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会社部門の切り離しと減資
私は株式会社の役員です。会社の一部門を独立させることになりました。 大株主である取締役Aが退職して、個人事業者として部門を経営することになりました。 Aは現在当社の資本金の半額を出資している大株主です。独立後は、現在社が保有している資産(機械装置)を使って操業していく計画です。 そこで保有資産を分け、なるべく出費(税金等)のかからないような形で再スタートしたいのです。 そこで質問です。このような場合の財務会計上の処理はどういったものが考えられますでしょうか? 専門知識の乏しい私が考えたものとしては 『Aの出資分を減資するとともに、会社から機械等の資産を帳簿価額でAに譲渡する。』 会社の仕訳としては (資本金)××/(現金)×× (現金) ××/(資産)×× ということで実質の出費はなし・・・ そんな都合のよい話は可能でしょうか。
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- Chuck_GOO
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No.1のものです、コメント有難うございました。 もう既に税理士さんからアドバイスいただいてらっしゃるとは思うのですが、 ・Aさん保有の株式を会社で買い取り (→自社株償却実施) ・会社保有の設備をAさん(の立ち上げる会社)が買い取り ・両取引の差額のみをキャッシュで決済 という形が一番自然ではないかと思うのですが、如何でしょうか?
- Chuck_GOO
- ベストアンサー率64% (1018/1586)
方法論としては、会計士さん、税理士さんと相談されるのがベストかと思います。 また融資を受けているのであれば、銀行とも相談の必要ありでしょう。(大規模な事業内容の変更ですから、融資が継続されるかどうかという大きなポイントにもなりそうです) そのうえでのアドバイスですが、 ・monaca1173さんは、Aさんの立場にたって、ことを運ぶ立場なのか、それとも、既存企業の立場にたって、ことを運ぶ立場なのか、はっきりさせる必要があります。。。 (それによってベストソリューションが変わってくるでしょう) ・monaca1173さんのお考えになられたソリューションは、Aさんの持分評価額と、Aさんの事業に必要な資産評価額とが一致する必要があります。 これは、純資産価額の査定が必要になってきますので、その結果を待たねばなりませんが、一般論として全く一致させることは難しいでしょう。 ・またもし一致可能としても、減資という方法に株主の皆さんが納得されるか、という別の課題があります。(一般的には減資というのは、会社が下り坂の局面で、必要に迫られて行うものだからです) 上記3点は、課題としてクリアすべきほんの一例です。 本来であれば、Aさんが会社を設立し、資金を調達して、その資金にて、既存会社から設備の譲渡を受けるのがスジでしょう。。。 その場合、既存会社としては、設備を妥当な対価で譲渡し、それで得たキャッシュを別途新規投資 or 融資返済などに振り向けるのがスジかと思います。 またこの場合、税金は発生する可能性ありますが、設備に関しては減価償却をかけていますから、簿価と譲渡対価とが著しく食い違う可能性は少ないでしょう。従って、節税という事を大きく心配される必要も少ないかと思います。。。 兎にも角にも、専門家への相談が一番です!
補足
私は既存会社の立場に立っています。 顧問税理士には勿論相談中ですが、減資には消極的 です。(株の時価評価をしていないのですが、創業以来赤字を出していないので、簿価は当然上回るだろうとのことです。) 株主は実質2人しかおらず、1人がAで残りが次期代表取締役となるBです。 当社としては株主名簿からAの名前を消したいんです。 こんな説明だけではわかりにくいとは思いますが、 引き続きご回答お待ちしております。