少子化の原因は非婚化？

質問

昨夜の「朝生」で、少子化の大きな原因として非婚化があるとかの話が出ていました。婚姻下での出生率は戦後変化がなく、お金のないキモメン（イケメンの反対か？）は結婚できず「解脱」に追い込まれ出生率の低下の主な原因を担っているという内容でした。番組の方は眠くて最期まで見ていません。「解脱」とはほど遠い心境ですが、「お金のないキモメン」とか言われると強く身につまされる立場でして、結局どのような結論になったのでしょうか。あるいは結論が出る番組ではないようですが、どのような結論が妥当なのでしょうか。

回答No.4

noname#21649 · ベストアンサー

貧困は確実に進んでいます。
昭和４０年代は.亭主１名の所得で当時の水準としては一家５－６名が楽に生活できました。
ところが.生活水準は上昇する.夫婦して働かないと生活水準が維持できない.労働力の流動化として.リストラという名の中高年の解雇.つまり.-子供が高校以上になって金がかかる磁器に解雇される-から.子供を育てることが近い将来不可能になることが予想される。

小泉の政策で.人口の5%以下の資産家の収入は急速に伸びています。また.定率減税廃止でも.資産家はそれ以上の所得の伸びが予想されますが.残る95%の人間はより貧困化が予想されます。

算術平均では.所得は伸びるでしょう。しかし.その伸びは人口の5%以下の人々に限られるわけで.大多数の人はより低所得化が進むことが容易に予想されます。

お礼

背景には社会構造の変化があっての結果としての少子化現象なのでしょうが、いろんなサイトを見て回ると社会の中に解決のための問題意識も当事者能力もないように見えます。そのうち貧しい日本人はいなくなるでしょうから考え方によってはいいことなのかもしれません。そのころ私なんぞこの世にいないでしょうからどうでもよいと言えなくもありませんが。

中世ヨーロッパの農奴など、どんなに貧困化が容認されても次世代の育成まで阻害された歴史は、アウシュビッツを除くとほとんどないと思います。富の分配に失敗し、貧しい者は徹底的に貶められる状況は人間の多様性を否定し結果として国力を失うことになるのだろうと恐れています。

ご回答ありがとうございました。

回答No.9

noname#50891

お礼ありがとうございます、No.8で回答したJJRです。
（お礼のことは、どうぞ気遣いなく（＾＾）/）

私は少子化問題の専門家ではないですが、子どもについて考えることが結構あって、その関係で少子化についても考えることがあります。
お礼を読み…ちょっと思うことがありまして、来ました。

>若い人は特に人間のランク化を平気でするし、同性異性を問わず内面まで踏み込んだ人間関係が希薄になっているのかもしれません。一方ではできちゃった婚が多くてなんだか世の中全体が動物的になっていると感じることもあります。

でき婚したら、動物ですか？
でき婚した人達のことを私は、「中絶という選択を取らなかった人達」だと思って接しています。私の周りにも、でき婚した方、何組もいます。でも、取り立てて悪い人達ではないです、普通の人達です。

poor_Quarkさんも、でき婚した人達の「内面まで踏み込ん」で、接していただけたら、きっとそれが分かると思います。

何故こんなことを書くのかというと、
でき婚という「選択」は、
結果的に少子化の歯止めになっていることに、
気がついてほしいからです。
最近の日本の子ども達のうち、
「でき婚」で生まれた子、とても多いんですよ。

そしてぜひ分かってほしいことがあります。
でき婚だろうが婚外だろうが、
生まれてくる子どもは、家庭を、両親を、選べません。

親のことを「動物」と言われたら、子どもがどう思うか。

それを考えてくれたらいいな、と思います。
考えた上で発言してくれたらいいな、と思います。

それと、

>恋愛弱者たる私

そんな風に見えないですよ？
先日読んだ「萌える男」という本によると、男は、
イケメン・フツメン・キモメン
の３つに分けられるとありました。
poor_Quarkさんは多分フツメンではないかと思います。
以上です。何かありましたら遠慮なく、補足要求して下さい。

