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デュルケームの「社会分業論」って何?

明日、デュルケームの「社会分業論」についての試験があります。語句説明や、カッコに用語をいえれないといけなかったりするそうで、試験時間は20分ほどです。さて、ポイントはなんなのか、さっぱりわかりません。どこを重点的に理解していけばいいでしょうか?

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noname#5336
noname#5336
回答No.2

有斐閣の『社会学小辞典』から。 社会的分業 技術的分業や経済的分業に対置される概念。これについて説いた学者は多いが、とくにデュルケムは分業が能率や経済効率を増進させるという側面よりも、複数の個人のあいだに道徳的連帯を生み出す事実に注目して、社会的分業を体系的に明らかにした。そして、この分業の発達が社会を機械的連帯から有機的連帯へと、連帯の性質そのものの変化を伴って進むものと見た。また、とくに有機的連帯が正常な道徳的連帯を生まない場合の分業を無規制的分業、拘束的分業などの異常形態と見て、現代社会を批判した(以下略)。 キーワード:機械的連帯、有機的連帯 大学のテストはすくなくとも講義に出席していたことを前提として行なわれますので、マルクスと対置させる場合、スミスと対置させる場合もあります。その場合はご愁傷様です。 社会学史のテストなのでしょうが、講義に出ていなければ当然点数は低くて然るべきと考えましょう。点数が低くても、すべてはbinbouさんの自己責任です。 関連概念:マッキーヴァーの「コミュニティ」と「アソシエーション」など。 『社会学の基礎知識』(有斐閣)で復習しましょう。 訳書は田原音和(たわら・おとより)訳『社会分業論』(青木書店)。 井伊玄太郎訳(講談社学術文庫)はお勧めできません。

binbou
質問者

お礼

社会学理論セミナーという授業なのですが、今まで、マルクス、ウェーバー、でゅけ-ムを読んできました。難しくて、完全に理解できたとは言い難いのが正直なところです。また自分の理解で合ってるのという不安もあり、デュルケームをどう理解すればいいのか、わかりませんでした。 私が持っているのは、井伊玄太郎訳ですが、良くないんですか?どうしましょう。。。 実は、私は留学生で、現在、外国にいます。 私の理解に自信がないのは、外国語で授業を受けていることも関係しています。 それで、翻訳本を取り寄せたのですが、それが井伊玄太郎訳でした。 『社会学の基礎知識』(有斐閣)も手元にあります。 頑張って復習してみます。どうもありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • byq
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回答No.3

 sassyさんのお答えで十分だと思います。 「社会分業論」の翻訳は田原訳がいいです。田原先生も数年前お亡くなりになりました。井伊訳は、古典として日本でのデュルケム理解の学史的理解には必須の文献だとはいえると思いますが‥  有斐閣の「社会学の基礎知識」も20数年前は、大学生の公務員試験、大学院入試準備の定番の参考書でした。試験が明日ということなのでその本で間に合います。デュルケム関連のいくつかの項目を整理して頭に入れておけば大丈夫でしょう。  後日このあたりを勉強される機会がありましたら、「方法規準」や「自殺論」なども参考になさってください。  いまとりあえず社会学全般のテキスト‥と言われたらコレでしょうね‥ 現代社会学 宮島喬(みやじま・たかし)編 有斐閣 本体2700円 ISBN4-641-07580-8 / 1995.04  宮島先生は、現在デュルケム研究の第一人者でもあると思います。

binbou
質問者

お礼

お礼が遅くなりまして、失礼いたしました。補足、有難うございました。試験は、涙が出るような問題でしたが、ご紹介していただいた本を今後のためにも読んでみたいと思います。ありがとうございます。

  • hanbo
  • ベストアンサー率34% (1527/4434)
回答No.1

 下記URLの、「3」に参考資料があります。

参考URL:
http://www.edp.eng.tamagawa.ac.jp/~sumioka/spmng/spmng03.html
binbou
質問者

お礼

早速、すばやい回答ありがとうございます。 わかりやすくて、丁寧な文章ですね。 参考にさせていただきます。