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第41師団
太平洋戦争時、マッカーサー率いる第41師団は「捕虜」を取らずに、武器を捨て、両手を挙げて投降してくる日本兵を殺していた。というのは事実なんでしょうか?
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それは分かりませんが、やっていたとしても別に不思議はありません。 ハーグ陸戦協定やジュネーブ条約等の国際法を遵守していればなおさらです。 何故なら軍隊の降伏は指揮官同士の話し合いで決まります。 1 降伏する側の指揮官が降伏を考え白旗を持たせた使者に文書を持たせて相手側の指揮官に渡す。 2 受け取った側はそれに書かれていた降伏条件を検討したり、上級からの判断を仰ぐ。 3 1と2が終わって(条件によって複数回繰り返し)から正式に降伏宣言及び受諾 と以上のプロセスを踏まえます。 無条件降伏とは、極端な話降伏して武装解除された後に銃殺されてもおかしくはありません。だから降伏時に条件を付けるんです。例えば「降伏した将兵の生命を保証」等です。 これらのプロセスがなされていない以上は敵と見做され攻撃の対象となります。 つまり爆弾の爆風で気絶したり重傷を負っていたとしてその場で末端の兵士が降伏しても殺される可能性は十分にあります。 他にも余談として、ベトナム戦争でゲリラを捕まえた米軍の指揮官がその場で銃殺にしていた所をTV撮影されていて、それが放映されると非難された事があると聞いた事があります。 国際法でのゲリラ兵は軍人として認められていませんから、軍人に対する降伏する権利さえありません。なので上記の様に即座に・・・となった訳です。
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- ss79
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戦闘中、捕虜をとるのは大変な負担になります。 監視に兵力を割かねばなりませんし、収容設備を建設し、食料を確保し医療設備も必要です。 規模によっては輸送機関も必要になります。 これらの余裕が十分にある場合は捕虜をうけいれますが、大抵必要とする情報を入手したら(所属部隊名や兵力、装備、暗号など)処分するのが普通です。 特に小兵力の前線でその傾向は大きいと思います。 これはどの陣営でも同様なのです。 またやむを得ずこれを命令する場合もあるようです。 戦争は法規、条約を超越した行為なのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても参考になりました。
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