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堆肥・ぼかし
いつもお世話様です。 「堆肥・ぼかし」作りについて、参考になる物を探しています。 近い将来、農業に転進する事を考えています。(決定したわけではないですが) ただ、病虫害が出るたびに化学薬品を使う農業に疑問を感じています。(農薬で中毒死した方、使っていて短命だった方、体調が何年経っても優れない方が身近に居ます) 畜産業から堆肥を買うと高い(近所で1tで1万円以上)ですし、最近は何故か使うほどに土が悪くなるような気がしますし、あまり効果が無い気もします。 今は実験として杉、松等の皮、貝殻等で数種類配合を変えて僅かな量を作っていますが、本当にこれで良いのか自信がありません。 「堆肥・ぼかし」を作り方で、皆さんがお勧めの著書があればご教授ねがたいです。 ささいな情報でもかまいません。 出来ればゆっくり読める書籍がいいです。よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
私も農業をしていますが堆肥やぼかしについては農文協で出している現代農業によく出ています。質問者の方は堆肥とぼかしを混同しているような気がします堆肥は有機物を腐らせて土壌改良のために入れるのが堆肥です。ぼかしは肥料として発酵させ肥効を高めるのが目的です。堆肥の材料でもっとも優れているのは稲わらです。CN率が70位と低く発酵しやすく取り扱いも楽ですしかしいまほとんどが機械収穫のため入手するのが大変です、私も家では畜産農家に依頼し機械で集草してもらいますが10aあたり1万円がかかりますそのわらと牛糞をまぜ堆肥に積み1年かけて完成します。よい堆肥を作るには手間と労力とコストがかかります。そうしなければ良質の堆肥は出来ません。私は無農薬栽培には疑問を感じています。むしろ有機質肥料を主体に補助的に化学肥料も使用したほうが食味も優れ安定的に生産できると考えます。私達は生活のために生産しています無農薬栽培を否定するわけではありませんが果たして生活できるでしょうか 最近は堆肥も入れすぎれば害が出るという説が有力です。
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- bejitaka
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農業をしています。私も無農薬栽培を否定しませんが、一般の消費者は苦労して作った無農薬野菜といっても虫食いだらけの野菜を高い価格で買ってもらえるか疑問です。たしかに肥料や水を絞って作ったトマトなど、小さいけどおいしいのは知ってます。このようなこだわった農業をするのなら、いかにそのこだわり農産物を販売していくか考えてからでないと、いくらおいしくいい物をつくっても失敗すると思います。畜産農家から堆肥を買うと高いと言ってますけど、探せば安く(もしかしたらタダで)提供してもらえる業者もあるかもしれません。畜産農家も糞尿の処理には困ってますから。近所の酪農家も誰かもらってくれないかなぁって言ってたし。現に私も、少し遠い養鶏業者からですが鶏糞はタダでもらってます(発酵鶏糞じゃなく乾燥鶏糞だけど)。私の家の田んぼから出る稲わらは、みかん農家にあげています。他の畜産業者にも聞いてみたらいかがでしょう。
お礼
こんばんは。農業は全くの素人です。 語弊がありましたらご指摘下さい。 父の日記や書籍でなんとか勉強しています。 今は自家消費の野菜だけを作っています。私なんぞはアブラムシや青虫が混じっていたとしても平気で食べてしまいます。 確かに無農薬有機栽培と言っても、そこまで見て買ってくれる人はどれだけか心配です。港区青山の有名な有機無農薬野菜のショップも、必ずしも一般人が財布を心配して買える値段ではなくですね。また、スーパーでも安全性を考えて買う人は稀有な感じを受けます。 父は本物の堆肥を作りたいと、常常言っていました。畜産飼料の添加物が発酵を阻害しているからではないかとも。最近はそれ以前に畜産家が廃業しているので牛糞等の仕入れが心配です。私の近隣では私の家以外は、稲藁自体を田に鋤きこむのですが、堆肥と発酵のプロセスが違いが作柄に影響があるかもしれません・・・。牛糞を買うシステムが崩壊しているので、私の地域では、化成肥で間に合わせているようですがいつまで続くかと言われています。 いろいろな解らない事、至らない事ばかりですが、なんとか農業をしたいと思っています。その下準備をしている昨今です。なによりも基本が大事ですね。 アドバイス有難うございました。
