少子化なんてもう止められないと思いません？

質問

21世紀に入って、世間が日本は少子化だ少子化だと騒ぎ、政府も少子化担当大臣なんてものを置きましたが、もうここまでくると止めようがないと思いませんか？

少子化の大きな原因の１つに、経済的な問題で結婚できない、子供を持てない人が増えている現実があります。それが2004～07年頃の「戦後最長の景気拡大」とやらで、少しは解消の光明も見えてきていました・・・が・・・

結局は2009年の大不況です。これで経済的にはますます子供が増える可能性が低くなります。

実際問題として2015年を過ぎると、人口の多い団塊ジュニア世代（実は私もですが）が出産がほぼ不可能な年齢になるので、あとは出産適齢期の人口そのものが減って、少子化、そして日本の人口減はどんどん進行していくだけ・・・と思います。

政府が何か対策を採るなら、今が最後のチャンスだと思っています。何もしないと2012年頃に景気がちょっとくらい回復しても、出生率は上がらないし、そのまま2015年を過ぎて上に書いたような事態になるだけでしょう。

まあ、私も未婚子無しなので、私にも責任があるとかいう声も出てきそうですが。でも客観的に見て、今回の大不況で少子化問題はもう止められないところまで来たと思いませんか？

回答No.9

rinaly-k · ベストアンサー

戦前の貧しい暮らしから這い上がってくる段階での子沢山と、ある程度まで国民の生活レベルが全体的の底上げされた後では、天と地ほどの差があるような気がします。ですから、子どもが増えるというのは絶対今の日本には望めないと思います。
だって、生活レベルを落としたくないから一人の子どもさえ産まないという人だっていますし、経済的に無理だから二人め三人目は諦めたという人も沢山います。
人間、自分が育ってきた程度の生活レベルは維持したいと思うでしょうから、まさにこの経済状態では子どもを増やすのは無理だろうな～と思います。
私は高度経済成長期に子供時代をすごし、結婚したのはバブルまっさかり。まさかここまで酷い時代になるとは予想出来ませんでした。
バブルの頃子どもを産まない人は、お金が無いからではなく有り余るお金を自分たちの楽しみに使いたいからでしたが、今は本当に自分の楽しみどころか、生活するのにいっぱいいっぱいの状態の方も多いでしょう。
フランスでしたっけ？子育て世代に対する補助がかなり充実している国が出生率を上げてきましたが、あれくらいの事をしてもらえないなら、いまの状態では子どもは増えないと思います。
うちは二人いますが、あと１０年遅かったら、どうなったか分かりません。
子どもが大きくなるにつれて、かかるお金は増える一方なのに、収入が増えないもしくは下がるのでしたら、どんなに算数が苦手でも結果は分かりますもんね。世の中、お先真っ暗です。

お礼

回答ありがとうございました。

＞私は高度経済成長期に子供時代をすごし、結婚したのはバブルまっさかり。まさかここまで酷い時代になるとは予想出来ませんでした。

私もバブル時代は高校生でそれなりに知っているので、ここまで日本が凋落するとは想像できませんでしたね。

実際、90年代を「失われた10年」なんて言ってましたが、2000年代だって2004～07年の短い間を除けば景気なんて大してよくなかったじゃないですか？その間ですら、「格差」という言葉が広まって実際に暮らしが楽になった人はあまりいない。学生の就職が楽だったそうなので、いいことはそれくらいでしょうか。

だから、90～10年を「失われた20年」という人が将来出てくるんじゃないかなって思います。

＞フランスでしたっけ？

フランスは、大学まで授業料無料でも行けるので。それくらいしないとね。

回答No.17

KuroikoSS

確かに少子化は止められないと思います。でも原因は経済的なことではないと思うのです。ですからこれから政府や民間がどれだけがんばって景気を良くしていっても少子化は収まらないでしょう。

そう考える理由は、
○　北欧の高福祉国家のような、将来の生活に不安のないはずの社会で少子化現象が起きていた。
○　上記の国家で補助金等の経済的な優遇策をさんざん施したにもかかわらず出生率は減少し続けた。（結局、移民政策を導入することで出生率は回復した）
○　バブル時代の日本、あの乱痴気騒ぎのような浮かれた時代ですら出生率は減り続けた。
○　終戦直後とはいわないが昭和30～40年代のような現在より可処分所得の低い時代ですら現在より出生率が高かった。
○　私の知る限りでは、子供を産まない夫婦に「産まない理由」を尋ねても経済的な理由が回答されることが少ない。たいていは自由を束縛されることの嫌悪感や職場を退職するのがいやとかいった理由が多い。ちなみに教えてgooや大手小町などのインターネット掲示板でもそのような傾向はみられる。

　などです。
　私は少子化の理由は、経済的要因ではなく意識や価値観の変化が要因と考えます。しかしながら個人の意識や価値観は政策では変えられませんし、あえて干渉するようなら別の意味で問題となります。
　すべての家事をまかなう家庭用ロボットだの、クローンだのＳＦ小説まがいの方法でもない限り少子化は解消しないように思います。

