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逆起電圧とは?

逆起電圧とはどういう事? なぜ逆起電圧防止にダイオードを使うのですか?

みんなの回答

  • angkor_h
  • ベストアンサー率35% (551/1557)
回答No.2

コイルやリレーなどの巻き線(インダクタンス)に直流電流を流すとそれに応じたエネルギが蓄えられ、その電流を切ったときには、そのエネルギは切る直前の電流を維持するように働きます。 今までのプラス側(電流の流入側)から電流を吸い込む形になるので(電流方向は同じだが)、マイナス電圧ほ発生することになります。そのため逆起電圧(逆起電力)と呼んでいます。 回路電流を開放するスイッチ素子は理想無限大の抵抗値(実際は高抵抗値を持つ)なので、先の電流×開放抵抗値の電圧が発生します。 リレーなどは低電圧で動作しますが、この逆起電圧は数百~千V程度を示します。これでは回路周辺が壊れたり、スイッチに火花が発生して劣化などの悪影響が出ます。 逆起電圧防止ダイオードは、印加電圧に対して逆向きに取り付けます。コイル電流を切ったとき、この維持すべき電流に対しては順方向でショートとして働きます。 このショート電流は今までコイルに流れていた電流しか流れません。したがって、このダイオードは特別な高耐圧大電流用などは不要で汎用品が使えます。 コイルインダクタンスにおける電圧式で、 v=-L*(di/dt) というのを見かけませんか? コイル電流がある値から突然ゼロになると、計算上マイナス無限大の電圧が生じます。これと同じですね。 ダイオードはその電流を流して、突然ゼロになるのを防いでいるわけです。

  • shiojiri
  • ベストアンサー率43% (84/192)
回答No.1

コイルに流れる電流が変化すると、電流の変化を妨げる方向に逆起電圧が発生します。 電子部品は逆に電圧を加えると壊れてしまう物が多いので、コイルの入っているリレーやモータには並列(逆起電圧を逃がす方向)にダイオードを接続します。

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