- ベストアンサー
脳の発達には肉が必要?
人類が急激に知能を高くしたのは肉食をはじめ高カロリーな食事をすることによって脳が発達したと生物学の本にありましたが・・・・ 人間以外は肉食獣より草食獣のほうが賢い気がする?というか人間に近いのは類人猿ですよね、確かに肉も食べますでも基本的には草食が主流でしょ逆にキツネザルなどの方が昆虫食だったりしますよね? カロリーだけなら果実やナッツ類はかなりの高カロリーでもし十分な量があればそれでも良いと思うのですが・・・不思議です?
- みんなの回答 (14)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
脳を始めとする神経細胞はタンパク質(アミノ酸)が必要ですが、高タンパク質の食事=高知能と言う訳ではありません。人間の場合高タンパクの食事を取る、その為に動物の捕獲が必要、動物の捕獲の結果高タンパクの食事と言うループが形成された為に大脳の発達と言う結果になったのではと思います。しかし、注意しなければならないのは、人間の遺伝子がこう言った形で大脳が進化すると言う遺伝情報を持っていたからであり、全てに当て嵌まる訳では無いと言う事です。
その他の回答 (13)
- SaySei
- ベストアンサー率32% (528/1642)
No.7の補足を少々。 植物の保存についてですが、全くしていなかったとはいいません。ただ、保存にも創意工夫がいります(縄文時代の保存方法が良い例)。実が無防備にあったら、他の生物(ネズミなど)が持っていってしまいますし、リスの例のように土に埋めたら、そのうち芽が出て食べられなくなります。(ちなみに、本当に地中に埋めて忘れ去ってしまうこともあると聞いたことがあります。) 肉は燻製や干すなどである程度は日持ちするでしょう。塩があれば塩漬けにできるでしょうが、さすがに当時は難しいかもしれません。いずれにしろ、肉が全く保存が利かないわけではありません。
お礼
そうなんですよ。ねずみとか考えるのすっかり忘れてました。(^_^;) ごくごく当たり前のことですよね農業が始まってからどれだけ人間が穀物を守るために知恵を絞ってきたのか・・・・そんな大事なことを忘れるとは情けないことですね。
- yakyutuku
- ベストアンサー率14% (267/1890)
ようやく質問の意図がわかってきましたが、その答えは当時の地球の環境に求めてはいかがでしょうか?地球が寒冷化し森が減り多くのサルが森から追い出されてそのなかから人類が生まれたと推察されます。 >カロリーだけなら果実やナッツ類はかなりの高カロリーでもし十分な量があればそれでも良いと思うのですが・・・ 上記の状況だと多くのサルで森は溢れ帰り果実やナッツ類の奪い合いが始まり、十分な食糧確保ができなかったのではないでしょうか?その結果肉食に活路を見出したもののみが十分な栄養確保ができ進化を続けることができたのだと思います。ちなみに果実やナッツ類は一年中安定して獲られませんし、草木は栄養価が低いので、満足に狩ができればどちらにしろ肉のほうが栄養面では有利だと思います。
お礼
危機的状況の中から種を残す為進化が起こる!やはりそういう事情が必ずあったんでしょうね。
- fujishiro
- ベストアンサー率28% (162/574)
NHKの番組で同様の趣旨のことが放送されていましたね。 わたしはその放送では ・当時は複数の原人がいた。 ・その中で肉食・雑食をするタイプの原人が生き残っ た。 ・おそらくその理由は、肉という高カロリーを得る手 段を得たからだと思われる。 ・その種はさらに進化して大脳皮質が増大化した。 ・大脳皮質の増大には前述の高カロリーな食事が一役 買っていたのではないか。 という趣旨だったと思います。 すなわち、人間という種へ生存競争の中で、肉食・雑食の種が生き残った、その理由はおそらくこうだろう、というもので、当時に草食でも高カロリーを得る方法があればその種が生き残ったかもしれませんよね? すなわち、わたしは肉食が大脳皮質という増加をもたらしたのではなく、肉食・雑食という生存条件が当時の状況に適したために生存競争に生き残ったのだ、そして進化して大脳皮質が増大していったのだ…という意味だと思ったのですが、いかがでしょうか。
補足
おしゃる通りで、私もそのように考えているのですが・・・やっと最初の質問に戻ってもらえました。(^_^;)(T_T)号泣!! ・大脳皮質の増大には前述の高カロリーな食事が一役 買っていたのではないか。>此処までは既存の事実であり、生物学に興味がある人にとっては常識だと思ってました。と言うことは「人間以外は肉食獣より草食獣のほうが賢い気がする・・・・以下略質問の最後まで」と言う疑問がわきません? そして、5の補足に書いたようにもし大脳皮質の発達に肉食が有効ならば肉食獣の方が知能を発達させるには有利な位置に居たのではないか?なぜ?肉食獣には生き残る為に知能を発達させると言う種は生れなかったのか? そして原猿類の中には多くの昆虫食を主体とした種族があるにも拘らず現存の霊長類は草食主体の雑食なのか?(現代人は肉食の割合が多いですがそれによる疾患が多いと言うことは本来草食主体である生き物ですよね)何故?昆虫食等を主体とした雑食種から知能の高い主は生れなかったのか?むしろその方が自然ではないのか?と言う疑問がわいたわけです。 やはり人間(ヒト上科・ヒト科)の遺伝子こそが突然変異の賜物で普通はありえない確立のものであった と言う説明しか出来ないのでしょうか?
