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大昔のビデオデッキ
ビデオデッキと言えばVHSやベータが有名ですが、それ以前にも家庭用VTRが存在していたとのことです。 それも、ベータすら出ていない1960年代~1970年代初頭に、すでに家庭用VTRを持っていた方が極めて少数ながら存在していたそうです。(その当時はデッキもテープも現在からは想像もつかないほど高価だったため、放送局ですらテープを使いまわすのが当たり前でした。) ベータ・VHS以前には、どのようなビデオデッキが存在したのですか?
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質問者さんがお聞きになったのは、おそらく「Uマチック」という規格のことだと思います。 ごく一部のマニアがもってました。βテープの倍くらい(?)の、弁当箱みたいなカセットテープでした。 http://ja.wikipedia.org/wiki/U%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF これとは別に、VHSやβより前に、カメラ用小型カセットの規格がありました。ここに回答するにあたり、規格名称がわからなかったのでWikipediaを見たのですが、不明です。 Wikiの一覧で、「1/4インチ」と書いてあるものではないかと考えています。 なぜこう言えるかというと、まだVHSもβも、やっとテレビでデッキのコマーシャルが始まったばかりくらいの頃、当然ビデオなど持っていない私は、夕方のアニメの再放送見たさに、学校帰りに毎日、デパートの電器売り場に通って、テレビを観ていたのです(笑)。 その、テレビがずらっと並んだ手前のコーナーに、カメラと、ビデオデッキらしいものが置いてあり、中には音楽カセットテープくらいの大きさのカセットが入っていました。カセットには「Canon」のロゴが入っていました。後の「8ミリビデオ」のカセットによく似た感じでした。 当時、ビデオデッキやテープなどの知識がない私は、「テレビのCMでやってるテープは大きいのに、カメラ用にはこんな小さいのがあるんだ」と驚きました。しかし、このテープやカメラセットの宣伝は、まったくテレビCMには流れませんでした。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%80#.E5.AE.B6.E5.BA.AD.E7.94.A8VTR.E3.81.AE.E4.BE.8B
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- RS-485
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たぶん世界初の家庭用ビデオ「EVR」 このページに年表が載っています。 http://www.geocities.jp/savage99rs422a/infoseek/edb/evr.htm オープンリールテープを使うビデオデッキ 「統一1(1はローマ数字)」 http://www.geocities.jp/savage99rs422a/infoseek/edb/openv.htm Uマチック http://www.geocities.jp/savage99rs422a/infoseek/edb/umatic.htm Vコード http://www.geocities.jp/savage99rs422a/infoseek/edb/vcord/index.htm CVCはVHS以降の登場かな? http://www.geocities.jp/savage99rs422a/infoseek/cvc/cvc.htm
お礼
こちらも貴重な資料をありがとうございました。
- ultraCS
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Uマチック、VX方式の他に、フナイとキャノン?が発売していた、8mmビデオくらいのCVCという規格があります。あと、AKAIが1/4インチの規格を作っていたようですがこちらは詳細不明。 また、VXと同時期のライバルとして、東芝・三洋のVcode/VcodeIIもありました。また、オーディオカセットを開発したフィリップス貸せグルンディッヒと組んでVCC(Video2000)という裏返して両面を使うタイプのビデオカセットシステムをヨーロッパで発売しています。 ここに簡単にまとまっていますね。ヨーロッパではVCC(Video2000)が一次は勢いが良かったと聞きます。 http://www.echigo.ne.jp/~shokaku/AV/visual/OPEN-VTR.htm http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/av/visual.html それから、玩具に近い扱いですが、オーディオカセットにモノクロのビデオ映像を記録するカメラも販売知れていました。
お礼
ありがとうございました。 音楽テープに映像ですか!モノクロとはいえ結構画期的ですね。
- ikkaiiida
- ベストアンサー率40% (8/20)
No.6の方の文末を見て「あれはたしかVX-2000か?むかし同人誌でビデオ年表が記載されていたのだが・・・」で検索しました。 ビンゴ!!
お礼
貴重な資料をありがとうございました。
- DateSuikyo
- ベストアンサー率38% (126/324)
私も1970年代初めにUマチックを使用していました。ビクター製ハード(体積がVHSデッキの優に4倍はある)が今も手許にあります。修理しても修理しても、すぐ壊れる粗悪品。にもかかわらず、当時の金額で35万程度しました。 画質はVHSよりはよくS-VHS並み。音質は8ミリビデオ並み。給料を注ぎ込んで買ったテープが数十巻。中には貴重な映像記録もあるのですが、再生はもはや無理でしょう。ハイビジョン・クオリティの録画が700円弱のBDメディアで行える現在が夢のようです。 Uマチック以前のオープンリール・タイプはハード、テープともバカ高の上に埃に弱く、取り扱いがむずかしいので、ほとんど普及しませんでした。映画「ファントム・オブ・パラダイス」の中に出てきます。 あと、松下が独自仕様の3ヘッド・カセット・ビデオ(名称失念)を開発しましたが、四国方面で試験的に販売されたのみで、VHSの前にあえなく沈没。
お礼
ありがとうございました。 現代の貨幣価値なら数百万もするであろうビデオに、これも現代の貨幣価値なら数万円はするであろうテープ数十本とは、結構録画好きだったようですね。
- kogechibi
- ベストアンサー率52% (1899/3587)
私が学生の頃、放送部で使用していたのはUマチック・ソニー製です。 当時ビデオ御三家といえば、ソニー・松下・ビクター。 Uマチックは業務用・編集用として、1990年頃まで高画質規格として存在していました。カセットの巻き取りがベータ・VHSとは違うので、今見ると違和感があります。 このUマチックには笑える思い出があります。放送部では、私利私欲で、当時放送していた「宇宙戦艦ヤマト」や「宇宙海賊キャプテンハーロック」をこっそり録画して、見ていました。使い回すので、テープは20本しかなく、録画内容は一週間で消去される運命でした。どうせ消すんだから、と思っていました。が、ある時、クラス対抗のど自慢大会の録画テープをアンコール放送する、ということで顧問の先生が該当テープを再生したら、お昼休みの学校のテレビに、「ヤマト」が上映されてしまう事故が発生しました。犯人は上書きした私。大目玉でした。 カメラ用に小型テープとして使っていたのは船井電機・キヤノンのCVCカセットです。 ご参考までに。
お礼
ありがとうございました。 体験記も書いていただき、ありがとうございました。当時20本ものビデオテープの購入費用をねん出するのは、大変だったでしょうね。
- u-bot
- ベストアンサー率58% (1736/2988)
他の方が書いているとおり「Uマチック」ですね。 私が知っているのは松下製でした。 1時間テープが1本1万円(当時の価格ですから今の貨幣価値からするともっと高いはず) で、3倍録画もないし、予約録画もない。 機能としてはラジカセのTV版です。 チャンネルはガチャガチャと回すタイプで再生ボタン等もしっかりと押さないいけないくらい重たかったです。 リモコンは当然無いです。 でもこの機械のお陰でTVの録画需要があることが判明して、その後のVHS対β戦争になるわけです。
お礼
ありがとうございました。 DVD-RWも最初は3,000円と、100円ショップでも販売されている現代からみれば高価でしたが、VTRテープはそれ以上に高額だったようですね。
- URD
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オープンリールかな?
お礼
回答ありがとうございました。
- hare0321
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Uマチックの事かな? それとも単純に8mm?
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 今はDVDレコーダーだCS放送だワンセグだとありますが、そういうことが無い昔には、また楽しみがあったのですね。