- ベストアンサー
前置胎盤と診断された妊婦の状況と治療について
- 現在27週の妊婦です。前置胎盤と診断され、帝王切開の可能性があるが治る可能性もあるとのこと。
- 関東の産科専門病院に通っており、自然分娩を重視しているが、産科病院の選択肢が限られている。
- 前置胎盤はハイリスクな状態であり、帝王切開による傷跡や子宮摘出も視野に入れるべきだが、母体や胎児のリスクは低い。入院費用は保険でカバーされるが、自己負担がある場合もある。入院は断れるかもしれない。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
遅ればせながら・・・ですが。 一昨年、全前置胎盤で出産しました。 30週から管理入院、37週で帝王切開でした。 「危機感が沸かない」この気持ち非常によくわかります。 前置胎盤は、自覚症状があるものではないので、患者本人はのんきなものなんですよね。 むしろ、ビクビクしているのは医者や看護師の方です。 私も、何で入院しなきゃなんないの~こんなにピンピンしているのに~と思ってました。 でも1日に何度も何度も、医者や看護師から「出血してませんか?大丈夫ですか?」と言われ、ベッドの上でPCをいじっているだけで「無理しちゃだめ!」と怒られ・・・という生活で、ブツブツ文句を言っていたものです。 でもある日、内診検査があったあと、ほんの少し出血したんですね。ホントちょっとだけ。 でも「ちょっとでも出血したら、すぐに言ってください!」と口をすっぱくするほど言われていたので、慌てて医師に知らせたんです。 そしたら「あ、これなら大丈夫。前置胎盤から出血となったら、ベッドが血の海になりますからすぐにわかります」と言われ、そのときはじめてぞっとしました(^_^;) 出血するとなると、1リットル2リットルの世界で出血すると言います。 だから私も術前に2リットルの輸血用血液を用意しました。 大人の総血液量が3~4リットルですからね。そのうちの2リットルっていったら・・・・どんなにヤバイことかわかりますよね? 前置胎盤と言っても、その位置によって危険度は違います。 ほんのちょっとかかっているぐらいなら、経膣分娩が可能な場合もあります。 私の場合は、完全にべったりとふさがっている全前置胎盤でしたので、かなりの重症。 帝王切開は通常、下半身麻酔で意識を残しますが、私の場合、大出血を起こす可能性が高かったので、何かあったときにすぐに子宮摘出などの処置がとれるようにと、はじめから全身麻酔で帝王切開しました。 前置胎盤の危険性は、出産前は子宮収縮などにより、胎盤がはがれることで出血を起こすという点ですが、出産時にも他の出産に比べ危険な面があります。 通常胎盤というのは、子宮の一番奥に付いているのですが、前置胎盤は子宮口付近についています。 風船を思い浮かべるとわかりやすいですが、風船の天辺はゴムが一番伸びて薄くなってますよね? それに対して、口の部分はゴムがあまり伸びず厚いですよね? ゴムが伸びているということは、空気が抜けると一番縮むということになるますよね? 対して、もともと厚いところはさほど変化がないということ、というのはわかりますか? 子宮も同じです。 子宮は出産し、胎盤がはがれるのを合図に収縮します。 収縮するというのは、単純に大きさが変わるだけではなく、組織が縮むことで胎盤が剥がれた傷がふさがるわけです。 だから、より収縮度が高い部分の方が出血は少なく済みます。 しかし、子宮口の近くはそれほど収縮しないために、なかなか出血が治まらないのです。 また、同じ全前置胎盤でも、胎盤の付き方で危険度がより増す場合があります。 帝王切開はご存知の通り、お腹を切ります。 なので、少しでも背中側に胎盤が付いている方が、メスが入れやすく、回復後の作業もしやすくなります。 前述の通り、胎盤がはがれると子宮は出血、収縮をはじめます。 なので、できることなら、胎児を取り出してから胎盤をはがしたいところなんです。 ところが、お腹側に胎盤がついていると、胎盤に先にメスが入ってしまう可能性もありますし、胎盤をはがしてから出ないと作業ができない場合もでてきます。 そうなると、時間的猶予がよりなくなることになります。 このようなことから、全前置胎盤は、かなりハイリスクになり、医師にとってはとてもやっかいな患者となるわけです。 