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多元配置分散分析について
統計があまり得意ではないので、データをまとめる頃になって壁にぶつかってしまいました。 以下のような実験をしました。 1;ラットを、対照群と条件A(A群)のもとで飼育し、データを得ました。 2;その後、週齢を変えたラットを1と同じ条件で同じ様に飼育し、1と同じ測定項目のデータを得ました。 3;さらに週齢を変えたラットを1と(2と)同様に飼育し、同様にデータを得ました。 これらの実験から、測定データ、飼育条件、週齢別(時系列?)データの3つの要因ができました。 統計学のテキストを読むと多元配置分散分析を使用するのが適当のように思いましたが、比較したいのは、週齢をX軸に測定データをY軸にとった時にできる折れ線グラフに、飼育条件による差があるかどうかなのです。このような比較ができる統計処理方法はあるのでしょうか?同じような実験を行っている文献を読んではみたのですが、統計をうまく摩り替えているような気がしてあまり納得がいきませんでした。また、読んだテキストには「多元配置分散分析については、別の本を読むように」と書いてあったので、詳細が良くわからないのですが、これを使うのが妥当でしょうか?ぜひご回答いただければと思います。よろしくお願いします。
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>これらの実験から、測定データ、飼育条件、週齢別(時系列?)データの3つの要因ができました。 測定データは1種類だけですよね? だとしたら飼育条件、週齢の2要因で2元配置の分散分析 でいいでしょう。 >比較したいのは、週齢をX軸に測定データをY軸にとった時にできる折れ線グラフに、飼育条件による差があるかどうかなのです。 このグラフに飼育条件別の2本折れ線を書くと、線の 傾き(または形)が違ってくるのを見たいわけですよね。 それならば、2元配置分散分析の「交互作用」がその 検定に当たると思います。
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- sen-sen
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実験時期による差がないとすると、要因(独立変数)は、「飼育条件(名義変数)」、「週齢別(連続変数?:仮説に基づき変数変換が必要かも)」で、従属変数が観測データ(例えば、コントロール群と実験群の何らかの応答の比など)のモデルになるのではないでしょうか。 だとすれば、普通に分散分析すればよいのではないでしょうか。 また、「週齢をX軸に測定データをY軸にとった時にできる折れ線グラフに、飼育条件による差があるかどうか」を見るためには、それらをグラフにして、目で見て判定するか、それぞれの関係の傾きに関する係数(指数関数や多次元関数で近似するとして)の信頼区間の幅が重ならないかどうか調べてはいかがでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。そうですよね・・・、分散分析。今まで1元配置分散分析しか使ったことがない(要因は1要因だけしかなかった)のですが、この場合はやはり2元配置になるのでしょうか?テキストで読んだ限りでは、2元配置でも、求める比較ができないような気がしたのものですから・・・。それから、「信頼区間」、結構基本なんですよね、検定の。なんか、ソフトの操作ばかりに気をとられて忘れがちですが。こちらも試してみます。いろいろアドバイスいただいたおかげで、先が見えてきました!!ありがとうございました。
お礼
redbeanさん、お返事ありがとうございます。 >線の傾き(または形)が違ってくるのを見たい そうです、そのとおりなんです。 なるほど、2元配置分散分析の交互作用ですか。これで一つ前へ進めます! ありがとうございました。統計のテキストを見てもあまり釈然としなかったので、とてもすっきりしました。