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葛飾北斎『笑ひ般若』について
子どもの生首を指差した般若が、蚊帳の上から覗き込んでいるというショッキングな北斎の絵『笑ひ般若』について、ご存知のことを教えてください。 確か怪談を扱った連作の一つだったと思います。他の作品は、四谷怪談や番町皿屋敷などを題材にしていることがわかるのですが、一つだけ『笑ひ般若』だけが、一体どんな話を下地にしたものなのか不明なのです。 気が向いたらで結構です。よろしくお願いします。
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以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「笑い般若」 蛇足ですが、 ●http://ch.kanagawa-museum.jp/index.html (神奈川県立歴史博物館) この「笑い般若」は葛飾北斎画百物語にあって少なくとも「百物語」の「お岩さん」はここに所蔵があるようです? ●http://www.shibunkaku.co.jp/bijutsukan/nakau/kousei.html#chimi (魑魅魍魎の世界) さらに以下の成書に何か記載があるかもしれませんが・・・・(内容未確認!)? =================================== 高橋克彦集/高橋克彦/リブリオ出版/1999.4 北斎の罪/高橋克彦/講談社/1993.7 北斎の罪/高橋克彦/天山出版/1991.3 北斎の罪/高橋克彦/天山出版/1990.3 ================================== ご参考まで。
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- kawakawa
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北斎らしくないような感じの絵ですよネ。絵のタッチは北斎そのものですが‥ この絵のテーマは時代背景を考えると、別に不思議はないものと思います。 江戸時代の頃でも、間引きという行為はよく行なわれていたのですネ。 生活して行けないので生まれたばかりの子供を殺してしまう。そして、場合によっては食べてしまうということが日本中で行なわれていたのですから‥ そうして、自分が生んだばかりの子を間引いてしまった母親が、子供を頭から喰ってしまうという笑い般若に姿を変えたといわれていますよネ。 乏しい美術知識からは、この程度の回答しかできません。 以上kawakawaでした
お礼
kawakawaさん、さっそくのご回答、ありがとうございます。時代背景までは考えていませんでした。 これからも、よろしくご指導お願いします。
お礼
MiJunさん、ありがとうございます。こんなに資料になるものがあったんですね。自分の勉強不足を痛感しました。さっそく調べてみたいと思います。