マルクスの利潤率低下法則とは?
マルクスの利潤率低下法則とは簡単に言うと、どういう事なのでしょうか?
法則の具体的な内容は以下の通りだそうです。
社会全体の不変資本価値をC 可変資本価値をV 剰余価値をM とすると
この社会の平均利潤率r は
r = M/C+V = (M/V)/((C/V)+1)
で表される。各生産部門で資本が超過利潤を求めて競争する結果、新技術が導入されるが
これは不変資本部分C の増大へとつながり 資本の有機的構成 C/V を高める。
その結果平均利潤率r は低下することになる。
ここまでは理解できましたが、
M/Vが上昇すれば平均利潤率r は必ずしも低下するとは限らないのでは?
という疑問が残ります。
ですが、マルクスの意向では成り立たないことが以下の式で示されています。
いま生きた労働の支出総計をN=M+V とすると 資本の有機的構成 C/V は次のように書ける。
C/V = C/N(1+(M/V))
この式が分かりません。
どうやったら C/V が C/N(1+(M/V)) になるのですか?
説明が長くなってしまったのでまとめると、
ピンポイントで分からないのはこの式「C/V = C/N(1+(M/V))」です。
式で躓いたので「マルクスの利潤率低下法則」というのも、まだ分かっていません。
どなたか教えて下さい。お願いします。