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イングランド人の新大陸建設について
1600年代前半にイングランドの人々を新大陸での植民地建設に駆り立てた、宗教的要因ってなんですか?調べたら「宗教の自由を求めて」ぐらいしか書いてなくて、もっと詳しく教えてほしいのでお願いします!!
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1600年代前半のイギリス国内の宗教勢力は、混乱状態に有りました。 スチュアート朝がスコットランドから来た事により、イギリス国内に長老派(カルビン派)の考え方がもたらされます。 の考え方にイギリス国教会の一部が刺激され、イギリス国教会の宗教改革が、不徹底であると考えるグループが生まれます。 これらの人々が、ピューリタンです。 ピーューリタンの人々は、従来の国教会から弾圧を受け、その内の一部の人がアメリカへ移住します。 イギリス国内に残った人達は、長老派と組んでピューリタン革命を起こします。 ピューリタン革命の失敗後、さらに多くのピューリタンがアメリカに渡ります。 むしろ現在では、それらの人々の方が多くなっており、アメリカのプロテスタントは、ピューリタン革命後に成立した、バプテストやクエカー、会衆派、ピューリタンではありませんが、国教会からピューリタンと同じような理由で18世紀に分離したメソジストが中心となっています。
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1620年に清教徒の一部の人々がメイフラワー号で新大陸に渡る決断をするまでには長い年月が経過しています。ヨーロッパ(ドイツから)に起こった宗教革命の嵐の中でイギリス国教会内にも改革が起こり清教徒はその一派です。宗教的には純な人々の集まりでしょうが現代の感覚からいえば狂信的集団といえるでしょう。彼らはまずオランダに自由を求めて渡りましたが安住できず既にフランス(カナダ側から)やスペイン(メキシコ側から現在のニューメキシコにかけて)が殖民を開始していたアメリカ(現在の)へ遅れてやって来た移住者たちです。移住した年から翌年にかけてインディアンに助けられて約半数がサバイバルを果たし、翌年、インディアンと神に感謝するために開いた感謝の集いが今日の感謝祭の起こりです(蛇足ですが) 宗教革命前後の状況は添付URLを参照してください。