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雨が降ったら土は固くなる?

「雨降って地固まる」という言葉がありますが、実際に雨が降ったあとには、土壌は固っているでしょうか。宜しくお願いします。

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noname#131426
noname#131426
回答No.4

畑などを耕すと、土の隙間に空気が入ります。そのおかげで柔らかくなります。 そこに雨が降ると、土の粒子が動き回るようになって(雨で流されて)大きな隙間に小さな粒子が詰まって、動かなくなります。 固まっている状態となりますよね。 工事などで掘り返した場合、ローラーや振動で締め固めないと空気が抜けません。 昔はローラーなどありませんから、道路などを造った後はそれほど締められないでしょう。 雨の度に土の嵩が減り(質量は変わらないだろうけれど)、堅くなっていく様をみて昔の人は考えたんだろうなぁと思います。

lowtension
質問者

お礼

つまり、人間が仮にローラーや足などで踏みつけなくても、土の粒子は雨が降るたびに詰まって行き、土全体は金属まではいかないにしても、少しずつそういった構造的な安定さが増してくる、という解釈で宜しいでしょうか。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • bagoo55
  • ベストアンサー率18% (30/161)
回答No.6

"雨降って地固まる"とは、水によって土が隙間に入り込むことで、密度が高くなるために固くなるような状態のことではないでしょうか? 土木作業などでも、山砂で埋め戻した場所に水をかけて"水締め"という作業を行います。水で締めると、盛り上げてあった砂が縮むような感じで凝縮されていきます。

lowtension
質問者

お礼

「水締め」という作業は始めて知りました。 水を全く含まない状態で、例えばローラーなどで踏みつけた場合には、空気が入らないという点ではよく固まっているように思えますが、そこが水を含んでいた場合には密着は高まりますね。なるほど、ご回答ありがとうございました。

  • ctrpiv
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回答No.5

僕自身も詳しいわけではないんですが(昔々に土質力学なんかを取った気が)。。。 これは土や雨の降り方によると思います。 まず粘土質の固まっていないふわふわした土を考えてみると、土壌中に空間があるからふわふわしています。そこに雨が降ると、土壌粒子が一旦水に浮きます。そして粒子が細かいので排水(または蒸発)とともに、隙間無くピッタリ詰まって行きます。雨が降って地面が固まる例ですね。 大きい粒子や小さい粒子の混ざった固い土壌の場合、雨の水が小さい粒子だけを洗い流してしまう場合があります。排水後に残るのは大きい粒子がスカスカになった状態です。雨が降って地面が固まらない例ですね。 その他、雨が降って地面の表層だけ固まる場合(例えば土壌中の塩分が毛管蒸発で表層に集まってパリパリになる)、雨の後に乾くと固いながらも地面に亀裂がびりびり入る場合、土壌と水の物理・化学作用でいろんな状態になりえると思います。 2番さんの森林破壊について、僕は詳しいことはしりませんが、熱帯林の破壊などの場合は、下のようなことを聞いたことがあります: 木材伐採によって強烈なスコールが直接地面に当たる → もともと脆弱な腐植土層が洗い流される → その下の養分が無く固い地面がむき出しになる。 この場合は、地面が固まるかどうかより、木の葉っぱが弱めていた雨の力が、森林伐採で直接地面に当たることになって地表面の良い土が剥ぎ取られる例ですね。 また、腐植土は保水性があるので、森林には自然のダムのような機能があります。一度腐植土が破壊されると、大雨の時に下流で洪水になりやすいというのはあると思います。 森林では、木の葉っぱや落ち葉が雨の衝撃をやわらげていますし、木の根が土壌を支えています。山火事や人工林の大量伐採などで急に木が全部なくなると、大雨により腐植土が一気に破壊されることがありますよ。

lowtension
質問者

お礼

お礼が遅くなってしまってすみません。 雨によって土が固くなるかどうかは、土の物理的・化学的状態によってさまざまで、一概には言えないということですね。 腐植土については保水性があるものの、直接大雨などにされされると腐植土自体が破壊されてしまうということですね。確かに腐植土だけがあっても、簡単に流れていってしまいそうですね。 結局ことわざについて、どう結論していいのかよく分からなくなってしまいましたが、昔と比べて土壌と雨の関係が本来の姿ではなくなってしまっているということは言えるような気はします。 ご回答ありがとうございました。

回答No.3

雨が降ったあと、土が固まるのかどうか。百聞は一見にしかずです。 普通の土は水を含んだ時にはドロドロになりますが、その水が乾燥すればドロドロ状態から元の土に戻るばかりでなく、固くなってしまうものです。 この諺は道路が舗装されていない時代に作られたものです。当時の道路は、泥、土の道路であり、雨が降った時の路上には、皆が歩いた靴底の跡、車の轍などがそのままに残り、どろどろになったのです。しかし、雨も上がり、数日が経過すると、その靴跡や轍の形が残されたまま乾燥して固くなるのです。(土にたっぷりの水をまいて、ドロドロにこねて数日放置してみて下さい。必ず固くなってますから) そこが粘土質だったら、砂漠だったら、などと特殊状態だったらどうするのかを考えたなら、殆んどの諺や慣用句は成立しません。

lowtension
質問者

お礼

考えてみると、土に限らずいったん水を含ませたものが乾燥すると、以前よりも固くなってみえる場合って結構あるように思います。 ご回答ありがとうございました。

回答No.2

最近聞いた話では、直接地面に雨が降ると表面に硬い膜が出来るそうです。この硬い膜が出来るために浸水が悪くなり洪水が起こりやすくなるそうです。山林で地表の腐葉土が破壊されるとこのような状態になり、小川ができ表土の侵食を促すそうです。 硬い膜は細かい土の粒子で、厚さ数ミクロンと言ってたように記憶しています。

lowtension
質問者

お礼

とてもとても参考になる回答です。 もしも御存知でしたら、もう少し詳細な所も教えていただきたいのですが・・・。山林で腐葉土が破壊される情況は、何が起因してそうなってしまうのでしょうか?また、それによってできる「硬い膜」の成分も知りたいのですが・・・。あつかましいですが、この二つについて些細な内容だけでも構わないので、教えて頂けないでしょうか。

  • dulatour
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回答No.1

土質によります。保水性のある土壌、例えば粘土質などの場合は硬くなりますが、保水性のない土壌では、砂漠や砂山のように固まることはありません。 また、水はけの悪いところでは、泥沼化します。 もともと固まりやすいところに雨が降った、ということで、現実的ことわざのようなことはないと思いますが…

lowtension
質問者

お礼

なるほど。保水性のある土壌と、保水性のない土壌があるんですね。言われてみると、確かにそのとおりですね。 ご回答ありがとうございました。

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