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「延焼のおそれのある部分」にかかる部分の構造について
敷地面積が約750m2の土地に鉄骨造平家建の事務所を新築する予定です。この敷地は防火地域または準防火地域ではなく、法22条区域となっています。 が、敷地を有効に利用するため、建物が延焼のおそれのある部分にかかっています。 そこで、この延焼ラインにかかる部分の外壁もしくは開口部はどのような構造にしなければならないのでしょうか? 自分なりに調べたところ、 屋根…不燃材料 外壁…(延焼ライン内に限り)準防火性能を有する土塗壁等の構造 にしなければならないと解釈したのですが、これを材料にたとえるとどのような構造にすればよいのでしょうか? 現状は 屋根…折板(ガルバリウム鋼板)葺 外壁…防火サイディング 内装…壁:PB12.5mm+クロス仕上 天井:ジプトン9.5mm仕上 外壁の開口部…アルミサッシ+透明ガラス5.0mm で考えていますが、このような構造でも大丈夫なのでしょうか? ご教授よろしくお願いします。
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鉄骨造は、重量鉄骨ですか?軽量鉄骨ですか? 一般に、鉄骨というと、重量鉄骨を意味する場合が多いのですが、平屋の事務所だと、重量鉄骨にする意味が無いので、軽量かな?と考えました。 とりあえず、軽量鉄骨として、一般的な防火構造のことを回答します。 (重量鉄骨であれば、準耐火建築物になるので、少し視点が違います。大枠は同じですが‥‥) >屋根…折板(ガルバリウム鋼板)葺 不燃材料の認定が必要! 屋根材として販売されていれば大丈夫だと思います。 ガルバリウムの折板なんてあるんですね。勉強不足でした。 >外壁…防火サイディング 内装… 壁:PB12.5mm+クロス仕上 天井:ジプトン9.5mm仕上 防火サイディングは、防火構造認定品だと思いますので、OK!一応確認しておいてください。 *確か断熱材の充填の要求があったと思います。 >外壁の開口部…アルミサッシ+透明ガラス5.0mm これはNGです。 防火戸認定品のアルミサッシで、網入りガラスを使用しなければなりません。 (網無しでも認定品が出ていますが、かなり高価です。) 金属板の屋根は、断熱性能に不安があります。 快適な事務所にするのであれば、屋根面の断熱をかなり強化したほうが、光熱費の助けになり、快適な空間が得られると思います。
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- aran_onihs
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建築的な内容は他の回答者さんにお任せするとして、元設備屋として一言。 換気(給気と排気)のための開口部が延焼ラインにかかっている場合は、開口部や接続するダクトのサイズにもよりますが防火対策が必要です。 ダクトの外壁直近に防火ダンパーを付けるか、ベントキャップ又はウェザーカバーを防火シャッター付きのものにする、等です。 これ、よく見落として竣工時の建築検査や消防検査で指摘されることがありますのでご注意を。 今世間で問題になっているような所ではなく、ちゃんとした設計事務所であれば大丈夫とは思いますが・・・。
お礼
お返事ありがとうございます。 建物は重量鉄骨で考えています。 屋根と外壁について分かりやすいご回答ありがとうございます!確認しておきます。 やはり事務所は快適にしたいので、断熱性能も十分考慮したいと思います! >>外壁の開口部…アルミサッシ+透明ガラス5.0mm >これはNGです。 >防火戸認定品のアルミサッシで、網入りガラスを使用しなければなりません。 重量鉄骨の場合は準耐火建築物になるとのことですが、その場合でも防火戸認定品アルミサッシ+網入りガラスが必要なのでしょうか? もし駄目だとしたら、費用の面を考えると網無し認定品より網入りガラスを使用した方がよさそうですね…