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C3型植物とC4型植物について
C3型植物とC4型植物とは具体的にどのような植物を指すのでしょうか? また,どのようにして分けられているのですか?素人にもわかるように教えていただけたらと思います.また,良い本などがあれば教えて下さい.
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juni602さんは農学系や理学系ということではないということですネ。でも,中々マニアックなご質問といえるかも‥ C3型植物はほとんどの植物(約9割の植物)がそれに含まれますネ。 C4型植物の例としてはトウモロコシ,サトウキビ,シバというところでしょうか。 植物が光合成によって栄養を作り出しているということはご存知のことと思います。 この光合成は二酸化炭素を元にしているのですが,二酸化炭素からどのような物質が初めに作られるかによって分類する方法が,このC3型光合成とC4型光合成なのですネ。 C3型光合成を行なう植物群をC3型植物 C4型光合成を行なう植物群をC4型植物 としています。 C3型光合成というのは二酸化炭素から炭素の数が3個の3-ホスホグリセリン酸が合成されます。 C4型光合成というのは二酸化炭素から炭素の数が4個のオキザロ酢酸が合成されます。 これらのほかにCAM型光合成という特殊な光合成を行なう植物群もありますネ。夜間に二酸化炭素を吸ってリンゴ酸などの形で蓄え,昼間にそれを分解してできる二酸化炭素を利用するという形で,サボテンなどの多肉植物やパイナップルなどに見られるものですネ。 覚えているのはこの辺りまでです‥ こんなところでご理解いただけますでしょうか? 書籍については‥残念ながら存じません。 以上kawakawaでした
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- nora1310
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高校レベルの話を。 これは光合成の働きの違いから区別しています。 C4というものですが、これはCO2を取り込むときに反応する相手がcを3つ持っているというものです。 平たく言えば 熱帯…強光・高温・低CO2濃度の環境に適するために特化したとでもいっておきましょう。 もう少し分類をすると、C3光合成、C4光合成の他にCAM光合成というものをする植物があります。これを例にすると分かり易いかと。 CAM光合成は主にサボテンなどの砂漠の植物で行われています。 光合成のためにCO2を気孔から取り込むというのはご存知ですよね? しかし、砂漠は日中は高温、乾燥地帯ですので、気孔を開けておくというのは自殺行為です。水がみるみる蒸発してしまいますので。 そこで、サボテンなどの植物は、夜にCO2をCAM回路に取り込んでおき、昼間にそのCO2で光合成をしています。 高校の参考書程度で載っていますよ。
以下の成書は参考になりますでしょうか(内容未確認!)? =================================== C3,C4,CAM作物固体群における太陽エネルギー…/農林水産技術会議事務…/1986.3-198… C3, C4 :/Edwards, Gerry./University of Cali…/1983 ==================================== さらに「化学と生物」でここ2-3年(?)のバックナンバーでC3について記載があったように記憶してますが・・・?? ●http://ss.abr.affrc.go.jp/organization/PlantPhysiology/0604/ ●http://ss.abr.affrc.go.jp/organization/PlantPhysiology/0605/ (最近の研究成果の紹介) ご参考まで。
kawakawaさんがすでに書かれていますが、大多数の植物がC3植物です。そのC3植物と比べて、光合成スピードが二倍(当然二酸化炭素吸収量や酸素排出量、成長速度が速い)ため、注目されているそうです。 例えば、紙の材料として使われはじめている「ケナフ」もC4植物ですね。 アメリカにイギリス人が渡ったとき、急増する人口を支えたのはトウモロコシというC4植物でした。もしこれがC3植物であれば、食料が足りなくてアメリカの繁栄はなかったかも知れない……とまでいうと、言い過ぎかも知れませんが。 本はわかりませんが、百科辞典などで「C4植物」と引けば、でてくるのではないでしょうか? 参考URLは百科辞典サイトです。
お礼
ありがとうございます.ほとんどがC3植物なのですね.なるほど.