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左利きを意味するぎっちょの語源について
広辞苑を引くとぎっちょという言葉はキリギリスと左利きを表すと書いてありますが、擬声語だそうです。キリギリスのほうはよく納得できますが、左利きのほうはぎっちょという音とどのような関係があるのでしょうか。
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>毬杖と書くのですね。これを左手で使ったのでしょうか。 雅楽神韻 東儀 俊美 (著) から。 舞楽の中に「打球楽」(だきゅうらく)という曲がある。平安の昔には「四十人の近衛士官が舞った」などと 記録もあるが、現在では四人の舞人によって舞われる装束の美しい華麗な舞である。 この舞には二つの舞具を使う。一つは「球子」(きゅうし)と呼ばれる宝球型の球で(少し大きな桃のような形) 五色の彩色がしてあり、これを一郎(舞人の単位とでもいいましょうか・・)が懐に入れて舞台に上る。もうひとつ、「毬打」(ぎっちょう)というものを皆右手に持っている。これは木製で80cm強の、やはり彩色した先の曲がった杖状の物で、ホッケーのスティックとかゴルフのアイアンをイメージして頂くと似ているだろうか。 曲の後半になると一郎は懐から「球子」を取り出して舞台に置き、その回りを「毬打」で打つ仕草を繰り返しながら舞う「玉掻手」(たまがきて)という舞手が特徴である。 遠い昔の或る時、やんごとなき高貴な御方が「打球楽」の一郎を勤めたとき左手に「毬打」を持って舞台に登ろうとしたという。 皆びっくりしたが、何時の世にも偉い人が間違ったことをしていても、なかなか注意しにくいものである。 その時も目と目で非難しながらも誰一人として注意することなく、その貴人はそのまま舞台に登り舞い終えたという。 後日皆は囁き合った。「あの御方は左手に毬打を持って舞った」「左に毬打を持っていた」「左に毬打」「左毬打」。 こうして「左ぎっちょう」という言葉が出来たといわれる。
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- tenten525
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●ぎっちょの語源は? 「ぎっちょ」は「器用」がなまったもので、左手を使えるほどに器用な人、というとこからきている、と以下の本に書かれたいるそうです。 「左ききの神経心理学」 ISBN:4263233174 八田 武志【著】 出版社:医歯薬出版 もしくは・・・。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~outfocus/ir-ninshiki/lr-gicyou.htm 『器用』からというのが、有力のような、違うような・・・難しいですね。
お礼
いろいろな説があるものですね。ご教示ありがとうございました。
なんか昔本で読んだのですが、平安時代に「ぎっちょう(漢字忘れました)」という道具を使う鞠遊びがあったのですが、それが由来だそうです。
お礼
お礼と補足の項を間違えました。どうも済みませんでした。
補足
ご教示ありがとうございます。広辞苑にでていました。毬杖と書くのですね。これを左手で使ったのでしょうか。興味深いことと思いました。
お礼
そういう故事来歴がある言葉なのですか。すると広辞苑に擬声語とあるのはキリギリスだけのことですね。