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発音を英語表記にしたいのですが
海外の人に聞いて覚えてもらう日本語のファイルを録音しています。 「おはよう」が「ohayo」か「ohayou」かわかりません。 発音は「おはよー」ですね。 「正面に礼」は「shomen-ni-rei」か、「shoumen-ni-rei」でしょうか? 「おー」と伸ばす音は表記を統一したほうがいいと思いました。 「正拳」 日本語では「せーけん」と発音するのが多いと思いますが、 日本語を外国語として耳から習うためには「せいけん」と発音して「seiken」と表記した方がいいのでしょうか? そしてもし「せーけん」なら、どう書けばいいでしょうか? 同じ理由で「正剛館」もあります。 外国の人に日本語を教えたことのある方がいらっしゃれば教えていただければ嬉しいです。
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新年明けましておめでとうございます、Gです。 今年も普段言われていないようなことも書くと思いますがよろしくお願いいたします。 日本語の単語や表現を外人に教えるときに、日本のローマ字の書き方をして日本語の発音をしてもらおうとしても無理だ、と言うことに気がついてください。 つまり、Ohayohと書いてもOhayouと書いてもOhayoと書いても無理なのです。 しかし、「表記を統一したほうがいいと思いました」と言うことは必要と言うか便利なのです。 発音の中で大きな違いは母音と存在しない子音なのです。 あいうえおしかない日本語ではこれをある程度発音してくれれば良いのですね。 cupとcopをアメリカ英語で言ったとき違いは大きいのです。 しかし日本語では問題なく、カップなのですね。 「つ」「りゃ」「りゅ」が子音の発音としては多分一番難しいものでしょう。 しかしです。 彼らにとってスペルと音とはある程度関係はあるけど音が違う時もあると言うことを知っているのです。 つまり、スペルから音を「推測」することはしても「それで発音できる」とは思っていないのです。 だから、実際に発音できる人がいれば、または、録音したものがあれば、日本語の利点である、「スペルと音」とが「は」には二つの発音があり、づ・ず、ぢ・じは同じ音である、と言うことを除いて、音とローマ字に一貫性を持っている、と言う事が覚えやすいものを作っているのです。 つまり、こうスペルしたらこう発音しなさい!と言い切ることが時間の無駄にならないと言うことなのです。 ですから、日本武道の専門用語はもうすでに多くの日本語が英語になってしまっています。 そのつづりを使えば良いのです。 たとえば、正拳はseikenとスペルします。 ですからそのスペルを使う、つまり英語としての単語を表記し、それを日本語の発音をするわけです。 ただ、今回のように、セーケンと発音する人とセイケンと発音する人がいますね。 それをひとつにするか(私の場合はセイケンです)、セーケンorセイケンと言う発音をするかどちらかを選ばないといけません。 この「正面に礼」ですが専門用語ではないので、一貫したつづり方を決めた後、「ん」で終わり母音で始まる次の単語は次にスペースを持ってくるかハイフンでつなげてください。 これを怠った60年代の日本からの初代武道教師の間違いが今でも残っていることがあります。 よって、この正面に礼、はshomen ni reiと分けて書いてください、と言うことなのです。 reiを「れい」と最初から問題なく発音してはくれません。 仕方ないことです。 しかし、これは「れい」と発音するんだと教えればすぐ日本語なんだからと言って覚えてくれます。 スペルが違っても同じ発音をしたり、逆にスペルが同じでも違う発音をすると言うことには慣れているのです。 慣れている、と言うことはすなわち、発音を確認する、と言うことに慣れている、と言う事でもあります。 アルファベットで書いてあればローマ字読みにすぐする日本人とはまったく違う姿勢を持っていると言うことでもありますね。 また、補助として、Show-men-knee-rayと言う表現の仕方は日本語単語を使っているけど発音を確認したことのない道場に招待されたときは使います。 「正剛館」であれば、it is spelled Seigokan and is pronounced like Say-Go-Con.と言う表現をします。 (Conはアメリカだからできることですが) 後は、イントネーションです。 これを矯正しない限り、発音だけでは外人発音になってしまいます。 矯正と言っても直してあげるのではなく、はじめから、こういうイントネーションなんだよと教えてあげるわけです。 Say-go-conと書いても、どうしてもgoにアクセントが置かれconが下がってしまいます。 この辺をうまく説明しながら録音すれば良いと思います。 と言うことで、ある程度一貫性を持たせたつづり方を使い、発音用の英語のスペルで補助したり、専門用語は使われているつづりを使い、イントネーションに注意して録音する、などの点を私はお勧めします。 なお、先輩、などsenpai(sen-pie)でも良いしsempai(sem-pie)でも良いですが、私はこの20年間senpai (sen-pie)を通してきました。 なぜかと言うとsempaiと書くとmの発音が強くなってしまっていると言うことと私自身sempaiと入っていないからであり、sen paiと書いて私もそう発音するので弟子たちもそう発音してくれています。 しかし、日本人でもsempaiと明らかに言っている人もいるので、その人としてはこのスペルで良いと思います。 これは、私はJujutsuとスペルすることに対しJujitsuとスペルする人もいると言うことに過ぎません。 私自信はJujutsuに統一したいとは思いますが、もっと大切なことを覚えてもらいたいので弟子がこの違いのことを知り聞いてきたときに説明しているだけですね。 IcecreamなのかIce Creamなのか、SummersaultなのかSomersaultなのか大きな問題じゃないわけです。 「無事に」年を越すことが出来ました。 去年最後にかけて更に命の尊さを知ることが出来ました。 やってきてよかった、をどれだけ今年はいえるか、それがモチベーションの基本となる年になりそうです。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- fry3000
