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遺伝子ターゲティングとトランスジェニックマウスの違い。
遺伝子ターゲティングとトランスジェニックマウスはそれぞれどんなものか教えて下さい。特に、遺伝子ターゲティングについて詳しくお願いします(作り方など)。そして、あえて違いを言うなら、この二つはどう違うのですか?面倒な内容ですが、宜しくお願いします。
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遺伝子ターゲティングは、遺伝子操作の手法の一つです。 ある特定の遺伝子(ターゲット)を操作すること。 配列を少し変えたり、遺伝子自体をそっくり別の遺伝子と取り替えてしまったり、 あるいは取り出したり。 トランスジェニックマウスとは、遺伝子ターゲティングを含めた遺伝子操作を施されたマウスを指します。 大腸菌は、トランスジェニック大腸菌とは呼ばず、変異株とか呼んだりします。 ノックアウトは遺伝子をつぶすこと。 ノックインは機能する遺伝子を導入すること。 下の方が書いてるように、どちらも遺伝子ターゲティングの1つです。 作り方は様々です。 スタンダードなのは、ベクター(運び屋)と言われるDNAに、目的の遺伝子を組み込み、 それをマウスなどの対象(レシピエント)に導入します。 ベクターにあった遺伝子は、レシピエントのDNAに組み込まれます。 このベクターをどう設計するか、目的DNAがきちんと組み込まれたかどうかは 様々であり、詳しく説明と長くなります。
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- geneticist12
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回答No.1
参考URLをご覧ください。 補足すると、ノックアウトとノックインはどちらもターゲティングの戦略です。
質問者
お礼
ありがとうございました。自分で見つけようとネットで検索してみたものの、どうも腑に落ちなかったのですが、大変詳しい内容だったので、とても参考になりました。
お礼
ありがとうございました。私のような勉強不足の者にも本当に分かりやすく、とても助かりました。ネットで検索したものだけでは腑に落ちなかったのですが、だからといって質問をどう書いていいのかも分からず、自分でも的確な表現をしたとは思えなかったのに、ご回答は的を射ていて、とてもありがたかったです。