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胎盤について
以下について、レポートを書かなくてはなりません。 1) 胎盤の構造と機能 2) 胎盤の異常および疾患 3) 胎児循環の特徴 以上の3つについて教えてください。よろしくお願いします。
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rei00さんのご指摘があるので、書きにくかったのですが、harveyさんの立場が、rei00さんの予想と違っていると期待して簡単に書いてみましょう; 1)妊娠時、分化した受精卵は胚となり、子宮へ移動しますネ。そのとき、子宮粘膜は脱落膜(厚くなり、充血した状態)となって、胚を受け入れます。これが着床現象ですネ。胚を包み込む栄養膜から出ている多数の絨網突起は発育して絨網膜となります。着床した部分の基底脱落膜に面した絨網膜は大きく発達し、これらの膜が合わさって、全体で胎盤を形成します。基底脱落膜の間にできる血液洞から発達した絨毛は母体と胎児の血液、そして、栄養や老廃物などの物質交換をします。あ~図解すれば簡単に説明できるんですけど‥言葉だと難しいですネ。 ものすごく端的に表現すると、基底脱落膜が底である器に母体の血液を満たしておき、その中に絨毛膜板から発達する絨毛が浮遊しているのが胎盤と言ってよいでしょうか。 2)胎盤異常には、前置胎盤、常位胎盤早期剥離などがありますネ。前置胎盤は胎盤が内子宮口の全部または一部を覆う状態で、原因は受精卵(胚)が正常の着床部位よりも下部の子宮壁に着床することです。状態によって、全前置胎盤・部分前置胎盤・辺縁前置胎盤に分類します。 常位胎盤早期剥離は子宮頚管に近い部分に胎盤着床部があり、基部脱落膜の発育不良などによって子宮筋層に胎盤が異常癒着するものです。 常位胎盤早期剥離は胎児娩出の前に一部の胎盤組織や血管が出血を起こして子宮壁から完全に、或いは一部が剥離するものです。 疾患としては、胞状奇胎(全胞状奇胎及び部分胞状奇胎)、絨毛癌、存続絨毛症、絨毛羊膜炎などがありますネ。これらの詳細について書くと非常に長くなりますので、おそらくお持ちであろう書籍で調べてみてください。 3)臍の緒(臍帯)は一本の太い臍静脈と二本の細い臍動脈が入っています。この動脈と静脈は胎児の心臓から見たときの名称であり、内部を流れているのは、静脈には母体の動脈血、動脈には胎児の老廃物を含む静脈血であるというのが特徴といえるでしょうか。 ものすごく簡単に書いちゃいましたが、参考になりますでしょうか?質問文に『レポートが』というのがなかった方がよかったですネ。 以上Kawakawaでした
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- rei00
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何のレポ-トかによって回答内容が異なると思います。その点を記載すべきかと考えますが。 私が見るところ,医学部系統の学生のレポ-トの様に思いますが。もしそうならば,「生理学」,「病理学」,「解剖学」,「産科学」等の教科書を見れば十分な記載があると思いますが,いかがでしょうか。 一地方大学の薬学系研究者として,図書館等で教科書を調べる事もせずに,安易に回答を求める学生の態度に納得いかないものを感じ,敢えてこの様なアドバイスを致しました。もしそうでなければ,私の全くの勘違いですので御許し頂けばと思います。
お礼
図書館で参考書を借り、自分で考えたのですが、わからず、こんな形で質問したのですが、もう少し自分で考えるべきだったのかもしれません。
お礼
すごくわかりやすく説明して下さりありがとうございました。 参考書を借りて読んだのですが、よくわからなくて、参考書によって、書いてあったり、書いてなかったりすることがあったので、何を書いていいのか困っていたので、すごく助かりました。 ありがとうございました。