- qo__op
- ベストアンサー率50% (3/6)
京大霊長研の先生が書かれた本で、同じことが書いてありました。 ・大脳のエネルギー消費量と神経伝達物質の必要量は、 他の臓器に比べ莫大。 ・霊長類の進化の過程における大脳の著しい発達は、 霊長類が採用した植物食性(葉、木の芽、果実等)は 必ずしも有利ではなかった。 ・特に類人猿からヒト化の過程で大脳が急速に発達した 時には食性の転換(肉食を高率に取り入れるなど)が 迫られたと考えられている 少しずれますが、植物に含まれるセルロースや代謝物のフェノール性物質は、ペプシン(胃で分泌される前駆体からできるタンパク質分解酵素)の活性を阻害するそうです。そのため、酵素のモトを多量に分泌する必要がある。肉は良質の高タンパク質食物なので、少量の酵素のモトで十分。・・・というメリットもあるようです。 大脳発達が先か、肉食が先か、はわかりかねます。 しかし大脳が発達しちゃったら、エネルギーをたくさん採らなくてはならなくなったでしょう。 それで、高エネルギー食として肉食を取り入れたのかな、と思います。 大脳が必要とする糖はタンパク質から作ることもできるので、私は辻褄合うと思いました。 ところで、食性自体は「雑食」で(腸管や歯の構造から見た時)、その中で食物に肉が占める割合が多くなったっていうニュアンスでよろしいでしょうか?
お礼
有難う御座います。なるほど食べ合わせによる酵素の関係ですか良い着眼点ですね 気付きませんでした。 大脳発達が先か、肉食が先か、はわかりかねます>玉子が先か鶏が先かは論じてもしょうがないと思うので・・・・ 食物に肉が占める割合が多くなった>勿論です。人間が肉食獣だなどとは小学生でも言わないと思います。
- geneticist12
- ベストアンサー率67% (701/1045)
> 人類が急激に知能を高くしたのは肉食をはじめ高カロリーな食事をすることによって脳が発達したと生物学の本にありましたが・・・・ この説明が、 > 今 論じていることは後天的な要因により生存競争を勝ち抜ける変化を得られる遺伝子を持った個体が生き残りその数が増え又そのような遺伝子を持つもの同士が子孫を残し より効率的に其の特徴を生かしていく、そのようにして生き物は食性を変えたり身体的要素を変化させたと言うことを 言っているわけで私の質問は脳を発達させる為に高カロリーの食物が必要なのは解りますが単に高カロリーと言うのであれば果実や種子類でも十分なのに肉は必要だったのでしょうか?と言うものです。 こういう意図であったというのは無理があると思いませんか? >そのようにして生き物は食性を変えたり つまり、脳が進化した結果高カロリーを要求し、そのために肉食するようになったと。 というのであれば、最初に書いてい「高カロリーな食事をすることによって脳が発達した」と因果律が逆ではないですか。 >そこまで書くと質問文が長くなり 読んでいただけない方が増えると思ったので たいして複雑な内容ではなし、ちゃんと要領よく書けば簡潔に表現できる内容だと思いますが。 ここは、論議の場ではないのは理解していますし、ふだんはこんなにしつこく噛み付かないのですが、頭書の質問にまじめに回答したのが馬鹿みたいに感じられましたので。
その昔 NHK が地球大○○とかいう番組でやっていました。 片手間にしか見てませんでしたが、その中でおっしゃるようなことをいっていました。 私が理解した範囲では、類人猿からホモサピエンスまでの進化の過程で、実に何種類もの人類が登場しては亡びを繰り返していて、最後に今のホモサピエンスともう一種類の人類候補(何といって良いのかよく分かりません)とがいたけれど、その一種類は亡びてホモサピエンスだけが生き残った、といってました。その二つの主の違いはなにかというと、亡びた方は草食で、生き延びた方は雑食だった、といってました。 当時は地球の環境が大変化しているときで、食糧の確保は非常に難しく、まさにサバイバルの戦いの中でした。その中で、わずかしかない植物性食料だけに頼る種と、雑食で植物性食料と動物性食料とを両方取れる種とでは、その有利性に大きな差が出て、雑食性の方だけが生き延びることが出来た、という話でした。 高カロリーな食事で脳が発達したと入っていなかったと思いますが、脳の発達を支えるだけの栄養分を摂取可能にしたのは雑食性のためとは言えるのでしょう。もちろん植物性食料も豊富であれば、草食性でも可能だったのかもしれませんが、その当時の進化ストレスというものを背景に考えないといけないと思います。それがその時には食糧難だったということだと思います。
