- ベストアンサー
○○するも・・の「も」の使い方
いまさらひとには聞きづらいけれど、ずっと気になっていて、いまいちよく使い方に自信のない言葉が、この「○○するも、なになにしない」です。 たとえば、「名前を呼びかけるも、反応はない。」というような使い方をしますよね・・・? (1)書き言葉としてだけ使うもので、話し言葉では使わないものですか? (2)「も」は、「が」に置き換えても意味は同じですか? もし意味が違うのなら、どう変わってきますか? 使い方が違うのでしょうか・・・? 以上2点について、教えてください。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#2です。 >>(私個人は接助の「が」は極力使いません) >その理由を教えていただけたらうれしいです。 理由は3つあります。 1.多くの文章読本で「が、」は使うな、とか要注意と書いてある←権威主義ですね^^; 2.文章が長くなる 哲学書などでは、"・・(100字)であるが、(100字)であった。"なんてざらです。「しかし」で2文に分けてくれればとっても読みやすくなります。 これが順接の「が」であったりすると、もう「ふざけるなぁ!」と私は怒りだしてしまいますね。 3.「が、」は難しい 上記2.のように実は接続助詞の「が」には、順接と逆説があります。このことが読み手に負担になります。 ・体は小さいが、力はある ・体は大きいが、力もある ・安いが、まずい ・安いが、うまい こうような文章が長文であった場合は特にぎこちなくなります。国語学者の大野晋はこれらを「留保の『が』」と呼んでいます。(岩波新書、日本語練習帖)
その他の回答 (4)
- azuki24
- ベストアンサー率49% (907/1826)
文語調の文章や、新聞記事の見出しでしか見かけない言葉ですね。 「○○するも△△せず」等。 広辞苑 [3](接続助詞) (1)動詞的活用の語の連体形に接続して譲歩の気持から、逆接を表す。 …でも。…のに。「泣く―認められず」「期限は今日に迫りたる―準備は未だ成らず」 (2)仮定の逆接条件を表す。 …ても。…であっても。「何等の事由ある―議場に入る事を許さず」
お礼
ご回答ありがとうございます。 (1)では「が」を使っても ○ (2)の場合「が」を使うと × という理解でよいでしょうか・・?
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
文法的な解釈はわかりませんが。 議事録などでよく使う表現ですね。 議論するも、結論出ず。と言う感じで。 短くしかも文語調の雰囲気ですね。 話し言葉としてはあまり聞きませんね。 議論したが、結論は出なかった。 議論したけれども、結論は出なかった。 「も」は感覚的には時間的な順序(古さ)が表現されている気がします。 議論のほうが早いという意味です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 (1)の質問については、承知いたしました。 ただ、(2)についてがやはりまだわたしには少し難しいです(--) >「も」は感覚的には時間的な順序(古さ)が表現されている気がします。 「が」との違いがわかりません。が、新しいご指摘ありがとうございました。
- luune21
- ベストアンサー率45% (747/1633)
(1)文語的表現と書いた辞書もありました。個人的には会話での使用もあり、認めても良いように感じます。 (2)この「も」(係助詞)は「が」ではなく「ても」に置き換えられます。 元々を「て」(接続助詞)+「も」(係助詞)と考えるとわかりやすいかもしれませんが、接続助詞の「ても」の「て」が省略されているというのでも良いかも。 動詞の終止形・連用形に続く場合と種類分けするのが厳密でしょうが、あとは調べてください^^; 接続助詞の「が」は、難しくて説明する勇気がありません。^^;; 辞書で「ても」と比較してみてください。 (私個人は接助の「が」は極力使いません)
お礼
ご回答ありがとうございます。 「が」ではなく、「ても」に置き換えられるものなのですね。 ということは、「が」を使おうかなという場面で「も」をもってくると、間違って恥をかくことがありうるということでしょうか・・・・? >(私個人は接助の「が」は極力使いません) その理由を教えていただけたらうれしいです。
- sunasearch
- ベストアンサー率35% (632/1788)
も (5)動詞の連用形や動作性名詞に付いて、下に否定の語を伴い、打ち消しの意を強めて表す。 「ふりむき―しない」「いちべつ―くれない」 ということで、打ち消しの意味を強調していますので,「が」に置き換えた時よりも、否定が強調されている事になります。 「名前を呼びかけたが、反応はない」に対して、 「名前を呼びかけるも、反応はない」は、 「名前を呼びかけたのに、反応がない」くらいの意味になるかと思います。 「食べても太らない」とかは、普通に口語で使いますよね。 「○○するも」というのは、最近の言葉としてはあまり使われない、昔の言葉である気がしますので、話し言葉にも現れないかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 つまり、「が」の場合、「も」よりも否定の意は強くない・・・ということでしょうか・・・? 今職場の記録で、周りが皆「も」を使っているのですが、なんだか使い方を間違ったら恥ずかしいなと思い、時々「が」を使っているのですが、「が」を使って意味の通るときには、「も」を使っても大丈夫と理解してよいのででしょうか・・・?
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 >哲学書などでは、"・・(100字)であるが、(100字)であった。"なんてざらです。「しかし」で2文に分けてくれればとっても読みやすくなります。 確かに、「しかし」を使って分けてもらった方が読みやすいですね^^ それで思ったのですが、「(100字)であるが、(100字)であった。」という文章では、「が」、を「も」には置き換えられないように感じました。 「も」は比較的簡潔な文章で用いるものかなあと思いました。