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「せっかちにも」について
「『せっかちにも』を使って、文を作りなさい」という練習問題がありますが、「せっかちにも」の意味がちゃんと分からなくて困っている。「せっかち」というのはとりあえずわかっていますが、ここの「にも」は意外の気持ちを表すものですか。「彼は親切にも金を貸してくれた。」「うかつにも気づかなかった。」のように。 それなら、「朝寝坊をして、せっかちにも急いで出かけるが、もう間に合えません。」「時間がないので、せっかちにも宿題をしました。」「私はせっかちにも金をもうけたいので、仕事を探す。」のような文はだめですね。 お答えを期待しております。ありがとうございます。
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すでに出ている回答と同じ趣旨です。 「親切/うかつ/せっかち」+「にも」 のような場合の「~にも」には,「意外の気持ち」というだけではなく,「そんなに~しなくてもいいのに/~するべきではないのに」という話者の気持ちが込められています。 「そんなに(わたしに)親切にする義務はないのにもかかわらず,親切に 金をかしてくれた(ありがたいことだ)」 「(ここでは気を抜くべきところではなかったのに) 気づかなかった。うかつなことであった」 という気持ちです。 「せっかち」であることが「意外だった」とか「よくない」とか「不適切である」場面を想定すれば,よい例文が作れるでしょう。 「朝寝坊をして、せっかちにも急いで出かけるが、もう間に合えません。」「時間がないので、せっかちにも宿題をしました。」「私はせっかちにも金をもうけたいので、仕事を探す。」などがなぜ「だめ」か? 1番目と2番目には意外性がないし不適切でもないですね。朝寝坊したり時間が無いときに「いそぐ」のは当然です。3番目もただ金儲けを急いでいるだけでしょう?。 ※goo辞書には,次のように出ています。 せっかち 1 (名・形動) 〔「せきかち(急き勝ち)」の転か〕落ち着きがなく、先へ先へと急ぐ・こと(さま)。また、そのような性質の人。性急。 [派生] ――さ(名)
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- ymmasayan
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「せっかちにも」の裏側には「そんなにあわてなくてもいいじゃないか」 という気持ちが入っています。 例えば10分で行けるバス停に30分前に出発するという感じです。
「せっかち」なのは急いでいる様子ではなく、 「気が早い」ことです。 例えば… 「付き合って3日なのに、彼はせっかちにも彼女に指輪のサイズをきいて婚約指輪を買おうとしている。」…ちょっと変か。 「せっかちにもトイレのドアを開ける前からズボンをおろしている」…?! 「彼はせっかちにもカップラーメンを1分も待たないで食べてしまった」 「せっかちにも」は「せっかちなことに」だと思いますが、なんだか作ってみると変な文ができますね。 andromedasさんはとてもきれいな日本語をお使いになりますね。 かなり勉強していらっしゃるんでしょうね?
お礼
早速分かりやすく教えていただいて、ありがとうございました。なるほど、そうだったのですね。 未熟な日本語ですが、ほめていただいて、なんとか恥ずかしいです。これからもっとがんばります^^
補足
次の欄に、「ほめていただいて、なんだかはずかしいです」ではなくて、「てれくさい」あるいは「きまりわるい」を使うべきですね。投稿した後気づいたミスですが…