お礼

いえ、私はたった今素手で人を何人も絞め殺してきたような凶悪で憎々しい顔とマウンテンゴリラのような容姿をしております。正確に言うと鏡もあまり見ないので詳しくはわかりません。下手に鏡を見ると数日は気分が悪いので。

　さて、どのような出自であれこの世に生まれ出た子供はその出自により何ら責めを負うことはあってはなりません。なんであれひとりの人間の誕生は寿ぐべき事でありそれ以外の付随的な意味を与えるのは間違っていることは明らかです。出来婚が増えたことを道徳上何らかの問題と捉えることはできないと思います。あくまで統計の対象となる自然現象として捉えると、というお話です。

私の周りでは、あるいは私の経験では、と話を始めると私の周りの現象の分析で話は終わりますが、生涯未婚率が上昇し、日本人の人口がどんどん減っていく結果は社会的対策を必要とする問題として捉える必要があるのではないかと感じるわけです。

作られた格差社会やマスコミが鼓舞する恋愛市場主義といったものに強く疑問を感じます。もちろん負け犬の遠吠えですが。

再度のご回答ありがとうございました。

回答No.8

noname#50891

その番組みていないのですが、質問読んでいたら、参加したくなってしまいました。…よろしくお願いします。

　「少子化の大きな原因として非婚化がある」は、ノーだと思います。
　「婚姻下での出生率は戦後変化がなく」というのは変ですよ。
　統計があるのですが、戦後の日本社会では「一人暮らし」が増えましたが、「子どものいない夫婦」も大変増えました。その方達を「婚姻下」に含んで計算したら、戦後の出生率は変化無いなんて、言えないです。

　また「お金のないキモメン」が「追い込まれ」、「出生率の低下の主な原因を担っている」というのも、おかしいです。
　戦前の日本社会にもキモメンで貧乏な男はいました。でも出生率、どうだったですか？　今よりはるかに高かったでしょう？…おかしいと思いませんか？　つじつまが合わないでしょう？
　おそらく、キモメン貧乏だって、なんとか結婚して、子どもを授かっていたのだろうと思います。でもいまどきの女性は、「キモメン貧乏」と結婚しようとしない。
　そこに問題は…無いのでしょうか。
　非婚は男性側だけの問題なのでしょうか。

　それと、これはあくまで私の周囲のことですが、
　「お金をそこそこ持っている、イケメン成人男性」は、ほぼ皆、独身です。

　こういうことを書くと、狭量な女性はすぐ「遊び人」をイメージするでしょうが、皆、全く普通です。派手に遊んでません。むしろ毎日激務で、大変そうですよ。
　そして「いい縁があったら結婚してもいい」と考えている人、結構います。

　結婚や家族の問題は、「どっちもどっち」の精神で考えなくては解決しないと思います。なのに、何だか読んでいると…「こういう結論出したい！」と考えた女性達によって、一方的に話が進められた…ように感じました。

　お金がないなら兼業主婦して働いたらいいし、男に平気で「キモメン」と言える女の人、…魅力的とは思えません。

　もっと互いに相手のことを知り、立場をわきまえつつ、考えていくことが大切だと、私などは思うのですが…。

　何だかこちらも、どんな話を書いたらいいのか迷ってます。　
　ちょっとした疑問など、何かありましたら遠慮なく聞いてください。参考まで。

お礼

出張でお礼が遅れまして申し訳ありません。ご回答頂いたのは見ていたのですが自宅以外の場所でIDとパスワードを入力するのが怖くて今になりました。

さて、統計を調べてみたのですが、少子化と非婚率は傾向としては同期しているように思えます。
http://dandoweb.com/backno/20021003.htm
結婚しないとおかしいと言われるくらいの田舎に住んでいますが、それでも４０台までに結婚の経験のない男女が増えているように見受けられます。恋愛弱者たる私のような人間にとって「結婚」という言葉を前にして男女とも容姿や収入など相当の条件をクリアしないと互いに対象とは見なされないという傾向が大きくなりつつあると感じます。