補足
締め切りが遅くなって済みません。 一つの私の現時点の結論として、農業を将来生業とするなら、基礎的な従来の農法を熟知してから、初めて無農薬なり有機栽培は考えるべきものだと思いました。 ざっと専門書も本にも目を通しましたが、農薬、人口合成物質を全て悪とする過敏な世論にも危惧を感じます。 今回、せっかく頂いた内容に配点をするのは不本意です。ご苦労分の気持ちと受け取ってください。有難うございました。
- cocolink
- ベストアンサー率57% (4/7)
現在注目されはじめている無肥料栽培では農薬を使う必要がありません。無肥料栽培を続けると、年々病虫害は次第に減り、形質と味、品質は良くなり安定してきます。自然界の植物同様、植物本来の生命力が強くなり病害虫の被害に遭う事がほとんど無くなりますので、当然農薬を使う必要がなくなります。無肥料栽培には大きな可能性が秘められています! 莫大な情報量がありますが、参考サイトをくまなく読んでみてください。なぜ無肥料で植物が育つのか、また、施肥栽培の危険性についても書かれています。
お礼
こんばんは。紹介のサイトで共感を得たのは、肥料が必要ではなく、CEC(土力)が必要という点です。既存の土に腐植を…つまり私の場合は樹の皮を使った腐植(一種の堆肥?)です。今実験段階で、仕事の休暇の間に手入れしている程度です。ただ、熟成するまでが、大変時間が掛かってしまうんです。環境が悪いのか、作り方が間違っているのか、細菌叢が悪いのか…そこが解らないのです。 私の身の回りでは、経営者の多くに癌、脳・神経の代謝に関する病気が多いんです。薬との因果関係は確定しなくても、「毒」を使った事には変わりありません。 そう言えば、窒素過多の畑で私は「塩」が上がっているのを見つけたことがありますが、火をつけると激しく燃えるんですよね。 アドバイス有難うございました。
補足
お礼、締め切り等遅れて申し訳ありません。4月22日に急患(風邪をこじらせ肺炎・・・ちょっと無理しました)で入院して29日に退院してきました。まだ少し眩暈がするので、落ち着いたらお礼など致します。
家庭菜園に毛が生えた程度の規模(100坪ほど)で野菜を作り始めたときに手にしたのが、無農薬有機肥料栽培を標榜する井原豊著「家庭菜園ビックリ教室」(農文協刊)で、いまでも座右の銘にしています。「世に野菜つくりの教科書は多いが、そのとおりにして野菜のでき方が狂っている。ものいわぬ野菜にとって、迷惑至極な栽培技術が多いからだ」と喝破し、プロの野菜農家も必見と紹介されています。プロ向きの本「野菜のビックリ教室」(農文協刊)も出版されています。 自然農法の大家である福岡正信著「わら一本の革命」(春秋社)も感銘の深いすばらしい書ですが、実践がたいへん難しいものです(かなり厳密な計画性と持続のための根気が要るので)。 ぼかしについてはインターネットで数多く紹介されているEMぼかしの資料が参考になると思います。
お礼
こんばんは。 農文協と言う出版社・・・思い出しました。紹介の書籍は見たことが無いのですが、探してみたと思います。私の周囲は農家が多いく、農協などの指導の下、堆肥や薬を使っているんですが、使っている割ではない気がしています。近所にEMを使っているお宅があるのですが、庭の花が付が良いのに目を惹かれますが、arlettさんおお宅も立派な野菜が出来ていそうですね。ぼかし、著書の紹介等有難うございます。
お礼
こんばんは。ようやく起きれるようになりました。 私、ズブの素人です。無機質(金属)を取り扱う仕事をしています。今後、実家の農業の跡継いだ時の事を考えいろいろ調べています。現在田畑は昨年まで介護で忙しく休耕地としています。また、林業も兼業していますので、製材した時の樹皮が大量にあまり、なんとかならない物かと考えています。(今のところ私の実家では藁の在庫が0です)。炭素率では樹皮は300を超えるので、牛糞と混ぜてもそれだけでは発酵が難しい部分があり、石灰窒素等を添加して実験しています。ただ、今後何か面白い展開、意外な結果が出ないか楽しみにしています。 今私の心配は畜産農家が半径15km圏で1軒(20頭)で、牛糞が2万円/tです。品薄感もありますが、いつ廃業されるかと言う不安があります。(堆肥の代替として、何か新しい材料がないかも思索しています) 私が農薬に関して危惧するのは、使用の可否ではなく、量の問題です。高齢化や担い手の不足で、散布量、方法、収穫時期に誤りが起きなければ良いなと思うときがあります。 やはり有機肥料>化成肥料が基本ですね。 解らない事だらけなので、今後何かと回答下さると心強いです。よろしくお願いします。