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行動科学の本を読んでいて
コンフリクト行動という言葉がでてきたのですが、コンフリクト行動とは、具体的にどういうことなのでしょうか? 検索して調べてみたのですがいまいちわからないのでどなたかよろしくお願いします。
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コンフリクト=2つ以上の欲求や妨げが同時に存在すること。 ドイツの心理学者レヴィンは、これを3つの行動に分類 ■接近=接近のコンフリクト 例:目の前に、とてもおいしそうなケーキ(お菓子でもよい)が2つ有り。食べる事が出来るのは1つ。どちらか選択をせまられる。この2つのケーキがイチゴとチョコの時、好みはイチゴ。イチゴは好みだけど、チョコも捨てがたい。 この様に好むことの選択をせまられている状態を、「接近=接近」のコンフリクト ■回避=回避のコンフリクト 例:年末の大掃除の時期、家の中の掃除が嫌なら、庭に落ちている落ち葉などを掃除して、と言われた。庭の落ち葉は、風により周りの家から落ちてきている。切りが無い。どちらもしたくない。 この様に、避けたいことが同時に存在する状態を回避=回避のコンフリクト ■接近=回避のコンフリクト 例:仲の良い友達も行くから、進学したい高校に見学行った際、そこの制服が気に入らない。友達もいくから、一生懸命勉強するだけの状態だが、おしゃれもしたいので、制服が気になってしょうがない、悩む。 1つの事象に対して、良い面と悪い面が同時に存在する状態を接近=回避のコンフリクト 人は、どちらにしても選択をするが、どうしようもなく身動きがとれなくなる。その時、コンフリクトがどの状態かを把握すると問題解決の糸口になる可能性があります。
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- respect_06
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#1のものです。 #1は、コンフリクトの説明になりますが、これではなく、レヴィンの力学的体系からコンフリクトに至る内容の方がよいのですかね?
お礼
何度も有難うございます。 #1の回答で申し分ないくらいよくわかりました。 どうもありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 とてもわかりやすい身近なたとえでよく理解できました。 いつも自分が無意識に考えていることも心理学的にはこういうなんですね。勉強になりました。 どうもありがとうございました。