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未納法人税等

実質一人で会社(株式会社)経営をしていた父が急死しました。 後を引き継ぐことは出来ず、会社の清算を考えています。 しかしながら、契約したばかりのリース物件、約500万程未納の法人税、消費税等がありました。 個人名義での借入れ金もあり、これらの支払いは困難です。 どのような手段、方法が考えられるのか教えて頂けませんでしょうか。 例えば、休眠会社にすることで、上記の支払いは回避できますか? よろしくお願いいたします。

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  • o24hit
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回答No.1

 こんにちは。お困りの事と思います。  個人の負債と、法人の負債の二つに分けて書いていきます。 ○個人の負債 ・個人の負債については、親子であっても、連帯保証人にでもなっていなければ返済の義務はありません。 ・ただし、相続をされるのでしたら、その負債も負の財産として誰かが相続することになりますから、そういう意味では、誰かが支払う義務を負うことになります。  勿論全員が相続放棄すれば、支払義務はなくなりますが。 ○法人の負債 ・休眠、法律で言いますと「休業」している法人は、休業中の期間は法人税や法人市民税は課税されませんが、それ以前の税金の滞納については、なくなるわけではありませんから、請求され続けます。 ・納税をチャラにしたいということでしたら、会社を清算(廃業ですね)するしかないです。  清算を開始すると清算人を指名し、清算人が法人の財産から債務を返済する原資を作り、債務者に返済することになります。その際、残っている財産があれば、破産法に基づき、(1)租税公課(2)未払いの給与(3)その他の債務者、の順に支払うことになりますから、まず税金が持って行きます。  そして、返済する原資が生なると、「ないものは払えない」状態になりますから、債権者は泣き寝入りと言うことになり、法人の負債についてはそれでけりが付きます。   ・勿論税金も、チャラになります。個人と違って相続することはできませんし、法人が消滅するわけですから払う者が無くなる訳ですから。  これを「滞納処分の停止」と言います。

kissako
質問者

お礼

大変わかり易い回答をいただき、ありがとうございました。 税理士の先生にも相談し清算業務を進めて行きます。

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