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日本海側の山の「偽高山帯」が出来た原因について
日本の日本海側の2000m級の山には、垂直分布の高度では高山帯には達していないのに、針葉樹林を欠くために高山帯的な景観の見られる「偽高山帯」がありますが、これはどのようにして出来たのでしょうか? インターネットを調べると「氷河期が終わって、その後の暖かい時期にブナ林の分布高度が上がり針葉樹林が押し上げられた」とぐらいしか出てきません。 もう少しその過程や時期についての詳しい資料が欲しいのですが、どなたか分かる方がいたら教えてください。 それを解説している本やサイトの情報でも結構です。 よろしくお願いします。
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- suiran2
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偽高山帯の成因といいましても,氷河期云々は関係ありません。現在の環境が成因です。その辺を間違わずに理解いただきたいと思います。 例えば,三国連山に大源太山と平標山が連なってありますが,平標山は偽高山帯があります。しかし,大源太山は針葉樹が生育しています。この大源太山を平標山と同じ環境にすれば,偽高山帯が出現します。 偽高山帯の成因については,まとまったものなら博士論文になります。その辺を承知の上でインターネツト等でお調べ下さい。
- suiran2
- ベストアンサー率55% (1516/2748)
「偽高山帯」の形成過程や形成時期がどのように重要なのか,ご質問の意図が分からないのですが… 生態系は,それが維持される理由の方が重要なのではと思います。 多雪地帯の特徴的な生態系である「偽高山帯」と「池塘」の成因は,残念ながら,今のところ定説がないのではと思います。 「偽高山帯」に関しましても多くの本や文献が出ています。それらを読みますと,皆確かなように感じてしまいます。しかし,生態系は実験科学ではありませんから,残念ながら証明の方法がありません。多雪説・季節風説・複合説,皆それぞれ納得するものがあります。(詳しくお知りになりたい場合には,偽高山帯・多雪,又は季節風・成因等をキーワードに検索してみてください。) 全くお役に立てませんが,勉強しなくなってから久しいものですから,そのご進展があったのか私も知りたいと思っております。
お礼
アドバイスありがとうございます。 昔のことはやはりはっきりとした事は証明できないのですね。 質問の意図は・・・まあ、趣味です(笑)。高山の自然環境に興味があり、「偽高山帯」というのがとても興味深かったので詳しい過程が分かれば知りたかったのですが、インターネットでいろいろ調べてもどうも腑に落ちる答えがなく、質問しました。本なども調べてみます。
お礼
ありがとうございます。 インターネットでも様々な意見が掲載されているので、何だか訳が分からなくなってきたのですが、氷河期の影響だけではないのですね。