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遺伝子の発現解析について
あるホメオボックス遺伝子(Dll)の発現を調べるために、ショウジョウバエの胚に digoxigenin で標識された Dll の cDNA プローブをハイブリダイズさせた…と論文にあったのですが、 1. digoxigenin と cDNA プローブとはどのようなものか 2. どのようにして digoxigenin を標識し、それを胚に導入するのか について教えてください。論文には詳しいメソッドが書いてありませんでした。よろしくおねがいします。
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in situ hybridization(イン シチュ(またはサイチュ)ハイブリダイゼイション)と呼ばれている手法です。まず、一般的なin situ ハイブリダイゼイションの原理と手法を調べて理解してください。 digoxigeninを使う、あるいはcDNAを使うというのは、本質的なことではありません。単に、選びうる手段のうちの一つです。 流れだけ簡単に言うと、 固定組織(この場合、胚)に、ラベルしたプローブ(この場合、Dll cDNAをdigoxigeninでラベルしたもの)を、ハイブリダイズさせます(サザンあるいはノーザンを想像してください)。するとプローブが組織中の相補なRNA(このばあいDll RNA)にハイブリします。これを酵素や蛍光物質などで標識した抗digoxigenin抗体を用いて組織上で検出します。
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- Sbacteria
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http://www.roche-biochem.jp/products/biochemica/bionews_files/no_95/r_95_2.html を参照してください。 あるいは、雑誌としては、 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/489706953X.html に、RIを使わないで核酸、タンパク質に標識する方法が書いてあります。
お礼
ありがとうございます。早速参考にしてみます。
お礼
胚の中で発現している RNA にハイブリダイズさせるのですね。 ありがとうございました。