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マンション管理アドバイザーとは?
現在販売業をしている26歳男です。 転職を考えていて、「マンション管理アドバイザー」という職種に目がとまりました。 しかし、内容を読んでも今ひとつしっくりきません。おおまかには、マンションの管理・アドバイス・提案業務全般で、具体的には管理組合の理事会・総会の運営サポート。また、管理組合や建物の所有者の皆様のご要望を伺いながらの、長期修繕計画の提案や、日常的な問題点に関わる提案・アドバイス。 マンションの資産を維持するための、「建物」のメンテナンスと、「居住者の気持ち」のフォロー。 ということなのですが、今ひとつしっくりきません。 そこで、経験者や知識のあるかた、どのような仕事で休み等教えてください。 完全週休2日(土日)とありましたが、不動産系で土日休みは本当なんでしょうか?
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いわゆるマンション管理士のことだと思います。 マンション管理士というのは国家資格の名称で、この名称をもって、質問文のあるような仕事をすることになります(個々でいうマンションとは分譲マンションなどを指し賃貸は含みません)。 マンション管理士になるには区分所有法(マンションの権利関係など)や宅建業法(マンションの取引)などに関する法建築基準法(建築物に関する知識)、民法(一般的な法律)等幅広い法律知識などが必要です。 この他建物自体に関する知識も必要です。 一般の建物は個人なり企業なりが単独で所有しますが、分譲マンションは赤の他人が廊下や構造などを財産として共有する特殊な所有形態をしていますので、一般の建物の所有関係と異なり複雑です。 この複雑な権利関係を調整しながら、多くの所有者が存在する建物の運営管理をしていく必要があるのです。 通常これはマンションの管理組合が行い、日常的な事務管理などはマンション管理会社に委託して行います。 マンションの管理組合は個々の部屋の所有者全員で構成する団体ですので、意見の取りまとめも大変ですし、それらは通常素人です。 マンション管理会社は企業として利益を求めますので、マンション管理組合と利益が相反することがあります。 このような問題を解決するために、マンション管理組合側にたって、専門家として管理組合を指導する資格としてマンション管理士が創設されています。 マンション管理アドバイザーというのは決まった職種ではないですが、質問文の内容から判断するとマンション管理士の資格を生かした職業のようで、業界としては最近できたようなものです。 実際行っているのではないのでわかりませんが、一般に管理組合の人は他に職業を持っていますので、その人達と打ち合わせるのは、仕事のない夜か土日が多いのではないかと思います。だから土日は休みではないように思います(ちなみに企業を相手にすることが多い建設業は土日は原則休みですが、同じように顧客の都合が土日に集中するハウスメーカーは土日は休みではありません)。