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韓国併合に武力行使は有ったのですか。
武力行使が有ったと認識していませんが、植民地と併合が違うのは分かりますが、何故 どのようにして可能になったのですか。 普通ならば負けると分かっても祖国のためには戦うと思うのですが、韓国民が日本を恨んでいますが、理解に苦しみます。 太閤秀吉の朝鮮征伐を恨むならば理解できるのですが、どんな手練手管を使ったのですか。
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まず武力の直接行使はありませんが、示威行為という形で 間接的には武力もつかっています。 反乱の武力鎮圧や政治犯の逮捕などはその表れです。 次に本題ですが、簡単に言えば、当時の韓国もとい朝鮮は、 ナショナリズムの高まりが知識階層に限定され 封建社会の頚木を脱していませんでした。 あらゆる点において前近代的な風潮や仕来りで凝り固まっていて 政治的にも分裂しており、 (最近まで続いていましたが)地域的にも各道ごとに隔絶していました。 このため、キリスト教徒や東学党の反乱などはありましたが 全国民が団結して日本の侵略に対抗することができませんでした。 もちろん日本側も貴族勢力の一部を懐柔するなどしたわけで 最近も韓国では対日協力者の存在が話題になってますが、 要するに、民主国家でも中央集権の強権国家でもなかった 朝鮮半島は、帝国主義の侵略に反抗するすべがなかったわけです。 結果的には日本の支配がきっかけで、 朝鮮半島の民衆にナショナリズムの目覚めとなるわけで ま、その点はドイツでも中国でも同じ経緯ですが、 ”祖国”という概念には、自由と、幸福への希望、 情意的価値が含まれるのであって 現代人はそれが常に存在したような誤解をしていますが この概念は近代社会の成立の過程で成長していくもので 普遍的性質のものではなく、望まないと手に出来ないものでもあり、 「祖国のために戦う」というのは後世からみた後説で、 物事の本質を誤解しているといえるでしょう。 ちなみに日本統治は、単純に圧制だったので、 韓国国民がそれを恨み、悪感情を持つことは当然です。 好かれる道理はありません。 しかし、中国にも言えることですが、 その怒りはナショナリズムのモチベーションになっているので 愛国と反日がセットになっています。 これは政治家や扇動者にとって都合がよく、スイッチとして 単純でよく機能するので、常套手段となっていますが 理屈ではなく、感情にすぎません。 だから基本的に理解はできないでしょう。 あと、何度か起きた反乱は負けると分かっていても 戦った例といえますし 白馬将軍は死んだらしいですが、抗日戦線の存在は、 日本支配と戦った印でもあります。 だから彼らが戦わなかったわけではありません。
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- nemosan
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正規軍ではないけれど、日本人が王妃を暗殺してます。 詳しく解説したサイトがありましたので参考まで。
お礼
大事な政局に 国王でなく王妃を暗殺すれば反感を買います。 政からも軍事的にも考えられません。
大した手練手管は使っていません。 当時の大韓帝国は世界有数の貧困国となっており、 他の国の援助を必要としていました。 詳細はこちら http://mirror.jijisama.org/ 現在韓国及び北朝鮮は両政府とも朝鮮半島全域の領有を主張しており、 「朝鮮半島から日本を追い出したのは自分である」というのをその根拠としています。 (金日成が「抗日パルチザンの英雄」とされている事は有名ですね) 従って、両国とも反日を国是となってしまっているのです。 さらに日本が出て行ったのはサンフランシスコ平和条約第二条a項によるもので、 別に誰かが追い出したわけではないことも事をややこしくしています。
お礼
やはり 貧困でしたか。 詳細 読ませて頂きます。 ご回答 有り難う御座いました。
お礼
>日本の支配がきっかけで、朝鮮半島の民衆にナショナリズムの目覚めとなるわけで 世界が植民地化されていく時代に、それでも国家の意識がもてなかったのが疑問です。 >普遍的性質のものではなく、望まないと手に出来ないものでもあり、「祖国のために戦う」というのは後世からみた後説その怒りはナショナリズムのモチベーションになっているので 非常におもしろく読ませて頂きました。が何十年間も文句たらたら、歴代の総理に謝罪を求めるならば、国家の国民としての行動が必要にも感じます。 >愛国と反日がセットになっています。 これは政治家や扇動者にとって都合がよく、スイッチとして単純でよく機能するので、常套手段となっています。 いつまで続けるのでしょうか。 ご回答 有り難う御座いました。