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ねぎらいの言葉
「ねぎらいの言葉」というと words of appreciation と英語でいうようですがappreciation はむしろ「感謝」で、実際の日本語の「ねぎらい」という意味とのズレがあるように思います。 普段私たちが使う「風流」という言葉もelegant aestheticismとずれるように思います。 余情、趣なども訳しにくいですよね。 こういった日本語的な表現を、英語など他の言語との違いから詳細に説明している本やホームページをご存知でしたら教えていただけないでしょうか。(英語で書かれたものでもかまいません。) 宜しくお願いします。
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各民族の独特の文化、感情、抽象的事象を完全に翻訳することは出来ません。そのような場面でA国民はどう表現しどう行動するかを考えて適切な訳語を探すしかないでしょう。一見りっぱな訳語でもネイテイーブがその様な場面で使わなければ意味がないことになります。 appreciationは日本語では感謝と訳されますが、これは感謝を表すような場面で使われるという意味の感謝であり、aprreciation=感謝ではありません。原義は相手が行ったことを良いと認めて評価することです。従って日本人はそのような時感謝したりねぎらいの言葉をかけたりするわけです。 よく例に出されるケース:海洋民族が海(波)の状態を表すのに豊富な表現があるのに日本人は「波が静か、荒れている」ぐらいの基本表現しかしない、またエスキモーは雪の状態(色など)を細かく表現するが日本人は白い雪で十分に通じる。 同じようにアメリカ人の子供が学校から家に帰って "Hi! mami"と言った場面の日本語訳は「ママ、ただいま」となるはずです。英語にただいまという表現がないのでもっとも近い表現(訳語)を探すしかないわけです。 便利なホームページは知りませんが、以前『英語にならない日本語』という本がありましたが絶版のようです。古本屋で探せばあるかもしれません。 また添付URLのような本も参考になると思います。
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参考になって嬉しく思います。 下記URLでアマゾンを呼び出し「英語にならない日本語」で検索してください。
- 参考URL:
- http://www.amazon.co.jp
お礼
お返事ありがとうございます。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 『英語にならない日本語』でたくさんヒットしました。すばらしい情報、感謝、感謝です。 ただ、martinbuhoさんの参考URLがうまくそのページに飛ばないです。 もう一度張りなおしていただけたらうれしいです。