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法律扶助協会の相談相手の弁護士
法律扶助協会の弁護士相談の弁護士はどのような方がなさるのでしょうか? 弁護士協会のほかに、自主的な弁護士の集まりがあるようですが、そのような方々がなされるのでしょうか?
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法律扶助が適用されるためには、 (1)勝訴の見込みがないとはいえないこと (2)資力基準を超えないこと (3)法律扶助の趣旨に適すること という条件を満たしていなければならず、この点について法律扶助協会各支部の審査会による審査があります。この審査は(1)のような法的判断を伴うため、弁護士が聞き取りを行います。 この弁護士は、具体的な事件を担当する弁護士とは異なります。 ご質問の「法律扶助協会の弁護士相談の弁護士」が、どちらの弁護士を指すのかは判りませんが、どんな弁護士が担当するかは、弁護士会によっても異なると思います。特に、会員弁護士数の少ない弁護士会では、形式的には有志が行うこととなっていても、実質的には持ち回りで行っているところもあるように思います。 なお、法律扶助のシステムは、 ・まず、本来、依頼者が弁護士に支払うべき弁護士費用を(財)法律扶助協会が立て替える。 ・(財)法律扶助協会からの依頼者に対する立て替え費用請求は、分割での支払ができ、依頼者の経済状態によっては支払猶予、支払免除も可能。 というものです。つまり、弁護士は報酬を貰うわけですから、「無料」で仕事をするわけではありません。 ですから、#1の方は「無料で腕のいい弁護士に依頼したい、その考え方自体が、無理があると気づいてほしいものです。」などと言っておられますが、事実誤認に基づく独自の見解です。 「市場原理」を突き詰めれば、弁護士という法律専門家の力を使えるのは金持ちだけとなってしまいますが、それは社会正義に適うのか?という疑問は当然に起こります。 ましてや、「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。」(弁護士法1条1項)とされている職業で、ホテルのような営利を目的とする事業者ではありませんから(その点では医師と同じ。確かに金儲け主義の病院もありますが、他方、国境なき医師団のように「医師が無料で診察し、医師が無料で治療する」ことすらあります。)、全面的に市場原理に委ねてしまえば法的な救済が困難となる経済的に苦しい人に対して、法律専門家の支援が受けられないといった状態をなくそうという、「弁護士倫理」に基づいた活動が行われるわけです。 むしろ、弁護士という法律専門家に相談する場合としない場合に生じる差の方が、質問者さんが今直面している問題を解決するにあたって大きいのではないでしょうか。
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- tsururi05
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追加です。 最近保弁護士が弁護士の費用をオークション で出しているという話はきいたことがあります。
- World_loves_you
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財団法人法律扶助協会は、各県単位に支部があり、それは通常、各県の弁護士会の会館の中に支部を置いています。 相談担当の弁護士は、各県の弁護士会の有志がなります。名簿に登載していない場合でも、心ある弁護士は、扶助の持ち込み事件と言って、あえて低廉な着手金と報酬金で仕事をしてくれる人もあります。 ただ、それはよほど困っている人に遭遇した場合です。 毎年今頃の時期に、扶助の名簿登載の問い合わせに回答しています。名簿に登載するか、するとして事情聴取担当(これをすると事件を現に受任して受けることになります)までするのか、扶助適用の有無を審査する審査担当だけ希望するのか、提出をもとめられています。 >弁護士協会のほかに、自主的な弁護士の集まりがあるようですが、そのような方々がなされるのでしょうか? これは、寡聞にして、まったく知りません。やるなら扶助協会を通じて正式に手続きしたほうがいいですよ。 知りたいことがあれば追加してください。
- tsururi05
- ベストアンサー率31% (300/958)
法律扶助会の弁護士の腕の善し悪し、人柄などは、わ たしは一切分かりません。ですので、一般論を述べさせ て頂きます。 ここの掲示板でも無料法律相談へいけというアドバイ スをみかけますが、わたしはあまりお勧めはできません。 弁護士は、医師と同様です。医師は、個人の肉体を治 し、弁護士は人と人との間の紛争を直します。 たとえば医師が無料で診察し、医師が無料で治療する ということがありえるでしょうか。特に腕のよい医師が、 です。 市場原理から考えても、腕がよくて無料なら、本人が 眠るひまがないくらい、患者が押し寄せてたいへんなこ とになるでしょう。 また素晴らしいホテルなどは、数年先まで予約で一杯 だそうです。 なにがいいたいのかといいますと、夢を壊してもうし わけないですが、基本的に無料の相談はそれなりですし、 ボランティアでするものもそれなりです。無料で腕のい い弁護士に依頼したい、その考え方自体が、無理がある と気づいてほしいものです。 もちろん少数の例外はいます。全部が全部とは申し上 げません。 ということをつれづれに考えました。 以上あくまで一般論ですし、書き込み主さんの意図に 反した書き込みでしたらごめんなさい。でもどこかで いいたかったことなのでした。。。
お礼
ありがとうございます。