お礼

回答ありがとうございます。

なるほど、斬新な視点ですね。締め切らずに待っていると、いろいろな回答がきて参考になります。

回答No.16

kogoefuyu

歯止めが掛けられる時期を救える時期としたならば、
救えなかった問題でしょう。
格差社会で、勝ち組と自称する者達は、自分の益、便利、安心、安泰、の為だけに半ば他者を利用しまくり捨てるのです。
結局、その人たちのそんな心の動機方向性を規制できなければ、貧しい（搾取され貧しくさせられた）人達の子として存在する筈であった子は、産まれることもできず、勝ち組と自称する人達の、贅沢な所有する物品や、保険や、資産や、その子供の学力への投資や、生活の安心や、老後や、必要以上の生活機能や、グルメや、なにやらかにやらになって行き、産まれずして逝ってしまいます。
世は平等を欠いています。
社会への信頼感が急落しています。
この先、この国にある傲慢な心が何をどう弾くか予想も付きませんし、実際２０年前、今の状態を予想できた人がいたでしょうか?
人間は、自分達のために便利快適な生活を手に入れるはずでしたが、それによって便利にはなりましたが、つくられたものの体系を変えることは逆に難しく一人の力ではとても困難なことを思い知らされました。
個人がこうしたいと思っても簡単にそうならなくなりました。
逆にそうしているうちにもおなかは減っていきます。
生きる為には、快適ですが、心から見ればどうしようもない環境のなかを選べず生きていくしかなくなってしまいました。
使う環境がなくなった心は枯れて行きます。皆、抜け殻のようです。
それでもおなかは減ります。もう奴隷のようです。
社会に信頼を見つけられません。
こんな不安な世に子を送り出す収入も奪われ、意欲も失われます。
なぜなら、進める者の心は、徳の対極にあります。
社会の信頼計器の値は下がっていっています。
政府は国民をコントロールできないのです。
政府自身をもコントロールできていません。
国が病気の状態です。
健全ではありません。
空ろな虚目的を持って、人を混迷させているものは多くいます。
心の中に実質のある目的が顕在できずそれを失っている人が沢山います。
自由にも程があるとおもいます。
質の無い自由は虚です。

お礼

回答ありがとうございました。

回答No.15

seraph22

少子化を止められるか否かについて：

はい、現状ではまず無理でしょうね。

これは、私の持論ですが、日本に於ける子供の養育費が高すぎる。
これを何とかしないと無理である。
対策：
１、教育費の全面無料化。（大学も含む）
２、学校にいく場合の交通費・遠方の大学の場合の寮費の全額負担。
３、子供の習い事の塾費用（ピアノとか）の全面負担。
子供部屋費用の助成金の補助。

４、或いは、１～３の代わりに、子供一人について、毎月（毎年ではありません）20万円の支給。期限は、子供が進学した場合には、最大25歳までとする。

　以上を国策として実施するくらい、大胆な支援でもしないと少子化はとまらないでしょうねえ…（遠い目）。

ただ、国策となると実際には、税金にて賄われることになるので、そんな財源なんてそうそうある訳でもないので、実質むりかなあ？とか考えております。

補足説明：ま、米軍への年間の思いやり予算（年間2000億円超）とか、更に逆にアメリカから日本の土地のレンタル費用を徴収するとか年間2000億円とか…^^;
大体、アメリカとしては、在日米軍基地の1番の存在理由たる“日本の再軍備を抑えて、二度とアメリカの脅威にならないようにコントロールする“と言う一番の目的を達成させられているのだから、その代わりに土地のレンタル代金を貰っても全然おかしくない。
　こういった部分から予算をゲットする方法はあるかも知れないけどね…。

以上

お礼

回答ありがとうございました。

海兵隊のグアム移転費用も、3000億円ほど出す法案が今月通過しましたからね。

回答No.14

cucumber-y

＃6誤解があるようなので追記です。

＞大学が「行って当然」

凄く豊かな国が維持されると信じてられるのですね。
私は電気も使えないスラムが全国に多くできるところまで落ちてからの再生を述べました。
小学校にも行けない子どもが多くなるのは約100年前と同様で経済基盤も大きくかわっているでしょう。

そんな豊かな国のままで大きな変革ができると考えるほど私は幸せな幻想家ではありません。

お礼

なるほど。わかりました。つまり、今後の日本はそこまで貧困化が進むと考えていらっしゃるのですね。

回答No.13

noname#107596

前提として、まず少子化問題と少子化は違うと思います。
生まれる子供が減って人口が減少していくのが少子化。
それによって人口構造のバランスが悪くなって問題が起こるのが少子化問題。

なので、上手くやれば少子化問題がとめられない、ということはないと思います。

しかし政策は子供を増やそうとするものが多いですね。
（日本の少子化・人口減少はあまりにも急激になりそうなので、
それを緩やかにするという意味ではまったく間違っているとも
いえないとは思いますが）

少子化自体についてですが、今後生まれる子供は減るでしょうが、
人口がどんどん減れば、それだけ富の配当が多くなりますし、
子供が減れば、出産・育児に関する環境整備・保障なども子供一人当たり
は多くできますし、どこかで止まるのではないでしょうか。