お礼
有難う御座います。其の番組は私も見ました。 食糧難、確かにそれは有ったでしょうね。
- DexMachina
- ベストアンサー率73% (1287/1744)
卑近な例に譬えてみます。 例えば電気冷蔵庫は、電気を発見・発明したことで実現可能になり、 現在のような普及をみているわけですが、電気冷蔵庫は必ずしも 「電気の発見・発明」だけではその普及は実現できないわけで、 実際には大電力の供給があって初めて可能になったものと思います。 この、電気冷蔵庫にとっての電気と同じく、脳の発達にとっての高カロリーな食事は、 『(充分条件ではないが)必要条件だった』、ということを著者は言いたかったのでは ないでしょうか。 その意味では、『~によって脳が発達した』ではなく、『~によって脳が発達することが 可能になった』と書かれていれば、もしかしたら今回のような疑問は抱かれなかった ・・・かもしれません。 なお、肉食は、カロリーもさることながら『窒素源』としての利点が大きかったと思います。 (果実やナッツは炭水化物/脂肪(→炭素・水素・酸素が主)が主体なのに対し、 肉の場合はそこに蛋白質(→相当の窒素を含む)が加わります) お読みになった本にはそのことには触れられていませんでしたか? (「脳の栄養源」は糖ですが、「脳の構成」には蛋白質も必須ですので)
お礼
有難う御座います。窒素ですか。考えても見ませんでした勉強します。
- SaySei
- ベストアンサー率32% (528/1642)
先程は少々失礼な物言いをしてしまい、申し訳ありません。私も論点のズレた回答をしておりました。しかも、確かに肉食だけとは書いてませんね。本当に申し訳ありません。(ちなみに、言うまでもないかと思いますが、先程の天動説・地動説の話しはただの物の例えです。) 質問に沿う回答を少し、させていただきます。 >カロリーだけなら果実やナッツ類はかなりの高カロリー とのことですが、実は難点があります。年中採れるわけではないという点です。あと、加工しないと食べられないものもあります。 それに対して肉食獣は年中、狩猟することができます。 何が聞きたいのか不明瞭ですので、これがお聞きになりたい答えかはわかりませんが… ついでに、ヒトは肉食・草食というより雑食になります。
お礼
こちらこそ申し訳御座いませんでした。 前回頂いたURLは大変興味深いものでした。ゴリラの頭骨が筋肉を支える為に額の部分が平たい突起状になっていることを考えれば其の部分が球状になれば内容量は大幅に上がる説得力有りますね~(^^)v 年中採れるわけではないという点です。あと、加工しないと食べられないものもあります。それに対して肉食獣は年中、狩猟することができます。>此れに関しては其の通りなのですが 縄文時代等はどんぐり等を主食とし保存が効くと言う大利点が有ります。それに対し肉類は腐敗により保存が効きません。アウストラロピテクス等は保存と言う方法は取らなかったのでしょうか?リスでさえ保存するのに? そういえば日本猿も保存の習性ってあまり聞かないですよね。 又新たな疑問が・・・・・又寝れません(^_^;)
- SaySei
- ベストアンサー率32% (528/1642)
geneticist12さんの意見を別の言い方をしているだけのものになってしましますが… 指先の器用さと脳も関係があったかと思い,検索をかけてみたところ,別の説も見つけることができました。 それは,「顎が小さくなったからだ」という説です。 http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20040329303.html 他にも説は色々あると思います。まだ,「これだ!」というものがない状態でしょうから。それなのに,一つの説に固執してしまうのはどうかと思います。 かつては天動説が信じられていたことがありました。けれど,いまでは地動説が正しいとされていますよね。これは極端な例ですが,権威ある人が言うことが必ずしも正しいとは限らないのです。それは著名な先生の説であっても同じことです。興味を持ったなら,「本当にそうなのだろうか。」と異なる意見も調べてみるべきかと思います。そうした上で,自分なりの考え方や意見を持つのが,科学者やその一端を担う学生としての正しいあり方かと思います。 お小言になってしまい,申し訳ありません。が,結論として「肉食」だけが脳の発達の原因とは私は思いません。
