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一秒間の世界という番組、または本について
一秒間の世界という本があります。この本に基づいてテレビ番組が放送されていましたよね。 そこで疑問に思った項目があります。 http://www.thinktheearth.net/jp/onesecond/contents.html このページに大体のことが書いてあるんですが、その中に 「1秒間に140万人が1日に必要とする、710トンの酸素が減少しています。」 というのがあります。 ということは地球上の140万人の人はどんどん酸欠状態になっていき、死にいたるということですよね。 1秒間に140万人、2秒間に280万人、…一分で8400万人、一時間で50億4000万人、この時点で10億足りませんが、ほぼ地球の人口です。60億突破するには1時間と数分です。こう考えると、地球人はとっくに絶滅しているはずだと思うのですが、そうでないのはなぜでしょうか? 私は上記のような考え方しかできないので、正しい解釈を知っている方がいましたら教えてください。「一日に必要とする」というところがポイントだと思うんですけど…。
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この数字の信憑性はともかく、森林が伐採され、化石燃料が燃焼されているため、酸素が減っていることは確かだと思います。 地球の大気に含まれる酸素の総量は、約1000兆トンとのことです。1秒間に減る酸素の量が710トンで、この先も同じペースで減っていくと仮定すると(あり得ませんが)、44600年でゼロとなります。 もちろん残りの酸素の量が減れば消費のペースも落ちますので、酸素を使い切ることは出来ません。
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「1 秒間に 710 トンの "酸素不足" が進んでいる」のではなく、純粋に「1 秒間に 710 トンの酸素が減少している」ということだと思います。そして、その 710 トンという量は、140 万人の一日分の酸素消費量に相当する、という比較がされているのです。 なので、現状、すでに地球上で酸素が不足している、ということは言っていないと思います。
お礼
よく考えると「減少」はしていませんよね。「消費」しているのですよね。この本の表現が明らかに不適切のように感じます。 「減少」とはプラスマイナスした後のことを言うと考えています。 確かに環境が一秒間にこれだけ変化している(主に悪化)のを知らせるのは大事ですが、誇大に表現してまで人に危機感を与えるのはどうかと思います。 回答ありがとうございました。
- Jodie0625
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「酸素が減る」という視点だけでみると、そうなります。 一方で植物などによって生産される酸素の量は書かれていませんよね? 砂漠化が進む一方で、緑を取り戻そうと努力する人間の営みの数字もあげられています。 漠然としてとらえどころのない数字をこのような形で表現した番組、書籍は我々の生活に警鐘を鳴らすという意味でいい試みだとは思いますが、物事のもう一つの一面を忘れないようにしたいものです。
お礼
植物などによって生産される酸素は足していないのですね。 だったら「酸素が減る」ではなく「酸素が消費されている」といった表現のほうが適切ですよね。 正直言って、消費者を落とし穴に陥れるどっかのあくどい商法みたいですよね。
- coro56_56
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木々が光合成により酸素を作り出しています。
お礼
やっぱり。作り出されているほうを足していないのですね。プラスマイナスした結果のことをいっているのだと思いました。
お礼
>もちろん残りの酸素の量が減れば消費のペースも落ちますので、酸素を使い切ることは出来ません。 納得しました。 回答ありがとうございました。