- ベストアンサー
「我が輩は猫である」に出てくる鈴木教授を知ってる?
「我が輩は猫である」に出てくる鈴木教授を知ってる? 夏目漱石の「我が輩は猫である」で鈴木道三郞という日本法制史の先生が 出てくるらしいです その方は、研究に没頭する日露戦争がはじまったことも 終わったことも知らなかったらしいですが そのシーンが掲載されている本の タイトル名/出版社/出版年/ページ数 教えて貰えないでしょうか
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「我が輩は猫である」の本文を確認してみましたが、登場人物の中には鈴木は鈴木でも「鈴木藤十郎」という名前の工学士ならば居るものの、 >鈴木道三郞という日本法制史の先生 は、居ないようです。(文章内の語句を検索する機能を使って、「鈴木道三郞」や「三郎」という語句が使われている箇所を検索してみましたが「一致はありませんでした」と表示されただけです) 又、「日本法制史」という言葉が本文中で使われている箇所もありませんでした。 【参考URL】 青空文庫 > 作家別:な > 27.夏目 漱石 > 98.吾輩は猫である > いますぐXHTML版で読む http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/789_14547.html 吾輩は猫である - Wikipedia > 2 登場人物・動物 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%BE%E8%BC%A9%E3%81%AF%E7%8C%AB%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B#.E7.99.BB.E5.A0.B4.E4.BA.BA.E7.89.A9.E3.83.BB.E5.8B.95.E7.89.A9 吾輩は猫である (わがはいはねこである)とは【ピクシブ百科事典】 > 2 登場人物・動物 http://dic.pixiv.net/a/%E5%90%BE%E8%BC%A9%E3%81%AF%E7%8C%AB%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B#h2_1
その他の回答 (1)
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
>大学教授が、研究に没頭するあまり、日露戦争がはじまったことも終わったことも知らなかったというシーン、ありませんでしたか? その様なシーンも無かった様に思いますが、主人公である猫の「吾輩」の飼い主である「珍野 苦沙弥」氏の友人として「迷亭」(と「吾輩」が呼んでいる)という金縁眼鏡の美学者が登場しているのですが、この「迷亭」と言う登場人物のモデルは同じく美学者で東京帝国大学教授(担当は日本法制史ではなく美学・美術史)でもあった「大塚 保治」がモデルであったという説がある様です。 但し、作者である夏目漱石自身はこの説を否定しているそうです (回答No.1に貼った「吾輩は猫である - Wikipedia > 2 登場人物・動物」や「吾輩は猫である (わがはいはねこである)とは【ピクシブ百科事典】 > 2 登場人物・動物」のページの「迷亭」の項を参照の事) この「迷亭」氏が静岡にいる母親から受け取った手紙の内容として、「迷亭」氏自身が語った台詞の中に、 >それからなお読んで行くと御前なんぞは実に仕合せ者だ。露西亜と戦争が始まって若い人達は大変な辛苦をして御国のために働らいているのに節季師走でもお正月のように気楽に遊んでいると書いてある。 というものがあります。 この場合、「迷亭」氏は日露戦争の事を知らなかった訳ではなく、戦争に勝つために役立つ様な行動を積極的に執ってはいなかったというだけの様に思えます。 書かれている場所は二章の冒頭から数えておおよそ31700文字目、400字詰めの原稿用紙で数えるのなら二章の冒頭からおおよそ84枚目前後、二章全体を100%とした場合、おおよそ73%程の位置です。 【参考URL】 大塚保治 (美学者) - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%A1%9A%E4%BF%9D%E6%B2%BB_(%E7%BE%8E%E5%AD%A6%E8%80%85)
お礼
お忙しい中、詳しく調べて頂いて ありがとうございました
補足
ご回答ありがとうございました 大学教授が、研究に没頭するあまり、日露戦争がはじまったことも 終わったことも知らなかったというシーン、ありませんでしたか?