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主語と述語

子猫がじゃれるのはかわいい。 この文章の主語は何でしょう?

質問者が選んだベストアンサー

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  • shkwta
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回答No.6

No.2です。 No.5様の回答に形容詞文という言葉が出てきますが、たとえば外国人に日本語を教える場合には、日本の学校の伝統的な国文法では全く役に立たないそうです。形容詞文や名詞文という分類はそのような反省から生まれたものかもしれません。 学術的な議論や外国人向け日本語教育としての話ならともかく、現時点では日本の小学校・中学校・高校でその話をするのは異端となります。しかし、ご質問のような場合、主語を特定することにこだわるより、日本語の文法論は諸説あると考えておくほうがいいと思います。

junchann
質問者

お礼

たくさんのご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。

その他の回答 (5)

  • kobarero
  • ベストアンサー率29% (106/361)
回答No.5

学校文法では、主語が1つ、あるいは、2つと考える場合もあると思いますが、「この文には主語がない」というのが正しいと見方だと思います。構造的には以下のようになり、基本文型は「形容詞文」です。 [【子猫が】【じゃれるの】は]かわいい。 「子猫が」の「が」は、「じゃれる」という動作に対する主格が「子猫」であることを示す主格補語(格助詞)です。「じゃれるの」の「の」は、「こと」あるいは、「ありさま」という意味です。「じゃれるの」で名詞句を作ります。 副助詞「は」は、「主格」を決めるのではなく、「主題の提示」をする機能を持ち、意味としては「~~について言うと」になります。 そこで、全体としては、[「子猫がじゃれるありさま」について言うと、「かわいい」]という文構造になります。これは、「形容詞文」であり、主語はありません。

junchann
質問者

お礼

なるほど。 そういう考え方もあるのですね。

  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.4

No.2です。補足回答です。 「猫がじゃれるのはかわいい」で「猫がじゃれるの」が主語だといいましたが、これは文の述語である「かわいい」に対応する論理上の主語です。 「AはBである」という関係において、「A」が主語、「Bである」が述語です。上の文の場合、「猫がじゃれるの」は猫がじゃれているときの様子を表わしており、Aに対応します。また、「かわいい」が「Bである」に対応します。 「猫」は「じゃれる」の主語になっているので「じゃれるの」だけで主語だというのはいいにくいです。「猫がじゃれる」という文が名詞化されて主語になっていると考えたほうがいいでしょう。 ただし、やや無理がありますが「猫が」が「じゃれる」を修飾していると考えれば、動詞「じゃれる」が名詞化された「じゃれるの」が主語だといってもかまいません。しかし、気持ちの上で、話者の興味は「じゃれる」でなく「猫」のほうにありそうなので、あまり適切でないと思います。 主語が単独の文節でなければならないか、というと全くそんなことはありません。文の論理構造はいろいろなタイプのものが作れます。 なお、以上は論理的な主語について説明したものです。文法上の形式として日本語に「主語」と呼べるものがあるかどうかは数多くの論争があります。学校のテストで「主語はどれですか」という問題を出す場合は、わざと英文直訳調に主語・述語をはっきりさせた文を作るでしょう。

junchann
質問者

お礼

なるほど。 論理的に考えるとたしかにそうなりますよね。 この場合無理に文法上の主語を見つける必要はないということですね。

  • Sasabuki
  • ベストアンサー率50% (79/158)
回答No.3

「主語」(大辞林 第二版) 文の成分の一。文の中で、「何がどうする」「何がどんなだ」「何が何だ」における「何が」を示す文節をいう。 「述語」(大辞林 第二版) 文の成分の一。文中で「何がどうする」「何がどんなだ」「何が何だ」における「どうする」「どんなだ」「何だ」にあたる語または文節をいう。 ということで、 「何が」「どんなだ」⇒「じゃれるのが」「かわいい」 ということだと思います。 文節にとらわれずに、主語の機能を果たしている部分ということを考えると、 「子猫がじゃれるのが」全体が、主語の役割を果たしています。 「特にこの文節」と取り上げるならば、「じゃれるのが」という文節が主語ということになるかと思います。

junchann
質問者

お礼

文法上は主語は文節なのですね。 ありがとうございました。

  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.2

主語は名詞節である「子猫がじゃれるの」です。「の」は助詞ですが、そこまでの部分を名詞化しています。「子猫がじゃれる姿はかわいい」、「子猫がじゃれる様子はかわいい」と同じことです。子猫は「じゃれる」の意味上の主語で、文のなかに文が入った構造です。

junchann
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 主語というのは別に文節であるとは限らないものなのでしょうか?

回答No.1

あくまでも形式上の主語は「子猫は」 意味上の主語は「じゃれるのは」も入るのだが、「じゃれる」に対する主語としても「子猫は」があるので。 主部という考え方なら「子猫がじゃれるのは」にできるのだが。 国語教師ではないので完璧に確実とは言い難いが悪しからず。

junchann
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。

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