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アンコールワット展で見たブッダの耳について
きょうアンコールワット展というのを見たのですが、その中の、ブッダの耳が気になったので教えて下さい。 ブッダの像が何体かありましたが、耳たぶがだらんと長く延びているもの、ピアスをつかんで真下に引っ張ったみたいに、長い耳たぶの下方が縦に裂けているものがありました。 どうしてだろう? と不思議に思っています。 蓮のつぼみを耳に吊るしたもの(イヤリング?)もありましたが、関係あるでしょうか。 素人ですので、難しい事は抜きで教えて下さい。お願いします。
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仏像は仏の功徳を具象化したものですから、いかに非常識な姿かたちであろうともツッコンデは行けないのでしょうね。その辺が人体の美を極限まで追求した西洋人との違いなのでしょう。
お礼
あっ、すみません、ツッコんだつもりはないんですが、侮辱してしまったでしょうか? 耳の形容が失礼だったかな。不謹慎なことを言ってしまったとしたら謝ります、ごめんなさい。あんな耳も(!)見る人が見たら美しいフォルムなんでしょう。 コメントありがとうございます。
- megukoko
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耳朶(みみたぶ)に穴が開いているのは、耳朶環(じだかん)といって、まさしくピアスホールです。仏陀像ができた当時のインドでは、ピアスをつける風習があったのです。 仏陀(釈迦)像は、仏教の開祖であるゴータマ・シッダールタの姿を写したものです。耳朶が大きく下がっているのは、シッダールタは王子だったので、身分柄、耳朶が下がるほど立派な耳飾りをつけていたから…とも言われています。
お礼
ご教示ありがとうございます。 ピアスの穴を開ける習慣って、アチラではそんな昔からあったわけですね。 (日本でピアスが一般化したのはずいぶん遅いですね、身体に傷を付けるのはタブー視される文化のせい?) 私が見た「蓮の花のつぼみ」の耳飾りもかなり大きくて重そうなものでした。やっぱり痛そう。高貴な方も大変ですね。
お礼
さっそくのお答え、どうも有り難うございました。 >「耳朶(じだ)が長い」とは耳が大きくて耳朶(耳たぶ)が肩まで届きそうに長いと言うことです。耳朶には穴が開いていて耳朶環と言います。耳が大きいということは全世界の衆生の声を聞く能力があると言うことです。今なら福耳とも言いますね。 当時の耳璫(イヤリングの一種)はピアス式で釈迦如来の前身は王子だったため耳たぶが長くなるほどボリュームのある豪華な耳飾りを付けておられたからだとも言われております。 ということですね、はい、おかげさまでよくわかりました。 縦に裂けているように見えたのは、穴が開いててそれがだらんと延びた状態なんですね。 痛くないのかな、なんて俗人は思います(笑)。