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ロシア人に聞かれる質問
「中国、韓国は戦時中のことをあんなに日本をいまでも恨んでるのに、なぜ、日本はアメリカに原爆まで落とされといて、アメリカと仲がいいのか?」ときかれます。 なんと答えればいいのですか? 「マッカーサーに洗脳されました」とか答えればいいのですか?
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アメリカの圧倒的な力に、完全平伏してしまったからでしようね。 B29の空襲に対し、日本は対抗手段がありませんでした。 また、終戦当時、日本は中国や南方に大量の領土を持っていましたが、本土との連絡が切断され、対処できませんでした。 また、日本は連合国と戦っていましたが、実質的にはアメリカ一国のみで、敗戦もドイツとは異なり、アメリカ一国との考えでした。 中国には、終戦時でも圧倒していましたし、イギリス、オランダとは勝ったままです。 オーストラリア、フランスとはほとんど関係ありませんし、ソ連とは、どうしようもなくなってからの短期間の戦いですから、負けたとは思っていません。 そのため、アメリカの言う事を無条件に聞くようになってしまいました。 ご主人様に滅私奉公といった、江戸時代の考え方が、日本人の中にあるのでしょうね。 中国が日本を恨むのは、中国が戦勝国といっても、日本に最後まで全く勝てなかったためですし、韓国が恨むのは、日本の敗戦まで、やはり韓国がなにも抵抗することもできなかったという圧倒的な差が有った事が、両国のコンプレックスになっているからです。 実際の国力の差を知っている人は、それほどでもないのですが、当時の実際の差を知る人がいなくなり、経済的にも追いついてくると、当時の事が、屈辱的に思えてくるのです。 ソ連が、ドイツに苦も無く占領され、全く領土の解放ができずに、アメリカ軍によって、ベルリン陥落といった事態になっていたら、ドイツが日本の、ロシアが中国の立場になっていたでしょう。
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- kageroho
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単純に考えれば、日本の国策によるものが大きいと思います。また、日本はアメリカが占領した国で唯一統制の取れた国で、占領後のゲリラ活動も無かったため、アメリカも「洗脳」とまでは言えませんが、日本では比較的思い通りで、しかも柔軟に行動したため、日本国民に憎まれるほどのことも無かったわけです。 韓国が日本を嫌うのも、韓国の国策によるもので、嘘の歴史で塗り固めた教育によって、国民に反日感情を醸成しています。中国も然り。 いずれにしても、条約違反で満州に攻め込み、略奪と暴行の限りを尽くし、100万人以上と言われる捕虜をシベリアに抑留し、そのうち数万とも十万以上とも言われる死者を出したソ連=ロシア人に言われる筋合いの話ではありません。
- No51
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戦争中はいかなる国も戦争犯罪を犯しますが、 戦後「講和条約」を結んで「手打ち」を行います。 (第二次大戦ではサンフランシスコ条約) 米英をはじめ、多くの国々とは、 それで「シャンシャン」になりましたので、 「お互い言いっこなし」です。 しかし、韓国や中国は講和条約にも 署名していない訳ですよ。 (当時、国家が2つに分裂していたから。) >なんと答えればいいのですか? 一番簡単な答えは、 「講和条約でハッキリと仲直りしたから」 でしょう。
- luune21
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やはり反米感情を抑えられる程度には、占領政策がうまくいったからでしょう。 戦後の荒廃から立ち直ることができ、なおかつ急速に成長できたのは日本人の勤勉性や政治家及び官僚たちの努力は大きかったと思います。 しかし、なんといってもアメリカのおかげによるこことも否定できないのです。功罪いろいろあるのでしょうが、同盟国となったことにより朝鮮戦争特需、新幹線や東名高速道路建設などに利用した膨大な資金援助(アメリカだけではないが、アメリカのリーダシップ抜きにはうまくいかなかったかもしれません)だけをみても功の方が勝っていたのだといえるでしょう(ユニセフによる学校給食等の援助だけでも70億円ほどあります)。そのことを日本人は暗に明に判っているのだと思います。 それは、洗脳でもなく、ましてや感情的な反米意識でもなく、日本人が、理性的で賢く、ちゃんと功罪と利害が自ら判断できる国民であることの証拠だと思えます。