若い人は特に人間のランク化を平気でするし、同性異性を問わず内面まで踏み込んだ人間関係が希薄になっているのかもしれません。一方ではできちゃった婚が多くてなんだか世の中全体が動物的になっていると感じることもあります。
なんにせよ有効な対策はないのでしょうね。
ご回答ありがとうございました。

回答No.7

jamiru

社会が子どもを受け入れる姿勢が無いだけだと思います。

社会が受け入れる子どもは
１）大人におもちゃに出来る子ども。
２）商売のネタに出来る子ども。

１は犯罪ですが、２はタチが悪い。
何か若くて目立てばすぐに天才少年、少女ともてはやす。
女子ゴルフの宮里選手には親が付いていますが、大半は親が付いていません。
ゴルフ業界はこぞって未来の藍ちゃん二世の未成年の少女に群がり商売のネタにして誘惑し商品価値を高め、商品価値が無くなれば冷酷に見捨てる。

親も親で子どもの価値を高めようと色んな教育を施し子どもの数を絞る。

私としては少子化と言って子どもに対する社会の大人の目つきがいかがわしくなってると思います。
大人が子どもに近付く時に下心ありすぎ。
大人が子どもに対する態度を変えろ。ってね。
少子化はそれが出来ないことには何をやっても無意味と思います。

お礼

かの番組にも出演されていましたが、森永氏の御本に「非婚のすすめ」というものがあります。それに曰く高度成長期には「結婚の配給制度」というべき制度が存在したといいます。結婚の配給は「性」の配給でもあったそうでその論に従えば、昨今配給にあぶれてどこか心のバランスを失った若者をたくさん作ってしまったのかもしれないと考えたりもします。そういった輩に「性」にかかわるものを含め、ありとあらゆるものを商品化して提供するのが現代の盲目的な市場主義であり、そういう環境の中でこれからもおかしな事件を目の当たりにしなければならないと思うとぞっとします。おそらく解決の手段はないと思います。

ご回答ありがとうございました。

回答No.6

utaufune

昔より男に魅力がなくなったとか、女の質が下がったとかいうわけではないと思います。
(むしろ男の場合、変化のないところが問題かも?)
裕福な環境にいる女が、貧乏な男を相手にしないということはあるでしょう。しかし・・そんなことは今までの時代だって同じことでしょう。
結婚そのものに魅力を感じない。
する動悸がない。
以前は恋愛結婚できなくても、見合いをしてでもすべきというのが結婚でしたが・・
今は、結婚しなくても・・とりあえず現状では不自由ない環境が整っている。
ですから、「結婚したくない」ほどではなくても、「しなくてもいい」から、魅力を感じない相手とわざわざ結婚する人は・・少なくなっているでしょう。

そして、それはけして悪いことではないと思うのです。
不自由にしてまで満足できない結婚をさせるより、もっと前向きな対処法はあると思います。

ただ、社会的な対処法云々より、現状で個人の問題としては、結婚したいなら魅力ある人間にならないと難しくなってる、ということではあるでしょうね。男でも女でも。

お礼

いろいろ調べているうちにお礼が遅くなりました。心の中のことまでは統計には表れてこないか、あるいは統計の数字が主張する内容をどうくみ取るか、という問題もあるようです。
　おっしゃるとおり私も結婚したからといって自動的に幸福が得られるわけではないと思います。しかし人間を幸福にできるのは人間だけだということは一方では真実でしょう。どういうわけか、心のバランスを失ってしまった人間がいかに多いか、感じさせる事件が多いのは、前向きに生きることの難しさ、人としてあることの難しさを考え込んでしまいます。

ご回答ありがとうございました。

回答No.5

noname#16843

この手の話になると必ず「結婚できない男」になってしまうのがいただけないですね。
朝生ではフェミババアらしい事を言ってましたね。
女を正当化して男の所為にする。
私から言わせれば結婚したいような魅力的な女がいないから結婚しないだけだ と言いたいです。
こんな便利な世の中になって何も縛られずに面倒くさい女に構わずに風俗にでも通ってのん気に暮らせるし、
自分の稼いだ金を自由に使えずに家に預けて自分はお小遣い制になってしまうなんて馬鹿馬鹿しい。
世の中は女よりも男が一人で暮らしていくに最適な環境が整っていると思いますよ。
私の周りの友人を見ていると結婚して後悔してしまっている人が沢山いますよ。
結論としては、女はもっと中身を磨けという事です。

