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貿易について

米国が長年に渡って貿易赤字を続けていますが、その原因は何ですか(?_?) あと、米国経済が巨額の貿易経常赤字を抱えながら、90年代に好況を続けたその理由も教えていただけますか(^^ゞ

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回答No.2

直感的な説明としては、貿易赤字というのは、他の国に物を売る量より他の国から物を買う量の方が多いということです。 アメリカは貯蓄も少ないのに、どうしてそういうことが可能になるかといえば、海外から大量に資金が流れて来ているからです。 たとえばアメリカがアジアから大量に物を輸入すると同時に、アジアからアメリカに大量に資本が流入しています。 つまりアメリカの貿易赤字を支えているのは、貯蓄余剰の国からの大量の資本流入だということができます。 逆に言えば、そのような資金流入がストップしていまうと、作った物以上に物を買うのは難しくなるので、貿易赤字を続けるのは難しくなるでしょう。 あと、貿易赤字と景気とは直接の因果関係はないと思います。 好況・不況の理由は難しいですが、at9_am様が仰っているように、ITバブルなどの要因があったのかもしれません。

参考URL:
http://www.kitakyu-u.ac.jp/economy/mm/mm13_2.htm
  • at9_am
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回答No.1

> 米国が長年に渡って貿易赤字を続けていますが、その原因は何ですか 国民経済計算の恒等式から、 Y = C + I + G + (X-M) Y = C + T + S の二式が必ず成り立ちます。整理すると (S-I) = (G-T) + (X-M) となります。 米国の場合、国民の貯蓄 S は非常に少ないので、S-I は0かマイナスです。 一方で政府は、軍事費などで支出を増やす拡張的財政政策を行っていたため、G-T はプラスです。 従って、X-M はマイナスになります。 これが有名な「双子の赤字」です。 > 米国経済が...90年代に好況を続けたその理由 好況や不況の「原因」はなかなか難しいですし、議論の分かれるところではあるのですが、一つ言われているのは、IT などの影響で生産性が上がり続けたという点です。もう一つ言われているのはグリーンスパン氏らFRBが上手く金利を調整し続けたという点です。

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