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英文表記のシステムはいくつかあります。 下記のリンクを参照下さい。 http://en.wikipedia.org/wiki/Romanization#Japanese http://en.wikipedia.org/wiki/Hepburn_romanization http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%9C%E3%83%B3%E5%BC%8F%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E5%AD%97 http://www.halcat.com/roomazi/doc/hep1.html (3番目は日本語のウィキピディアで「ローマ字」を検索した結果です、念のため) このうちのどれかを使い、もし規定から外れるつづりをするのであれば 例えばsaitoh (oh is pronouced "oe as in toe") などと注釈を付けるということでどうでしょうか。
お礼
ローマ字と一言で言ってもずいぶん難しいものなんですね!注釈をつけるのはいいアイディアですね。それか、どっちみち録音ファイルで聞かせるのですから、「とにかく聞いたとおり発音してください」的に注釈なしに統一してしまうのもありですね。
英語では外国語の音を表すのに独特の方法があります。例えば eeで「イー」、ooで「ウー」という具合に。でもこれは英語しか知らない英米人によく使います。 英米人向けの日本語の教材ではアルファベット表記が統一されていません。ooで「ウー」、eeで「イー」とする方法、ヘボン式ローマ字、訓令式ローマ字などまちまちですが、最も一般的な方法はヘボン式ローマ字かと思います。ですから、外国人に日本語を教える場合は ヘボン式ローマ字から教えるのが普通です。 「おはよう」は「ohayou」 「正面に礼」は「shoumen-ni-rei」 「正拳」は「seiken」です。 「おはよう」の「よう」の音ですが、日本人には 「よー」と発音しても同じように聞こえますよね。 それから「セー」とは英米人が若干苦手な発音です。 それでフランス語を学習したことある人には「seize」の「sei」のように発音すると、そうでない人には「safe」の「sa」でも構いませんと教えています。 ついでながら、日本語の「ウ」も英語にはない音です。もっとも、「u」のように発音しても大抵の日本人は気付きませんけどね。これも私はフランス語の知っている英米人にはleのeとeuroのeuの間のような音と説明しています。
お礼
やはりヘボン式ローマ字なんですね。そして母国語に合わせて説明するのが効果的ということですね。質問のタイトルは英語表記としたのですが、実は言語の種類は沢山で、わかってもらうための表記だったので代表の英語表記を選びました。 > ついでながら、日本語の「ウ」も英語にはない音です。 「ウ」ではないんですが、「Naoki」が英語圏の人に発音できないので別な名前で呼んでもらっていると聞いてびっくりしたことがあります。 日本語の発音ってそんなに難しいんでしょうか・・・。
- Firmament
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ヘボン式ローマ字の書き方の原則に従えば、 長音は書きません。 そうすると「せーけん」は“seken”となりますが、 柔道の「効果」は“koka”とされていることから、 問題ないと思われます。 上記以外では、 ‘b’‘m’‘p’の前の「ん」は‘m’、 (例)「しんぶん」→“shimbun” 「ア行」「ヤ行」の前の前の「ん」は 後ろにアポストロフィをつける (例)「ほんや」→“hon'ya” の2つは知らない人が多いきまりですが、 正しく読んでもらうためには、 覚えておかれた方が良いと思います。
お礼
ヘボン式ローマ字表記で統一するというのはアイディアですね。 > の2つは知らない人が多いきまりですが、 ヘボン式ではこれらが決められているとは私も知りませんでした。 本屋ですが、この「ん」を自分でどう発音しているか3年前に突然気になりました。ひらがなで書いてもローマ字で書いても時と場合によって発音が異なる事に遅ればせながら気づいたんです!
お礼
新年明けましておめでとうございます。色々なことを引き続き教えてください!私は英語はいつまでたっても初心者ですが、私より英語を話せる人にと私にとでは、英語圏の人の「反応」がちょっと違います。それはGanbatteruyoさんにフィーリングというものを教わったからだと思っています。 > 日本語の単語や表現を外人に教えるときに、日本のローマ字の書き方をして日本語の発音をしてもらおうとしても無理だ、と言うことに気がついてください。 本当にそうですねえ。そしてどう工夫して書いたとしても実際の発音を表し切ることができません。 >つまり、こうスペルしたらこう発音しなさい!と言い切ることが時間の無駄にならないと言うことなのです。 > と言うことで、ある程度一貫性を持たせたつづり方を使い、発音用の英語のスペルで補助したり、専門用語は使われているつづりを使い、イントネーションに注意して録音する、などの点を私はお勧めします。 はい、わかりました。 予断ですがcup, cop, pun・・・この発音がカタカナ発音で、単発で言った場合どうしても通じません。 大きな事件が続いたのですね。大丈夫ですか?いつかきっとご恩返しができる事と信じています。忘れないでくださいね。
補足
予断ですが、は「余談ですが」の間違いです。意味が違ってきてしまいますので訂正させてください。