上のお子さんがいるということですが、上のお子さんがいる方のほうが、自宅安静と言うのが難しくなりますので、より入院を勧められます。 軽症の場合で、夫婦だけの環境の場合は、自宅安静が可能なので、入院させない場合もあるのですけど。 上のお子さんのことが心配でしょうが、命にかかわることなので、上のお子さんのためにも、医師の指示に従ってください。 入院費用についてですが、事前に高額療養費の限度額認定証というものを貰っておけば、収入によって違いますが、並みの所得でしたら一ヶ月に約8万円を超える医療費は請求されません(保険診療外は除く) それに加え、出産費用は、出産一時金が病院に直接入りますので、その分を差し引いた分しか請求されません。 私は2ヶ月入院し、後半3週間は個室に入りましたが、結局の所、持ち出しは20万円まで行きませんでした。(さらに、後日入院保険が下りたので、かなりの黒字になりました) 入院費用が心配でしたら、事前に概算を出してもらうといいですよ
その他の回答 (5)
- nemonomen
- ベストアンサー率29% (14/48)
#1です 数字間違っていました 流産率は15% うち、妊娠前期が13~14% 妊娠後期なら1~2%です しかし、医学的に1%は「多い」です あと、部分前置胎盤でその「部分」がすごく少しなら経ちつ分娩もありえなくはないです が、しかし通常はやはり帝王切開が基本のようです
中身の詰まった風船や巾着袋があって それをきゅーっと縮めることで出入り口を伸ばして広げるイメージ これが陣痛です。わかりますか? 上の方を両手の平で包み込んでぎゅーっと中身を外へ押し出す形をとる。 上へ引っ張られることと中身が下へ出る力で、出入り口は柔らかく伸び開いていきます。 となると 出入り口に近いところに胎盤がべったりくっついていると 陣痛の途中で剥がれてしまう可能性があります。 それが、一部でも全体でも。 出産中に普通の位置に着いた胎盤でもかなり怖いのが「早期胎盤剥離」です。 分娩前に胎盤が剥がれてしまう事態です。 お腹の中の赤ちゃんは、もちろん胎盤が無ければ酸素がストップします。 何分も停まっていれば、脳に重要かつ不可逆的なダメージを負います。 さらに続けば、死亡します。 お母さんももちろん、突然胎盤が剥がれたら大量出血になります。 止血できなければ子宮ごと摘出します。 でも、それは間に合えばの話で さらに悪ければ出血多量で母胎は死亡します。 妊娠後期からは、お腹が張りやすくなったり 分娩が近づいてくれば子宮口が少しずつ開き始めたりします。 なので前置胎盤の、場所によってはそれだけでも危険なので いつ何が起きても良いように&お腹の張りを観察&コントロールするために管理入院することもあります。 入院を断って、永久に上の子の面倒を見る人がいなくなっても良いなら断りましょう。 ちなみに自治体などで出産に関わる費用など低利息、無利息で貸し出す制度を持っているところもあるので調べてみてください。 確率が低くても、万が一起きたときの結果がかなり重篤なのです。 そして、我が身に起きればそれが全てですよ。 >管理入院のような患者の意見が尊重される事案において これは、たとえば「体重が増え気味なので」とか自己管理の問題ならわかりますよ? 「お腹が張っているけど姑や家族がこき使って休めない」とか 「喘息患者の生活習慣指導」とかなら。 でも、前置胎盤や切迫流産、切迫早産のような 医学的にコントロールや、いざという時に少しでも早い対処が必要なために行う管理入院は 患者の意見が尊重される、という考えは捨てた方が良いです。 生死が関わっているんですから 妊娠後期などに知らずに部分的に剥離が起きた場合なども 赤ちゃんに十分な栄養や酸素が行かない可能性もあります。 その場合、入院してモニターで監視する必要もあります。 患者ってあなただけですか? 胎児は自分で「助けて」も「辛い」も「安全を第一にして欲しい」も言えません。 胎児の分もあなたは考えて選択しないといけません。 自宅で胎盤が剥がれて赤ちゃんに酸素がいかない、あなたが大量出血という事態において 救急車を呼んで搬送されるのにどれくらい時間がかかりますかね。 その間赤ちゃんは無酸素状態で生きていますか?