- sudacyu
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戦争を始めたり、終わったときの状況があまりに違います。 韓国:日本軍の影響下(日本軍が駐留していました。)で日本に併合。 中国:日本が攻めて行きました。 アメリカ:日本が真珠湾に奇襲攻撃をかけ、国民は万歳三唱、国民が自主的に提灯行列で祝ったところもあります。 終戦のとき:かなりの日本人が本土決戦が回避されて、戦争が終わってほっとしました。 つまり、自分から仕掛けてコテンパンにやられたのですから、恨みようがないじゃないですか。 それに負けても終わる方が、国民にとって良かったんです。既に日本中焼け野原でしたし。負けたといって泣いた人が大勢いましたが、終わって良かったと思った人も大勢いたんです。 反対に、日本がもう戦闘能力がなくなった時点で、突然攻めてきたロシア(ソ連)には、恨みを持つ日本人は大勢います。(長崎に原爆が落とされた日に、ソ連は攻めて来ました。) 外国軍隊が、理不尽に女性や子供の生活の場に入り込んできたら、必ず恨まれます。 韓国に駐留した日本軍。 中国に攻めていった日本軍。 満州に攻め入ったソ連軍。 イラクに侵攻したアメリカ軍。 恨まれて当然でしょう。 日本が攻めたから、攻め返してきたアメリカ軍。これは、恨みようがないです、ある意味で。
お礼
そういえば、私の隣にいる人も、ロシアは最後にいきなりやってくるから汚い、と言ってます。そうですねえ。無抵抗のところの踏み込んでくるようなものですからね。 アメリカに対しては、やったからやられた、、確かにつじつまはあいますね。たしかに、、 ありがとうございます。
- danjonmasuta-
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アメリカに洗脳されたと単純には言えないと思います。それでは「日本人は馬鹿だ」と言うのとさして変わりません。 またアメリカがもたらした民主主義に代表される占領政策が良かったからとも言えません。それではイラクの説明ができないからです。イラク人がアメリカ人と戦い続けるのはなぜでしょうか? 歴史をみれば、イラク人の対応の方が普通なのです。そのことはロシア人も例えばチェチェンでの経験からよく知っています。中国人や韓国人も同様です。 日本だけが歴史の稀有な例外なのです。 だからこそ、ロシア人には不思議に思えたのでしょう。 もしかしたら、日本人にはイラク人に比べて「根性」がないのかもしれません。 しかし、根性だけで説明できません。 もしかしたら、日本人は本当に「大馬鹿者」なのかもしれません。あるいは「大天才」なのかも、馬鹿と天才は紙一重だそうですから。 しかし、いずれにしても、日本がイラクのようにならなくて本当に良かったと思います。
お礼
おもしろい考えですね。 すごく日本人は「大馬鹿者」なのか「大天才」か、一生懸命かんがえてしまいました。たしかに歴史をみれば日本は稀でしょうね。 結果がいいから、アメリカに感謝して習った、、でよしとしてる傾向もありますが、、普通の政策だったんでしょうか?やはりよそからすると信じがたい政策だったんでしょうか、、 本当にどっちなんでしょうね? う~ん、どっちだろう、、、自分なりにかんがえてみますね。 ありがとうございます。
- nemosan
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原爆に関しては、兵器は憎むが人(国)は憎まない!という立場だからでしょう。日本人は原爆だけでなく原子力そのものに対する拒絶なら、今も強いですよ。 アメリカの占領に対しては、結果的に日本人が幸福になったからです。陰気な軍国主義から陽気で解放的な社会になった。地主の土地を接収して小作人に分配するなど、貧富の差を解消した。占領後の内戦も無かったし、憲法9条の効果で米軍の手下として海外の戦争で死ぬこともなかった。逆に、朝鮮戦争やベトナム戦争の特需で、経済的に潤ったくらい。 中国・韓国が嫌いな日本は「軍国主義の日本」で、これは日本人自身も大嫌いですよ。
