といふのかと思ひますが。

みんなの回答

回答No.1

「儀」の字を見落としていませんか? 意味は質問文の最後に書かれた解釈でいいと思いますが。

musokunin
質問者

補足

  ご指摘ありがたうございます。「達磨儀」は、「私儀」と同じで、「自分は」と言つてゐます。普通、鉢巻は手拭ひなどでしますが、縄で鉢巻をすることの、意味が判りません。達磨大師の修行姿なのかどうか、縄で鉢巻をした達磨の圖、あるいは像があるのか、など、疑問です。

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