- tenki84
- ベストアンサー率30% (367/1200)
まだ帝王切開になるかどうかわからないといわれたのは、胎盤の位置が微妙なところにあったのではないかと思います。 子宮口を完全にふさいでしまっていれば、当然管理入院の帝王切開になるでしょうし、 一部だけ子宮口の縁にかかっているなど、まだこれから上がっていく可能性があるのなら、自然分娩でしょう。 前置胎盤を甘く見ると命にかかわります。 管理入院していても結局出血してしまい、週数が十分にならないうちに帝王切開で出産した友達がいますが、生まれた子はやっぱり少々発達が遅いようです。 前置胎盤は誰のせいでもないけれど、その友達は自分を責めていましたよ。 そういうこともあり、入院しなければ命の保障は出来ませんってことです。 入院の治療費は3割ですが、ベッド代や食事代は全額自己負担です。 それがいくらになるかは病院によって違うので、直接聞くしかないでしょう。 こどもの面倒はいざとなれば、保育園の一時保育を利用するなどできます。 役所の保育課か子育て支援課などに問い合わせてみてください。 送り迎えはパパにお願いするか、ファミサポを利用するとか。 お金云々は旦那様と相談なさってくださいね。 旦那様の保険にはファミリーサポートなどの特約は付いていませんか? 聞いてみるのも手かと思います。
とんでもない勘違いをしていますよね。 <3割は自己負担 違います。医療費のみ3割自己負担です。それ以外は全額自己負担です。つまり10割。100%自己負担です。 <入院費用をねん出する・・・ 踏み倒す人もいます!お勧めできませんが・・・。 <上の子の面倒を・・・ 面倒を見る人はいます。何を勘違いしているのでしょうか。児童相談所へ電話してみましょう。家庭環境を調べた上、お子様は施設へ行きます。ココには親の都合で、保育できなくなったお子様など集団で生活しています。 <入院は断れるのでしょうか? 大出血で救急車を呼んで、意識の無いまま入院拒否ですか?できる自信があるなら拒否してください。病院前の道路で『あの世』へ行くことになります。医師は、業務上過失致死で裁判沙汰です。だから、質問者様のような責任感の無い妊婦は受け入れを拒否したがります。週数が進んでの『分娩予約』を受け入れない理由の一部はそれです。いい加減な性格の現れです。 全治胎盤と子宮全摘は原則、全く関係の無いことです。全摘で2度と妊娠することは、現在の医療では物理的にありえないので質問者のような責任感の無い親にはピッタリですよ。無責任!どうして子作りしたの?分娩&それに伴う費用すら払えないのに! 自業自得!
お礼
笑ってしまいました。 私がしたのは、管理入院のような患者の意見が尊重される事案において、断った場合どのようなリスクを伴いますか、という質問です。既に出血しているような命にかかわる状況下では、患者の希望は受け入れられません。医者は強制的に入院させるでしょう。ご存知でしたでしょうか。 孤児院(それに準ずる施設)に子供を預けて安静のための入院をしろ、とは。驚きです。 孤児院があるのに、親が面倒を見れないから入院できないなんて、なんて勘違い、ということですね。 また、日本の憲法ではお金を持っているかいないかにかかわらず、最低限の福祉を受ける権利が保障されています。コンマ数パーセントの病気までもすべて想定して、十分な金額を用意してからでないと子供を作る権利がない、という意見に関しては、この日本において勘違いは回答者さんの方です。 内臓の一部を摘出することがぴったりな人が存在する(犯罪を犯したわけでもないのに)という価値観をおもちなんですね。とても面白い価値観の方ですね。 同じ価値観の方に巡り合えるといいですね。 前置胎盤は、妊娠前後の行動や、ましてや親の性格には全く関係ありません。原因も分かっていません。なので自業自得ではありません。悪い人が病気になり、善人は病気にかからない世の中だとでも思っているのでしょうか。興味深い人生観ですね。
- nemonomen
- ベストアンサー率29% (14/48)
前置胎盤は子宮の出口に胎盤が作られ、そこから分娩しようとすると胎盤を破いて大量出血をきたすため、ハイリスクであり、通常帝王します。 胎盤の位置が変わる事はないので、治る、ということもありません 胎児の死産率は、通常10~15人に1人だったと思います 低くはないですね お金についてはわかりません
お礼
死産率はそんなに高いのですね。驚きました。 母体の死亡は、数万人に一人、と聞いていたので、せいぜいその数百倍程度かと思っていました。。。 インターネット上の情報で、「最悪、子宮全摘出です」と書いてあって、最悪でもその程度か、と思ってしまいました。 情報ありがとうございました。
お礼
命にかかわるんですね。発育が遅いというのは、きっと酸素がいかない時間が長かったりして少し障害が残ってしまったのでしょうか。 下の方のお礼にも書きましたが、「最悪、子宮全摘出」という情報を信じてしまって、なんだ最悪でもその程度か、と思ってしまっていました。 あと、主人の任意保険の特約を調べてみたら、健康保険組合のほうで、ある程度の金額以上はサポートしていただけるみたいです。 よかったー。 ありがとうございました。