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主語と述語について
主語と述語を問う問題で 「さるは、 ひろった 赤い ろうそくを、だいじに 山へ 持って帰りました。」という問題がでました。 主語は 「さるは」 とすぐ分かりましたが 述語は 「帰りました」と答えたのですが正解は「持って帰りました」でした。 述語が文節の後ろの方ならこの場合 帰りました の文節だけだと思いましたが違うのでしょうか? その理由がわかりません?教えて頂けないでしょうか?
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- g27xxxxx
- ベストアンサー率28% (124/441)
解釈が難しい設問ですね。 「持って帰った」 …これは単に(山へ)「帰った」のではなく、 言い替えれば(ろうそくを)「持ち帰った」という事が主題なのです。 少し意地が悪い設問ですが、 敢えて「持って」と「帰りました」の二つの単語に分解して、 本来は少し意味の違う一つの言葉であることに気づいてもらいたい。 …そういう意味が込められた質問なのです。
- kifimi
- ベストアンサー率72% (425/586)
学校文法の範囲で説明すると、「持って帰りました」は「連文節」と呼ばれるものです。 連文節というのは、複数の文節が意味の上で強く結びついているもので、一つの文節と同じような働きをする、と説明されます。 なお、その問題が、 >「さるは、 ひろった 赤い ろうそくを、だいじに 山へ 持って帰りました。」 という表記そのままなのでしたら、このような出題の場合のスペースは「文節の切れ目」を示していますので、「持って帰りました」は1文節として扱う、というヒントになっているかと思います。(連文節の見分けが難しいとか、まだ習っていないなどの理由で、そうしているのかもしれません) 問題文の文節の切れ目は「持って 帰りました」(2文節)ではなく「持って帰りました」(1文節)で、主語・述語は(学校文法では)文節単位ですから、途中で文節を勝手に区切って「帰りました」の部分を抜き出して解答すれば、不正解ということになるでしょう。
お礼
お礼が遅くなりもうしわけありません。 文節の切れ目の説明ならびに、連文節の説明までしていただきとてもわかりやすかったです。 ありがとうございます!
- marisuka
- ベストアンサー率38% (657/1686)
ただそれでは、中学校で習う学校文法で、違うとらえ方を覚え直さなくてはなりません。 中学校では、まず文節に切り、いちばん下の文節が述語であると教えられます。それが定着してから、では「持って」は何なのか?という疑問を解決するため、「補助語・被補助語」という考え方を教えられます。いったん文節に切るのだけれど、意味としてはひとつながりだよ、というのです。 「持って帰る」が一つの単語だという考え方は、ちょっと無理があります。「持ち帰る」というのなら一単語、複合動詞と言えますが、間に「て」が入る場合は別のものととらえることになっています。 いちど小学校の先生に「持って帰る」は文節としては二つなのでは?と訪ねてみてはいかがでしょう。小学校なりの教え方がわかるかもしれません。(まあ小学生には難しい問題ですがね。)
お礼
返信が遅くなり申し訳ありません。 小学生には少々難しいかもしれませんが、折を見て先生に確認できそうならしてみます。 ありがとうございました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
下記だと、「何が どうする」の後半が、述語と言って「笑う」という動詞が上がっています。 http://国語文法.com/%E8%BF%B0%E8%AA%9E%E3%81%A8%E3%81%AF.html ここには「帰る」という単一の動詞という品詞レベルの解釈と、「持って帰る」という統語レベルの解釈が可能です。 「主語」と「述語」は、名詞とか動詞という品詞レベルの用語ではなく、統語レベルの用語です。 単一の品詞だけでなく、何がなんだ、何がどうだ、でもわかるように助動詞、形容動詞、「持って帰る」のような複合動詞も含まれます。
お礼
とてもわかりやすい回答をありがとうございます。 主語と述語を抜き出すだけなら、名詞・動詞などにとらわれずに 単純に考えればいいという事ですね。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません! そんな風な意味が込められていたとは…。です。 気づきを教えて頂きありがとうございます。