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水と鉄の関係
表題の件に関してお伺いしたいのですが。 家電製品等、プラスチックのような材質の物にネジがとめてあるとした場合にその部分に上から水を垂らすと中に水分が入る可能性は科学的に起こりえるのでしょうか? 電化製品の内部にネジ部分から水が入り故障したいる物をお客様が「しまっているネジから水が入る事はありえない」と言われて困っております。 科学的にありえるのかお願い致します。
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ネジのギザギザの形を絵に描いてみて見ましょう。 まず、締めたときにこれ以上進まなくなる原因がネジの頭です。こいつの平面と筐体の平面には微少な隙間があります。 締まった時にネジの山と、筐体側のネジの山には隙間が出来ているはずです。でなければネジを回すことは不可能です。 さて、この隙間から水が入る可能性はあるか? 水には非常に強い表面張力がある事から非常に考えにくいのではないでしょうか?ただし、毛細管現象というものもありますので、内部に侵入することはあると思います。ただし毛細管現象で入った水は表面張力のせいで垂れないと思いました。(垂れるなら永久機関が出来ますよね?)なので特別な力を加えない限り回路に水滴が落ちることはまずないかと思います。 それよりも。 1、ネジで止めた蓋と筐体の隙間から水が浸入 2、結露による水の発生 の方が考えられると思います。 また、家電製品が水で壊れたという根拠は何でしょう? 通常電子回路が壊れた原因を特定するのは非常に難しいと思います。故にその根拠(何から水と判断したか)をお客さんに示した方が納得してくれると思うのですが。
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プラスティックは水をはじく物がほとんどですが、鉄は酸化されるにつれ親水性になってきます。特に錆などが生じた場合そこを伝って「少量でも」水分がねじ穴を通過すれば内部は長期間の内に水で「飽和」されてしまいます。 #1のお答えにもあるように目の前で見せれば良いのですが、多分時間が掛かると思います。特にねじ部分に油性のグリースなどが施してあると、これが酸化されて劣化するまでは水は入りにくいですから、かなりの時間が掛かるでしょう。 脂気をよく拭き取って水になじませたようなねじを使うと水が内部に侵入することが簡単に示せますが、装置建て、密閉され乾燥した容器に青塩化コバルト紙を入れねじ穴にねじを刺し、水の中に沈める等の器具が要ると思います。 その器具をそのままお客様に渡して、水が内部に侵入して塩化コバルト紙が赤くなるのを待つ…。 m(_ _)m
- c80s3xxx
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ネジの構造とかによりますが,一般論からいえば入るでしょう. 実際にネジをうって水を滴らして実験した写真でも撮ってみせたらどうでしょうか.