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「吾輩は猫である」は黒猫でしたか。
夏目漱石の「吾輩は猫である」の猫は黒猫でしたか。 こんな質問をお許しください。清水義範氏著「漱石先生大いに悩む」に、足の裏まで黒い黒猫とありましたので、つい気になりました。記憶が不確かなのですが、私が読んだ「吾輩は猫である」の挿絵にはトラ猫が描かれていたような気がします。
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作品のモデルになった夏目家の飼い猫については,出入りのあんまさんが「全身足の爪まで黒い猫は福猫だ,縁起がいい」といったのが鏡子夫人の談話として「漱石の思い出」に収録されています. しかしその話に続けて「一見黒に見えるが灰色の中に虎斑がある」とあります. このことから,黒っぽい縞猫だったのではないかと思われます. 真っ黒な猫については,作中に「車屋の黒」というのが出てきますが,「我輩」について色柄の記述はなかったように記憶しています.
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- kekeke2005
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回答No.2
映画のは黒っぽいネコだったみたいです
質問者
お礼
ご教示ありがとうございます。映画化されていたとは 知りませんでしたが、原作が「黒っぽい猫」だったことになりますね。
お礼
早速のご教示ありがとうございます。「漱石の思い出」 に基づくものならば、原作には色柄の記述はないとしても、黒猫と考えてよいと考えます。具体的なイメージを描きながら、もう一度読み直しいたします。