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ビデオとVTRの使い分け
VTRというのは「video tape recorder」の略ですね。そう考えると、ビデオとVTRの違いは、単なる表記法の違いだけのように思えます。しかし、実際に使用している場面を見ると、個人用の装置は「ビデオ」を用いることが圧倒的に多く(稀に、家庭用VTRという表現を見かけます)、放送局が業務で使用する装置は「VTR」しか用いていないような気がします(テレビの生放送中、録画に切り替えるときは「VTRに切り替えます」と言い、「ビデオに切り替えます」とは言わない)。 両者の明確な使い分けは存在するのでしょうか。
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言われてみれば、たしかにGoogle検索でも「家庭用ビデオ」のほうが多いですね。後者は「家庭用ビデオカメラ」も含まれているかもしれませんが。 "家庭用VTR" の検索結果 約 9,520 件 "家庭用ビデオ" の検索結果 約 26,400 件 "家庭用ビデオカメラ" の検索結果 約 17,500 件 これは、「ブイティーアール」より「ビデオ」のほうが短くて言い易いことも一因ではないでしょうか。 「オーディオ/ビデオ」「レンタルビデオ」「ビデオソフト」など、「ビデオ」という言葉が広く定着しているせいもありそうです。 「テープに録画する」という言葉を敢えて付ける必要もない、と。「カセットテープレコーダー」も、たんに「カセット」と言いますし。 放送局で「VTR」という言葉をよく使う理由はわかりませんが、たんに昔からの習慣か、あるいはVTRだけでなく色々なビデオ機器が使われているので明確に区別する必要があるといった理由かもしれません。 とはいえ、現実には「VTRをどうぞ」と言って流される映像はテープ媒体は少ないと思います。今はコンピュータで編集して(ビデオサーバの)ハードディスクに記録したものを使うのが当たり前になっているはずです。テープ媒体を使っているのは屋外取材用のハンディカメラぐらいのものでしょう。
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- inu2
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昔は「ビデオ」といえば VHSのビデオデッキしかなく、ビデオ=VTRでした その名残で、一般的に「ビデオ」といえば「VTR」と関連つけられている名残でしょう Videoは「映像」という意味ですので、TVの生放送などで「ビデオに切り替えます」というのはおかしいですよね だって、視聴者としては生放送も映像(Video)なわけですからね ちなみに英語圏で「VTR」と言っても通じません「VCR(Video Cassette Recorder)」です
お礼
ありがとうございます。 video本来の意味からいえばおかしいのでしょうが、ビデオというと録画のイメージが強いですね。 そいういば、最近新しい家庭用ビデオ(VTR)を購入しましたが、ダンボールには「ビデオカセットレコーダー」と記載されています。英語圏の表現どおりですね。
お礼
ありがとうございます。 やはり昔からの習慣という側面が強そうですね。今の時代、テレビ局がテープを使って映像を保存しているとは思っていませんでしたが、やはりそのようですね。