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退職金と社宅の譲渡について
- 従業員30人ほどの建設業の会社で退職金制度として特定退職金共済と建設業退職金共済に加入している場合、35年勤続で退職金は約1千万円になる見込みです。
- 退職時に退職金として社宅を譲渡する際、価格は1千万円を上回ります。他の従業員との格差を防ぐため、差額分は退職までに何らかの名目で回収する必要があります。
- ローンで購入した社宅の金利も考慮して差額を計算する必要があります。しかし、これらの取り組みが適切かどうかや計算方法について悩んでいます。アドバイスやヒントがあれば教えてください。
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ご質問の場合は、退職金を従業員に支払い、従業員はそのお金でその不動産を会社から購入するという形をとってください。税法上それが一番よいし、処理も実にシンプルでわかりやすいです。 さて、問題のその不動産の売却ですが、その不動産の価値が1000万を超える分については従業員に別途支払を求めるということですね。 一つわからないのがローンで購入したときの金利という部分です。これは退職までに支払ってもらうのであればかかるはずもないものです。 なぜならば退職時までに差額分を従業員に用意してもらい、退職時に退職金とあわせて購入するだけなのですから。退職金にしても退職までに用意する差額分にしても、購入時点では従業員が借入なしで所得できる資金であり法的に従業員のものなのですから。 さて、あとは不動産の価値ですが、これは不動産業者に見積もってもらうなどしないと正確なところはわかりません。第三者による見積もりの方が従業員も納得できるでしょう。 気をつける点としては、売却する方は瑕疵担保責任などを負うことになるので、不動産業者を仲介に入れた方がコストはかかりますが安全ではあります。 あと従業員から貰う差額分についてはかってに給与天引きなどは出来ませんので(労働基準法違反)、従業員に何らかの方法で積立ててもらうなどして下さい。 一つ気になるのは退職金が一時金として受け取ることができず年金として受け取るというのでしたら、ご質問にあるローンの話が出てきますね。 もしそういう形態であれば、退職年金を担保とする(質権設定)などして、貸付という形をとるとよいでしょう。 この時の金利については自由に決めてかまいません。ただ最低でも1%以上とした方がよいでしょう。(従業員は住宅ローン控除が受けられるので)この部分の詳細は税務署に相談下さい。 この話は物件の売買と直接関係しているわけではありませんので、物件価格の評価のときにこれが関係するわけではありません。
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- walkingdic
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>双方が納得する結論が出せるのか? だいたいの状況はわかりました。。。。。 でもそれまずいですよ。 退職金代わりに譲渡という話がいつ出た話なのかわかりませんけど、そのいきさつによっては、ローン金利分は論外としても、標準退職金との差額請求すら出来ない可能性がありますよ。(相手が訴訟してきた場合) 初めのご質問と少しずれますけど、注意点のアドバイスということなので、あえていいますが、たとえば就職する、あるいは相手が転職や賃金増額の要求などをしたときに、家を譲渡という話を持ち出したとすれば、その時に退職金金額を超える分は自己負担と約束していなければ、初めの約束と違うと言うことで、差額請求にしても納得せず、訴訟を起こされると負ける可能性がかなりありますよ。 内情をよく知らないのでなんともいえませんけど、気をつけた方がよいですよ。
お礼
度々ありがとうございます。 やはり常識的に考えて、まずいですよね…。おそらく引き抜きの条件を提示する時に、「定年まで勤めたら退職金がわりにやる」ぐらいの話をしてると思います。 (社長の普段の言動から察するに) こじれて訴訟になると不利というアドバイスも踏まえて、社長と話します。ローン金利分は論外で、話し合い次第で差額分を社宅料or積立金等で回収できるかもぐらいの方向で…。 漠然とおかしいと思いつつ、具体的に社長に何と意見したものかと思ってました。アドバイスを頂いて、社長と少しはまともな話し合いが出来そうです。 いろいろご意見ありがとうございました。
- walkingdic
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>社長曰く、会社が一括払いで購入しているが、本人が購入していたらローンになっているわけで、金利分も得しているとのこと。 それは意味不明な論理です。。。だって退職時に退職金と+αして全額一括で支払売買実行するのだからローンでの購入にはなっていませんからね。なにか勘違いされているのだろと思います。 あるいはふと思いついたのですが、会社が住宅を購入し従業員に社宅として提供し、従業員が退職時に時価にてその社宅を買い取れるような制度を作ろうという話でしょうか? であれば、話は簡単で、社宅料を取ってください。その社宅料にその金利が含まれるべきものですから。 ただこの場合には厳密には、会社は売却までの期間の減価償却や維持費、固定資産税もかかるので、あとは福利厚生としてどこまでそれを減額するかという話に過ぎません。
補足
こんな話につきあって頂いてありがとうございます。 >それは意味不明な論理です。。。 ごもっともです。社長と話していても、疑問に思うことが多いのです。おかしいと思うところを、私が論理的に説明して、社長を納得させられればいいのですが。 >退職時に時価にてその社宅を買い取れるような制度を作ろうという話でしょうか? 制度を作ろうというほどではないのです。 そもそも1人の技術者(他県出身)を大手ゼネコンから引き抜き、住居を与えているのです。今まで8年も無償で提供してきたが、今考えると惜しくなったというか、他の社員と不公平だと思い始めた。退職後は退職金がわりに譲渡する話になっているが、1千万円を超える部分は今から回収したいというのです。 随分いい加減な話なんです。すべてが口約束ですし、就業規則の社宅の規定とは全然違いますし。 とりあえず不動産価値は担当者に計算してもらって、私が会社の経費を計算して金額を算出します。 でも、双方が納得する結論が出せるのか?と頭を悩ませています。
補足
ご回答ありがとうございます。 >一つわからないのがローンで購入したときの金利という部分です。 社長曰く、会社が一括払いで購入しているが、本人が購入していたらローンになっているわけで、金利分も得しているとのこと。それは加味出来ないだろうと思うんですよね・・・。 やはり差額分は天引きは出来ませんよね。積立ですね。なるほど。 退職金は全て一括で受け取れますので、その積立金と退職金で購入してもらうと。 問題はその積立額ですね。言い忘れましたが、会社は副業で不動産売買もしてますので、その担当(宅建主任)に相談してみます。