お礼

私は人間の幸福とはあくまで実質的なものであろうと考えています。また、男女の関係も相対的なものであり、男にもいろいろいて、女にもいろいろいるのが本当のところではないでしょうか。きっと女性の側からも同じ風景がみえているのでしょう。結婚だけが人生の幸福というわけではないのでしょうが、ずっとひとりで過ごすのも寂しいことなのではないでしょうか。

ご回答ありがとうございました。

回答No.3

fukudon

ご存知の通り、戦後は個人の欲望があらゆる面で通るようになりました。
従って、自己犠牲など嫌悪され、捨て去られました。
この傾向は、男女平等・男女同質の風潮から、どうしても女性に顕著に
見られます。

子供を育てるとなったら、自分の欲望は抑え、自己犠牲の存在を認め
ざるを得ません。

パチンコをしていて、子供を放置した車の中で死亡させる親が居るのは
もっともな話しです。連れ子が義父にいびり殺されるまで傍観するのも
もっともな話しです。

動物の親は皆、自分を犠牲にして子供を育てています。現状では「少子化」は
当然の成り行きのように思えますがねぇ。侘しいことです。

お礼

おそらく子育ては楽しいことなのでしょうし、子育てとてりっぱな欲望の対象となると思いますが、どうなんでしょう。私の友人はみな子育て親育てをたのしんでいるようにも見えます。年もいっているのでもうかなわないのですが、私も家族がいたらどんなに生活が楽しいだろうなと思いますが、自己犠牲や自己の欲求を押さえるだけが子育ての本質ではないようにも思えます。

ご回答ありがとうございました。

回答No.2

noname#15555

「朝生」を最後まで見ました。いわゆる、昨日のポイントは、少子化は、
「国の子育て救済制度の遅れ」「社会不安」「貧乏」ではない。なぜなら、昔は（昭和？）もっと酷かった。
結婚している人は、平均２.３人くらい生んでいるから、結婚後に子供を産まなくなったわけではない。
少子化の原因は「結婚しなくなった」事である。特に、キモ面の貧乏は女に相手にされない。

で、少子化対策の結論的なものは、
「結婚しなくても、子供を産みましょう」
「フランスのように、就業時間を午前１０時～午後４時にしましょう」
「昔はキモ面貧乏でも結婚できたのは、終身雇用、年功序列などの生活保証があったから。それを取り戻そう」
みたいな感じでした。

私個人としては、今回の番組だけを参考にして結論すれば、
「男女は２０代半ばで“強制的？に”結婚する、という習慣付けをすればいい」
という結論。
社会全体を見渡した中での私の結論は、またの機会に書きます。

お礼

まぁ、人生の選択はあくまでも個人の判断に委ねられるべきで、強制的に結婚というのもなんだかなぁという気はします。婚外子の出産についてはおおっぴらに勧めるわけにもいかないのでしょうが、これだけ不倫がはやっていれば自然に増加していくのでしょうね。

　ご回答ありがとうございました。

回答No.1

dream-kouichi

少子化の原因は単純に「科学技術の向上により高齢者人口拡大」と、「日本の貧困」から子供を余り生まなくなったためだと思いますネ。
少子化の原因は非婚化より、非産化じゃないかなぁ？

この数十年で結婚したくないと考える人間より、生む人数を１～２人にしたい（つまり非産化）と考える人間のほうが多いと考えるほうが自然。

お礼

時間をかけて非婚率の増加と少子化を関連づけている資料を当たってみたのですがネット上にはっきり現れている統計を見つけることはできませんでした。しかし　http://www.gpc.pref.gifu.jp/infomag/gifu/100/3-hiroshima.html　といったサイトなどによると非産化をより大きくもたらしたのは第一の家族革命ともいえる1950年代に起こった現象であるようです。

ご回答ありがとうございました。