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Tell Your Story Walikin' の"Walking"はどういう意味でしょうか?
海外アーティストの曲の邦訳って、ほんと、いい加減なものが多いですね。これも、大好きなアーティストの曲の歌詞の一部なのですが、邦訳を見ても、全く意味が分かりません。色々調べましたが、スラングでしょうか? Tell your story walkin' With your big mouth talkin' Tell your story walkin', Goodbye 以下、同じ歌詞の繰り返し 「ホラを吹く」という意味かと思われますが、なぜwalkingを付けるのか分かりません。詳しい方、是非、お教え下さい。
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≪AUDIO!≫ http://www.myspace.com/steviesalas ≪注意!≫ Stevie Salas という "99歳" のミュージシャンについて、まったく知らなかった者です。 Tell your story walkin' は、1994年頃にあらわれたのでしょうか。というのは、 『 マザーレス ・ ブルックリン 』( ジョナサン・レセム著 1999年 ) といふ探偵小説のなかで、まったく同じフレーズが中心的な役割をはたしていることがわかったからです。その本はまだ読んでいませんが、それについて書かれたレビューをみると、そのフレーズは、 tell the story while walking (歩きながら語る) から派生したスラングで、物語が口から飛び出して勝手に歩き出すという風に意味が変化し、さらにそこにさまざまな意味が込められたものとして受けとめられているようでした。 しかし、 Stevie Salas の用法の方が早いらしいことを念頭に置いて繰りかえしこの曲を聴いてみると、そのフレーズが Motherless Brooklyn とはちがった意味合いで使われているように感じられました。 つまり、 Stevie Salas は、「勝手にしゃべってろ」 とうたっているように聞こえます。 なぜ Walking なのかについての十分な回答にならず、申し訳ありません。さらに、わたしは歌詞の聞き取りがほとんどできないので、ほかの人の回答も参考にしてください。
お礼
御回答ありがとうございます。私もgoogleで検索すると、そういう古典とも言える作品の中のフレーズとして出てくるため("Tell your story walking"のままでも結構ヒットします)、困っていました。サラスが古典から引用するということは、あり得ません。 恐らく、ご指摘の通り、"tell the story while walking"あるいは"tell your story while walking"がスラング化し、ちょっときつく言えば「勝手に身の上話でもしていろ」という意味に変化したのだと思います。"walking"は、間違いなく「勝手に歩き出す」という意味でしょう。多分、サラスは、自分のユニークな音楽を、雑誌の批評やラジオ番組のDJが、「ロック」や「アーバン・ポップ」と書いたり言ったりすれば、それが自分の音楽のジャンルとして勝手に定着し、CDショップのジャンル分け陳列になってしまうことに対して怒りがあったのでしょう。彼は、何でも屋であり、同時に、誰とも違う音楽を作っていましたから。 この曲では、おっしゃる通り、批評家やFMのDJは「勝手に(ホラを)しゃべっていろ」が最も適切な訳だと思います。(特に日本の)オーディエンスは本当のことを分かっている、ということの裏返しでしょう。英語的には、"while walking"の"while"が脱落したスラングということで、完全に納得しました。何故か"Money talks"という成句が頭に浮かびます。重ねて御礼申し上げます。
補足
ケイト・ブッシュに続いて、またもや、Stevie Salas の曲の題名と見破られてしまいました。サラスは、ジミヘンと似ており、アメリカインディアンとメキシコ移民の混血であるギタリストです。1990年代初頭と言えば、この人の絶頂期にあたり、ジャンル不明の音楽として欧米では泣かず飛ばずという長いスランプにあったにも拘わらず、日本では、ギター・ヒーローとしてもてはやされ、やがて世界でも認められる実力派ギタリストとして飛躍したのです。ちょうど30歳くらいの時ですね。今も現役で、集大成とも言えるアルバムを発表したところです。