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武家屋敷の改築
時代劇で同心のお内儀が家を改築したと言うのを聞きましたが侍などが家を改築するのは幕府や藩の普請方に申請してやってもらうのが普通じゃないのですか?まあ無理すれば自費で出来ますでしょうけど。
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長屋などの集合住宅は別ですが、拝領地に建てる家は自分持ちですので幕府や藩がお金を出してはくれませんし、建ててくれるということもありません。 ただ拝領地をどう使おうと自由でしたので同心などは表には貸家を建てて貸し賃をかせぐなどというのは普通でした。 また長屋などでも建具(襖や畳)は自分で調達する必要がありました。
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- Pinhole-09
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前者の回答の通りです。 お尋ねは下級武士のようですが、「御徒士物語」深川元町の徒士衆に宅地を一戸130坪ずつ賜って、その中へ自費で家屋を新築して居住していた。......建坪は20から30坪に過ぎないとあります。 空き地は自由に利用していました。 藩でも同様で米沢藩では徒士の拝領地は150坪で、空き地は農地が多かったようです。 当時武士の家にはなかった二階建を作ったり、下士の自由度は大きいといえます。 建替えした裕福な下士もいました。 上級武士の場合は制約が大きいのです。 石高、役職で拝領地の広さが決められ、家屋も格式に従って作られました。 屋敷換えとか、不始末などで前の住人が立ち退いたあと、その家屋ごと拝領することも、多かったようです。(自費で新築せずに済み助かりました) 手入れはともかく、増改築は届出が必要だったでしょう。
お礼
家禄が高い人は家ももらうことがあるということですね、どうもありがとうございます。
- ss79
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扶持として土地だけ拝領というのと家屋付きで拝領というのがあったとおもいます。 前者は土地の使用は自由でありますが、後者は改築などは届け出て許しを得なければ出来ない定めではなかったのではないでしょうか。 隠居所など増築する場合も当然手続きを要したのではないでしょうか。 幕府や藩の普請方は命令がないかぎり個人の住宅の工事を担当する事はありません。
お礼
家屋付きで拝領と言うケースもありですね、ありがとうございました。
お礼
そうですか、上ものは自前なんですか、どうもありがとうございました。