お礼
そうですよね。原子力にたいする反発はものすごいですよね。 となると、おっしゃるとうる、国は憎まない、、という日本人らしき考えでしょうか。 確かに、アメリカの支配下のおかげで幸福になったんですよねえ。、、「朝鮮戦争やベトナム戦争の特需」この辺がどうあったのか勉強しておきます。 ありがとうございます。
- mn214
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>マッカーサーに洗脳されました 当らずとも遠からずではないでしょうか。 私の子供時代(昭和40年代)、テレビではアメリカのドラマをよくやっていて自分の周りとはずいぶん違う生活様式、電化製品等に憧れたものです。 また、学校での給食はパンと牛乳があり、パンを食べると身体が大きくなると云われ、ご飯よりもこれからはパン食の時代だと云われるようになったりしていました。 日本中が何故かアメリカのアポロ計画に一喜一憂していました。 当時は食生活から家電製品、自動車まであらゆることがアメリカ製が憧れであり、アメリカの後姿を見てとにかく必死でアメリカについていったというのが戦後から経済成長期の日本だったのだと思います。 アメリカに上手く洗脳されたことと、わずか60年で立ち直ってしまった、という日本国民のしたたかさがいつまでもアメリカを敵視しない原因ではないでしょうか。 アメリカは日本で成功したからといって、その後のベトナムやイラク等全く上手くいっていないことからも、日本人特有のしたたかさだと思います。
お礼
ありがとうございます。 そうですね、アメリカが憧れ、、という流れがありましたね。 なんとなくアメリカをお手本にしていればいいのかな、、という感覚は、昔私にもあったきがします。 事実、その後の急成長できましたからねえ。 日本人特有のしたたかさ、、とはいい言葉ですね。 ベトナム、イラクを考えると、根本はそこにあるのかもせれませんね。すごくいい視点だなあと感じました。ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
- pyon1956
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はっきりいえば、敗戦後ずっと、今なおアメリカの支配下にあるから、というのが答えだと思います。 アメリカは世界中に軍事基地を持っていて、驚くなかれキューバにまである(虐待で有名になったグアンタナモ基地)のですが、そうはいっても国土全体に百単位の、そして首都にまで(正確には首都周辺)あるのは珍しいでしょう。 軍事、経済、政治(特に外交)のすべてにおいて、アメリカの意向にそって、あるいは「言われなくても推察して」アメリカ本位の状況です。このため日本の首相は就任後まず参勤交代よろしくアメリカ詣でをしなくてはなりません。 文化においても、これは日本に限りませんがアメリカ文化が大量に流入しています。これまた経済的であるとともに政治的な要素もあるのです。 さらにマスコミを含め、アメリカの直接・間接のコントロール下にあるので、反アメリカの意見は大きくならない、というかマスコミでは特にとりあげられないだけです。日本の政治はマスコミの影響が大変大きいので、アメリカと対抗する意見は大きな流れになりません。むろんガス抜きの意味で諸少量のみ流通させられているのです。
お礼
そうですね。マスコミの影響はおおきいでしょうね。 そういわれてみれば、すべてアメリカに習っていればいい、、というような感覚を思わせますね。日本のマスコミは。 今なおアメリカの支配かにあると考えると分かりやすいですね。 ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 そうですね。アメリカには明らかに負けた、、と誰もが認めるでしょうね。 下の方の「中国が~」からの文章すごく納得させられました。 国たい国、でなくても、個人でもおこりうることですね。 中国が屈辱にかんじてることは当然しってますが、これまで漠然としていた要因がすごくはっきりしてきました。 この辺のからみが鮮明になってくると、アメリカ:日本の関係もまた分かりやすくなりますね。ありがとうございます。