お礼
追伸 私が読んだ本の先生も肉食だけとは一言も書いていらしゃら無いです。
補足
別に肉食だけと言ったつもりはまるっきり無いのですが・・・・ たった1つの要因で現在の人間の姿かたち頭脳が出来上がったわけも無く色んなことが複雑に絡み合っているのは当たり前 他の説も踏まえた上でこの説は正しいのか?著名な先生の書いた本の中以外にどのような解釈が出来るのであろうかと質問しているわけで天道悦を信じた人なら天動説は正しいのか?と言う質問はしないと思います。固執していないからこそ質問しているのですが・・・そんなことは書く必要すらないと思って居たから書かなかっただけなのに、確かにそう採られても仕方の無い書き方だったかもしれません以後きをつけます。
- geneticist12
- ベストアンサー率67% (701/1045)
>一世代の話をしているのではなく進化の話なんです。 同じことです。というか、進化の話をしているなら、なおさらです。
補足
補足を書く気すらなかったのですが誤解が誤解を招いているようなのであえて書かせてもらいます。 同じ勉強量で同じ知能が得られる訳でもなく筋トレをしたからといってレスラーに皆なれるわけも有りません。 肉を得た為に脳が発達知りうる因子を持ったものが 知能が上がったとしそれによって生存競争を勝ち抜き子孫を残すそれが進化ではないのでしょうか? スポーツをやっている人は皆、筋肉を鍛え俊敏力を鍛え努力をしていますそして其の中で其の努力が反映される体を持った人が 生き残るわけです。そして其の因子が遺伝子的に保存されればそれが進化に繋がるのではないでしょうか?逆を返せば名選手の子供で遺伝子を持っていても鍛えなければ只の人、しかし孫に其の遺伝子が伝われば孫が鍛えれば名選手になるかもしれない。それが進化だと思います。 今 論じていることは後天的な要因により生存競争を勝ち抜ける変化を得られる遺伝子を持った個体が生き残りその数が増え又そのような遺伝子を持つもの同士が子孫を残し より効率的に其の特徴を生かしていく、そのようにして生き物は食性を変えたり身体的要素を変化させたと言うことを 言っているわけで私の質問は脳を発達させる為に高カロリーの食物が必要なのは解りますが単に高カロリーと言うのであれば果実や種子類でも十分なのに肉は必要だったのでしょうか?と言うものです。 #1の方のアミノ酸と言う回答は私の質問にあった回答でした。 そして捕獲→食事→大脳の発達そして捕獲と言うループの形成そしてそれが大脳進化と言う人間の遺伝子情報にあて嵌ったと言うのは大変納得が行きました。 そこで次の疑問が出るわけです、タンパク質が大脳の変化に重要な役割を果たすのなら数多く存在する種の中で肉食獣のほうが大脳を発達させるに当たって有利なのではないだろうか? しかし現在の種を見渡してみるとヒト上科オラウータン科などの類人猿は少量の肉しか食べないのに現存の生物の中では最も知能が高いとされている、ならば知能の発達には肉はそれほど必要ではなかったのではないだろうか?と言う所にいている訳です。 あくまでも要因の1つとして挙げられている肉摂取が人間の知能の発達にどの程度必要だったのか?この説は(肉食を要因の1つとしてあげる説ですよ、肉食が要因の全てだなどと言い切る説は私は読んだことも聞いたことも無いので)学会などでどの程度認められているのか?と言う質問です。 勿論私の期待した答えは肉よりもこっちのほうが重要なのではとか肉食はこういった面で必要でそれにはこんな根拠を上げている学者もいますよとか そういったものでした。 そこまで書くと質問文が長くなり 読んでいただけない方が増えると思ったので(私は長い質問分は飛ばします。回答や補足は長くても好きです。)ご理解いただけたでしょうか?
- 1
- 2
お礼
有難う御座います。 人間の遺伝子>此れが一番大事ですよね。 そして此れ自体が何故人間だけ?ともっとも不思議ですね。