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「鞭にしたがふ」の発音
男声合唱でよく歌われる三好達治の詩「鐘鳴りぬ」の中に、「われは往かん 牧人の鞭にしたがふ仔羊の 足どりはやく小走りに」という一節があります。ここで「したがふ(従う)」の言葉の発音を、譜面に記されている通りに[シタガウ]とする場合と、[シタゴウ]と変化させて発音する場合がありますが、どちらが適しているのでしょうか?。 「ひびきわたらふ鐘の音を」の「わたらふ」を[ワタロウ]と発音するように、「したがふ」は[シタゴウ]と発音したほうがなんとなくしっくりするような気がするのですが・・・。
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口語体について 現代かなづかい「昭和21年内閣告示第33号(官報号外・S21,11,16)」で制定されています。 旧かなづかい:がう,がふ 新かなづかい:ごう(発音:ゴウ) したがって「したがふ」は[シタゴウ]と発音するのが正しいようです。
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- ID20051120
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No.2の方と同じです。 その方がしっくりするのなら、そう歌えばよいのでは。 どちらが適しているのか、演奏家が判断する問題でしょう。人に聞くことではないと思いますが。
お礼
有り難うございます。 >人に聞くことではないと思いますが。 コーラスなので皆の考えがバラバラではまずいでしょう。
- alpha123
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そこに実演家のオリジナル性というか、著作権法で保護される価値があると思いますけど。 文部省が出すのは一般的原則ですし、個々人は従う必要ない。政府が言っても公務員教師縛る(公式文書の書式や教育の場で)だけです。NHKや新聞各社の基準もばらばら、年度によって表記違います。 そもそもNHKが「標準語」と広めた言葉は「じ」「ぢ」、「ず」「づ」を使い分けることの出来ない放送局近辺の言葉が起源です。東京方言全面的に採用なら「ちゃん」「おっかあ」普及でした。品位もとめるなら「おもうさま」「おたあさま」(確か美智子さん以前世代の教育でいまは皇室も改めた? 皇太子はパパと呼ばれていた)
お礼
有り難うございます。 「したがふ」(=「したごう」)は、文語体の格調の高さが感じられるのですが・・・。
お礼
有り難うございます。早速ご紹介いただいたサイトの内閣告示(ものものしい件名ですね)を読んでみました。この告示の趣旨は、<從來のかなづかいは、はなはだ複雜であつて、使用上の困難が大きい。これを現代語音にもとづいて整理する。>ということだそうです。 この趣旨に則って考えると旧仮名づかいの「したがふ」の現代かなづかいは、「したごう」ではなく「したがう」になると思います。「・・・にしたがうことを誓います」を「・・・したごうことを・・・」とは言いませんよね。ちなみに告示では、「いちがう(一合)」は現代かなづかいでは「いちごう」と読むという事例のみが示されています。 ということで「したがふ」は、正しいというか標準的な現代かなづかいでは「したがう」となるのが、文語体としての格調の高さもしくはことばの響きの美しさなどの観点から、「したごう」とする場合があるということなのでしょうか? とすると#2さんのいわれるように、使う人の感性というか好みの問題で、どちらが適しているということはできないのかもしれませんね。