お礼

回答ありがとうございました。

回答No.12

hurasuke

私も同じように思います。これだけ経済が悪化してしまうと、国民一人一人の余力がなく、恋愛どころではないのかも知れません。そもそも企業の社員は、他ではお客さんなんです。社員から職や賃金をカットしては、社員は生活すらままなりません。他でお客さんができないのですから、景気が上がるわけがない。しかし、目先の安全の為にリストラは続いていく・・・。こんな悪循環で少子化対策を話しても焼け石に水ですね。

　なので、この際個人としては、個人レベルで幸せであればよいのではないでしょうか？自分が年老いて子供がいず、伴侶にも先立たれ・・・ではミジメでしょう。世間全体はともかく、自分が伴侶を手にいれ、子供を育てていければ・・・ただそう願うばかりなのですが・・・先日バツイチになったばかりで、お先真っ暗です（笑）。

お礼

回答ありがとうございました。もっと反発レスもあるかと思っていたんですが、結局反発らしいものは＃４の１つだけでしたか、ハハ。

＞自分が年老いて子供がいず、伴侶にも先立たれ・・・ではミジメでしょう。

そうですかね？私はあまり気にしませんが。今子供を産んでも、その子が成人して出産しようと考える2040～50年頃にはもっとエラいことになってそうです。

回答No.11

noname#107966

少子化の原因の一つは格差にあるとは思いますが、もっと根本的な原因があるような気がします。確実にこのままだと少子化は止められないと思いますが、不況だから出生率が下がるとも思えませんがどうなのでしょうか。

お礼

回答ありがとうございました。

「不況でも出生率は下がらない」という意見ですか。実際には何年か経ってみて結果がわかることですね。

回答No.10

Lupinus2

貧しいほうが子沢山というのは、過去の例や諸外国を見ればそうですが、
今現在の日本で、それが可能でしょうか。
途上国では単純労働が主流なので子供でも労働力とされ、貧しい家庭ほど子供を作る傾向がありますが、
生産から開発へと産業構造が変わってきた今の日本では、高等教育を受けさせる余裕がないと子供の就職する当てがなく、ワーキングプアを生み出すだけです。
それが判っている人は、子供をつくろうとは思わないでしょう。

「生かさず殺さず搾取する」政策に対する庶民の取れる唯一の抵抗が、子供を作らず国自体を弱体化させる、
そんな気さえしているのですが。

お礼

回答ありがとうございました。

＞「生かさず殺さず搾取する」政策に対する庶民の取れる唯一の抵抗が、子供を作らず国自体を弱体化させる、そんな気さえしているのですが。

庶民を搾取するのはいろいろな国であるもので。日本も高度成長時代はそうでなかったんですが、だんだんとその方向に向かってますよね。

回答No.8

noname#130062

仰る通りこのままじゃダメでしょうねー。

でも、経済の研究で「どうして日本は稼ぎの割に生活が貧しいのか？」というところに着目して「住宅が高価なのに１代限りの消耗品レベルのモノが主力なため海外に比べて住居にコストを食われる割合がかなり高い」という分析から「最低でも海外（アジアも含む）と同じくらいの期間使える住宅を普及させれば現状の稼ぎでもっと豊かな生活ができるハズ」というプランを提示している例もあります。
但し「土地がもともと割高な上日本人の嗜好として新しいモノ好きなため長く使える住宅が選ばれづらい現状で、地価の引き下げは企業の資産の目減りでもある」のでそういうプランの実現は困難なようですが。

たとえばムリヤリ全国の地価を下げて外資に都市部の土地を転がされてもバカバカしいので都市部はこのままで全国に分散させた特定領域を計画的に引き下げることで何とかならないでしょうかね？

お礼

回答ありがとうございました。

単純に住宅の問題だけではないと思うので・・・

回答No.7

rikukoro2

>経済的な問題で結婚できない・・・
　違うと思います、
　世界的に見ても出生率の高い国は貧しく平均寿命が短い国ばかりです
　米国でも出生率が高いのは貧しいヒスパニック系ばかりです。
例えば出生率の高い国
ブルンジ 6.8
リベリア 6.8
マリ 6.8
ギニアビサウ 7.1
ウガンダ 7.1
アフガニスタン 7.4
ニジェール 7.8
東ティモール 7.8　みな貧しい国ばかりですよね

極論かもしれませんが、日本が崩壊して立ち行かなくなれば逆に出世率は上がるかもしれません

お礼

回答ありがとうございました。

＃10の方も言っていますが、途上国は産業構造そのものが日本とは違うので、すでに比較の対象にならないと思います。あちらでは大学に行かせる必要もないし、農業などの単純労働で10歳頃から「労働力」として子供が役立つと聞いています。

それに対して日本では、大学を出ないとマトモな職に就けない。あるいは、現在では大学を出ても非正規労働者になったりして低賃金のままのケースが多い。

結局のところ「子供を産んでも損」という状態が確定しまっていると思います。実際に子供を大学にやった両親で、そのコストを回収できている人ってあまりいないでしょうね。子供を大学にやるために莫大なお金を使って、それでも自分に返ってくるものはわずかしかないですから。