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剰余価値学説史とは
経済、経済学にはまるで疎い者なのですが 相談させていただきます。 実は現在病床の父親が 昔、人に貸したまま行方のわからなくなった マルクスの「剰余価値学説史」という本の事をよく 口にしています。あれは本当に大切な本だったとしみじみ言うので 私が内緒でネットで探して買ってあげようと思い、 いろいろ探してみたのですが 第何巻第○分冊、などいろいろな表示があり いったい何のどれを頼んで良いのかわかりません。 正式にその本は全部で何巻なのか、 どの出版社かも教えていただけると非常に助かります。 なにとぞよろしくお願いします。
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「剰余価値学説史」は「資本論第4巻」とも言われます。マルクスが「資本論」を書くにあたってまとめた、既存の経済学の研究・批判に関する研究ノートを彼の後継者が本として刊行したものです。 本ですが、 1960~1970年代に出版された大月書店版のハードカバー版:全3冊組 (マルクス・エンゲルス全集の一部として刊行されたものと単独で出版されたものがあるようです[どちらも3冊組]) と同じく大月書店の全9冊の文庫本(国民文庫) が有名で、お父様が持っていたのもこのどちらかではないかと思われます。 他にも、戦前の(おそらく伏字だらけ)ものから、1950年代の青木書店の3冊組みのものまで、何種類か翻訳がありますが、こちらは大学の図書館では時たま見かけますが、一般には入手困難ではないでしょうか。
お礼
回答くださり大変感謝致します。 さっそく大月書店のHPを調べてみました。 価格がわからなかったので直接問い合わせてみることにします。 とても助かりました。ありがとうございました。